チェムレ寺も例によって高さ140mの山の上にある。僧房も多くて街道からでもけっこう目立つ。
山上から見下ろすと、区画ごとに色合いの違う畑が美しい。麦畑が主のようだ。
講師の先生の解説付きツアーに来るくらいだから、みなさん勉強熱心でチベット仏にも詳しいし、まめにメモもとるのだが、こっちは残念ながらそうでもないので、漫然とギャラリー(?)内を歩き回り、お気に入りの作品を見つけては「わーい」と言ってるだけ。キャプションなんか見ちゃいない。そんなもんで、もちろん資料的価値としては古いものが優れているのだろうが、こういう新しくて色も鮮やかな壁画の方がしっくりきます。古い壁画を下手に修復してデッサン狂ったやつなんかは困るけど、そんな中にもヘタウマにしか見えないものがあって、それを探すのもまた楽しい。
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