2010年8月11日

ヘミス・ゴンパ

へミス寺はラダック王家の菩提寺であり、ラダックで最も大きく裕福なお寺。あちこちで予想以上に手間取り、着いたころにはすっかり夕方になっていた。

観光客だらけという触れ込みだったが、時間が遅いせいか静かなものである。
ラダック最大の祭り、ヘミス・ツェチュの舞台となる前庭。右手がドゥカン(集会堂)、左手奥に博物館がある。まずはその博物館へ行く、のだが、ここがまあ実に立派な内容で、へミス寺の財力を見せ付けるものとなっている。当然ここでもやたらと手間取ることに。入り口にミュージアムショップがあって面白そうなものがたくさん並んでいたのだが、買い物する余裕はなく外へ出る。今回、お金を使う場面はほんと少なかったなあ。
境内は塀にも壁画があったり、
獅子が可愛かったりする。
集会堂はかたっぽが工事中。もう片方も鍵がかかっていた。確かにさんざ道草を食ってすっかりいい時間だから閉まってても不思議はないのだが、閉館の6時まではまだ数分あるはず(いや、それじゃ見てる時間がないんだけどさ)、というので交渉して開けてもらう。ラッキー。
内部はやはり豪華、だけど、やっぱり博物館の印象が強烈でした。写真が撮れないんだから、図録が欲しかったなあ。
ここでも時間をたっぷり使って(当然大幅に時間超過)外に出ると、どこからともなく兄ちゃんがやってきてスッと中に入っていく。兄ちゃん、儲けたね。

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