レーに着いた日に「Days in Ladakh」の山本さんに会う機会があった。
ラダックは長く「秘境」だったこともあり、関連する日本語の資料はそう多くない。10年近く前に出版された旅行人ウルトラガイド「ラダック」が、いまだに一番頼りになるガイドブックとして君臨している(というか、他に選択肢がない)くらいだ。で、なるべくフレッシュな本ということで入手したのが山本さんの「ラダックの風息」。もっとも、ブログは事前にチェックしていたものの、本の方は旅行のお供として買ったので読み始めたのは飛行機がザンスカールを越えてから。それでも、山本さんが来るよという話を聞いて本を持っていかなきゃと思う程度には頭の中に引っかかってたので、まだ手垢の付いていない本を持ってホテルのロビーへ。なんせ荷物が届いていないのでボールペンしかないなあと思ってたら、ちゃんと山本さんの懐からサインペンのセットが出てきました。先生ナイスです。「レーにて」って書いてもらうのを忘れたのはちょっと残念だったけど。で、本を読んでないもんだから何を話したもんだか困ったんですが、ラダックとの馴れ初めとか、ラダックのどこが素敵だとかいった話を伺った。後で考えたら、本を見れば書いてあることも多いんだから失礼な話だ。怒ったりしないで相手をしてくれて助かったけど。本は旅行中と日本に帰ってからと2回読みました。素材がいいことが一番だけど、出版の仕事をいろいろしてただけあってツボの押さえ方が的確で、また行きたくなっちゃいました。こちとらやわに出来てるから、ちょっと生活はできないと思うけど。
水害の前にトレッキングに行ってきますという記事があってから、予定日を過ぎても音沙汰がなかったので心配してたのですが、寸断された道路網を縫ってレーに戻ってきて、また活動を開始されてます。とりあえず、日本人の手になるものでは一番まともな水害のレポートが出てますので、興味があればご一読ください。気が向いたら義援金もよろしくね。
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