
翌日、アルチを発ってワンラへと向かう。このあたりから未舗装路が増えてくる。

軍用トラックも通るんだから律儀に一台ずつでなくても良さそうなものだが、外国人を乗せてるためかきっちりしてます。

山肌はおおむねこんな感じ。風化した岩が崩れて砂となって川面に落ちていく。この砂がインダス川を下ってモヘンジョダロの煉瓦になる、のかな?とりあえず、パキスタン北部の洪水の原因の一端がインドやアフガンにあるのは確か。

支流を遡ってワンラに到着。

ここもなにやら工事中でした。


石材を運ぶのも人力が頼り。というか、機械を使うと雇用が減るとの話。で、この石はどこから来るのかというと、

このおじさんが崖の上から適当なのを落としてくれます。日本人の感覚だと、一日分の石を落としておいておじさんも別の仕事をすればいいと思うのだが、石を運ぶお兄さんが来るのを上でじっと待っています。きっと石を落とすカーストの人なんでしょう。これじゃあ工事が進まないのも無理がないよなあ。

マニ車も工事中で、仮設なのかこれで完成なのかわからないがいい加減なものも並んでいます。


とはいえ、中のお経が見えてるのはまずいんじゃないの?

本尊?の十一面観音像



他の像も立派です
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