4日目。ツェチュはグル・リンポチェの偉業を讃えるチベット仏教を代表するお祭り。各月の10日に寺ごとに行われる。今回の場所はシャクティ谷、タクトク・ゴンパ。予定では寺回りをして午後からツェチュになっていたのだが、前日までで「寺に行ったら時間通りにはまず終わらない」ことを学習したためか、朝からまずツェチュに行くことになる。
タクトク寺は山の懐にある古い洞窟寺院なのだが、お祭りをするには手狭なので麓に新しいお堂を建てたらしい。お堂の前に即席の舞台が作られ、奥には観客席も用意されている。ここは寺の檀家の席らしいが、実際には外国人観光客に転売され、回りまわって寺の収入になるようだ。10時からの触れ込みだったが、待てども待てども始まらない。まあ、インドだからねえ。
棒を持った尼さんが客の整理にあたる。素直な客ばかりじゃないので大変そう。
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