2025年11月29日

上野

ちょいと所用で東京に行ってたので、中座して上野公園へ。

運慶 祈りの空間-興福寺北円堂
日光の彩色と金工 社寺建築の美しさの謎を解く @東京国立博物館
物語る黒線たち デューラー「三大書物」の木版画 @国立西洋美術館

サブスクなので、考える暇がない時は便利だわ。

2025年11月23日

神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond

連休の中日で好天、なのだが六甲山はさすがに紅葉も盛りを過ぎ、人が多いとはいえ駐車場が満車になるくらいでバスの積み残しもほぼなく、快適と言えば快適。ただ、やはり一抹の寂しさは感じますな。

ケーブル山上駅は作品を絞り込んで須田悦弘の彫刻3点のみでした。でも、今回はショップとは別に案内所を開設しており開場前からチケットの交換をしてくれたので〇。

まずはガーデンテラスへ。白水ロコの彫刻。確かに天気はいいんだけどちょっともやってて、眺望はもう一つ。
高山植物園へ。ヴィンター/ホルベルト。理屈は読んだけど、葉っぱが多すぎてブロワーが役に立っておらず、なんか別の意味になってしまっているような。
遠山之寛
中村萌。ショップ内の作品を見てよっしゃと思ってたら、
外にもなんか並んでいてちょっと儲けた気分に。
森の音ミュージアムへ。屋外の作品は3年ごとに入れ替わるらしい、ので旧作が多いのだが、新作はこれまで以上に山の中に設置されており登るのも大変。で、植田麻由の大きな作品なのですが、居合わせた子供が言ってたようにサボテンに見えるのだけど、大根。
新池へ。渡辺志桜里。面は3点あったのだが、みなさん一つ見つけると納得して帰っていくのがちょっと残念。まあ、わかりにくいよなあ。こっちも最初どこに何があるのかさっぱりわからんかったし。
記念碑台へ。石島基輝。これは好きなやつ。
サイレンスリゾートへ。いっぺん利用してみたかったこともあり空のダイニングでランチ。
料理が出るまで待ち時間があるからというので、双眼鏡を貸してくれる。手前は夢洲、左はコスモタワー、右奥はPLタワー。確かに優雅なひと時ではあったが、優雅すぎてあとの予定はズタボロに。
reiko.matsuno
風の教会エリアへ。山羊のメリーさん。
これは好きなやつだわ。
阪神淡路から30年ということで震災ネタ。こちらは岩崎貴宏。
で、レギュラーの松蔭美術部も震災絡み。開幕から3か月が経過しもう閉幕間際だというのに噛み噛みで解説してくれるのがなんかいい感じ。お約束なのでガチャにも参加(星でした)。
堀尾貞治×友井隆之。相変わらずこの物量はすさまじいな。
イケミチコ。ちょうど作家さんが来ていていろいろお話を伺う。
長雪恵
岡田裕子。このエリアは駆け足でクリアし、
天覧台に滑り込む。ナウィン・ラワンチャイクン+ナウィン・プロダクション。瀬戸芸でも思ったけど、実はおまけの映像がめっちゃ面白い。
外に出るとすっかり日が暮れていました。結局、みよし観音とトレイルエリアは断念。一日で全部見ようとするとお弁当持参で植物園・ミュージアムは夜の部に回せば何とかなりそうだけど、そこまでするのが正しいのかは疑問だなあ。六甲枝垂れも別会計になっているし、たぶん2日に分けるのが正解。

2025年11月22日

連休

天気はいいし、日中はまずまず暖かいし、紅葉も遠景でならまだきれいだしで、町は大変なことになっていますが、電車と徒歩を主体にしたので何とか。疲れたけど。初日から15000歩は頑張りすぎだよなあ。

やまわきてるり個展 たましいのいれもの @The Terminal KYOTO
朝からテンション上がったけど、連れて帰ってうちに置くのは無理。一番気に入った絵入りレンガは非売品だったからなあ。

民藝誕生100年 京都が紡いだ日常の美 @京都市京セラ美術館本館南1F
梶岡百江展 夕町散歩
ベリーマキコ作品展 めぐる @ギャラリー恵風
上下階とも良かったんだけど、気に入った作品はやや大きくて無理。で、ベリーさんの立体をお持ち帰り。

岡崎和郎・大西伸明 Before Twice, After twice @ギャラリー点
越田博文展 いつかみたどこかへ @ギャラリー16
三木梨々花 フカンゼンな魅惑 @KUNST ARZT
廣田美乃展 無意味の循環 @ギャラリーモーニング
オオヤマネコ個展 FORMING @木羊子ギャラリー
ふくら恵展 笑う門、扉はいつも開いています @レティシア書房
相変わらずのハイテンションで良かったのだが、今回なぜか平面作品に引っ掛かってしまい、お正月にピッタリの色紙絵をポチってしまう。 

25人の絵展
鐵羅佑個展 五千度の庭 @ギャラリーヒルゲート
小林一彦展
中川渉個展
白艸舎 小谷康弘 陶展 @同時代ギャラリー
井口大輔 時間と草枕 @現代美術 艸居
堀口忠彦 遺作展 最後の秋 @フク和ウチ
林康夫 陶 @祇をん小西

2025年11月16日

琵琶湖ビエンナーレ2025 流転〜FLUX

万博やら瀬戸芸やらあって無理かなと思っていたのだが、最終日に何とか滑り込む。ただでさえ紅葉真っ盛りの好天の休日でどこも人が多いのに楽日とあってなかなか大変で、長命寺や沖島は諦め近江八幡中心部のみ。ただ、今回は彦根とかないのでこれで十分と言えば十分だわな。で、さらっと紹介。

旧伴家住宅。万博にも展示されていた奥中章人のバルーン作品。1日数十人程度限定で中に入れたらしいのだが、ここはそれなりに並ぶものの普通に入れてくれる。
キラキラふわふわでめっちゃ楽しい。これだけでもう十分満足。
旧西川家住宅。ジュリアン・シニョレ。
西川庄六別邸。原菜央。このシリーズはみんな表情があって楽しい。
三木サチコ。こういう細かいものも味があって好き。
北浦雄大
ティースペース茶楽。村山大明。作品の印象より、お店の外観でツタがめっちゃ絡まってるのにびっくり。今年は夏が長かったからなあ。で、出張してきていたベーグル屋さんのベーグルとタルトを買い、ポットの紅茶を頼んで、ある意味豪勢なおひるごはん。いつもは路上で近江牛コロッケだからなあ。

ロープウェイで山上へ。八幡山展望館に作品があるのだが、ここはやっぱりお寺でしょう。あとはふもとの出張佃煮屋さん。ロープウェイも結構並んでいたのだが、後から後からどんどん人が増えていたので、お昼時でまだ助かった口かな。
禧長。Kikoh Matsuura。
山本家。本原令子。作家さんが入るでかい靴下も置いてあったのだが、小さいのも良い。
江頭誠
村山大明。プライスリスト(のQRコード)があったのでチラッと開いてみて、そっと閉じる。
まちや倶楽部。エヴァ・ベトリッチ。
藤ya。津守秀憲。
カネ吉別邸。ガブリエラ・モラヴェツ。今回のビエンナーレの前に鬼籍に入られたそうです。長くやってるとそういう話も出てくるよなあ。

伊藤幸久

NO-MAをどうするか少し迷ったんだけど、たまたま万博で見た展示だったのでおとなしく帰宅。来週も控えてるから体力を温存しとかないとね。 

2025年11月15日

ハイシーズン

宋元仏画 蒼海を越えたほとけたち @京都国立博物館
後期展示。閉幕を控えてややお客さんが増えていたが、中華系の比率が上昇。まあ、わざわざ来るんだったら紅葉に合わせるわな。おかげで京都の街中は大変なのだが。中国の渡航注意勧告がもう1週間早く出てればなあとも思うが、わざわざ来てる中華系のお客さんは結構ねちっこく鑑賞していたので、あまり関係ないのかも。

池内ヨシカツ展 MUSORY @京都国立博物館明治古都館
merino Seed Bank @梅軒画廊
山下耕平個展 混雑と、 @MEDIA SHOP gallery 1
中井浩史 ドローイングと紙 @MEDIA SHOP gallery 2
まぜない画家 霧筆畏無 個展 森の中の海 @アートギャラリー北野
井澤幸三展 @ギャラリーなかむら
第2回 京都高瀬川アートフェスティバル @京都 高瀬川内(三条~四条間)
井川健 漆 @祇をん小西
第52回創画展 @京都市京セラ美術館本館南2階
小林真緒美 In The Quiet Light @アートスペース柚
じんぶつだもの @ギャラリーえがく
漆・永守紋子×木版画・杉本奈奈重 空を手繰り、私は灯す @ギャラリーヘプタゴン
FOOTNOTE @クサカベギャラリー
順路に沿って見ていくと最初に置いてある句句さんのカタツムリの家がめっちゃツボだったので、(いちおうお伺いを立ててから)ポチってしまう。結構微妙なサイズなんだけど、どこに置くの、これ。

2025年11月9日

美作三湯芸術温度2025

親戚の結婚式で広島に行ってたので、帰りにちょっと寄り道。名前の通り3か所でやってるのだが、全部回るのは無理だし、今回は未踏の地だった湯原温泉へ。で、作品はまあ面白いんだけど、それ以上に湯原温泉自体が面白い。真昼間に回ってるせいもあって人影も少なく、温泉地としても芸術祭としても大丈夫かというレベルなのだが、とにかくいたるところにはんざき(オオサンショウウオ)が出てくる。作品もはんざき絡みがやたら多い。展示施設も立派だし、山車はすごいし、祠も立ってる(半分に割いても生きてるというはんざきに因んで割り箸を売ってたりするのがお茶目)。前回来た時も思ったけど、このイベントはやっぱりちゃんと泊って回らないとダメだよな。ただ、トリエンナーレ形式で瀬戸芸や岡山芸術交流と被ってるから(岡山県としては一緒に回ってほしいんだろうけど、無理)なかなか行きにくいんだよねえ。ちゃんと動けるうちに機会があればいいけど。


2025年11月2日

えんそく

皆さんお歳なのですっかり緩くなってしまった秋のえんそく。今年は農業公園信貴山のどか村。住所としては奈良県三郷町で奈良県側からもアクセスできるのだが、ケーブルカーに乗りたいという理由で大阪側からアプローチする(時間的にもこちらの方がわずかに早い)。おおさか東線開通で環状線まで出なくてもよくなったので、道中適当に座れるのもありがたい。連休中日で天気もまずまずだったので、結構な混み具合。信貴山門バス停からの送迎バスは往復とも補助いすフル活用で、遠足の子供たちと同行することに(園内では全く見かけなかったけど、どこに行ってたんだろう)。こちとら関係ないけど、メインの駐車場も満車。でもまあ、園内はだだっ広いのであまりストレスはない(行ってないけど温泉もある)。メインイベントは「いもほり」だったのだが、さすがにサツマイモはもう終わり間際で(旬は九条ネギと大根)、控えの控えの畑に案内される。あの感じだと今日でシーズンおしまいだったんじゃないかな。一昨日の雨でぬかるんでて、サツマイモ畑のイメージとはだいぶ遠い。参加者6名で6株掘ることにして、指定された畝の区画を掘っていくのだが、畑としてもたぶん外れなのでそう多くは収穫できず。とはいえ、たくさん採れても持って帰るのが大変なので、あんなもんでしょう。味はまあ食べてみないと何とも。昼食後は園内を散策し、山羊とか鶏とか城跡とか大道芸とか見て、売店で散財して(プリンも枝豆もおいしかった)帰宅。まあ、お年寄りにはこれくらいがちょうどいいですね。

2025年11月1日

連休

好天の予報だったのに一雨きたりはしましたが、気温も高くもなく低くもなくいい一日。

京都銀行 京都市立芸術大学コレクション 美術研究支援制度25周年記念展 @京都市立芸術大学芸術資料館
初っ端の集治さんの昔の作品がとにかく良くって、これでもう今日はいい日になることが決定。芸祭なので表に芸研のお店が出ていてガチャだの半饅頭だので散財。目玉は(展覧会にも出品していた)河野先生のサイン本だったのだが、本自体は持ってるからなあ。

ターニヤ・アル゠フーリー & ズィヤード・アブー・リーシュ 電力と権力を探して @京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
京都市立芸術大学芸大祭2025
大学が街中に移って、模擬店で売られてるグッズは格段に良くなったと思う(クオリティ云々ではなく売れ筋のものに変化した印象)。びっくらこいたことにどばしほのかさんがお店を出していて、思わずぬいさんを1体連れて帰ることに。そうこうしているうちに目をつけていた帽子はいなくなってたし、展示はパッとしないのだが、とにかくもう十分満足。

生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 その魂の召喚 @美術館えきKYOTO
成山亜衣展 @ギャラリーモーニング
汲田裕子展 立涌 @ギャラリー16
第39回京都芸術祭美術部門国際交流総合展 @京都市美術館別館2F
川端千絵 木版画展 星の住み家
杉本奈奈重 個展 あなたの名残り @ギャラリー恵風
三宅砂織 影色 @ARTRO
ART & LIFE 9th 芸術と生活 @JARFO京・文博
世界遺産 縄文
未来へのおくりもの 京都府×京都市 指定文化財 @京都文化博物館

毎年途中で挫折していたミュージアムフォーのスタンプラリーをやっと完遂。まあ、やったからと言って特にお土産はないのだが(抽選権が発生するだけ)、頑張った感はあるな。今は4館ともサブスクにしてしまっているので、行けばいいだけだとは言え。

2025年10月26日

土砂降りにはならないからまあいいか

土日分まとめて、

Open Studio 2025 Autumn @Super Studio Kitakagaya
KENJI YANOBE LUCA:THE LANDING @MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA

ほぼ開場時間に行ったのだが、大行列。結局、飯能の島にあった作品の中に入る列とショップに入る列は長すぎで諦めたのだが、なんにせよ、これに行列ができるのは大阪も悪くないなと思う(みなさん万博で並ぶのに慣れただけかもしれないが)。

玉本奈々展 きざはし @御殿山生涯学習美術センター

こちらも無料のイベントなのだが、ほぼ無人。まあ、立地がもうひとつだからなあ。駅近ではあるんだけど。
服部しほり展 以上を以て、序とする次第 @カホギャラリー

アクセスは問題だが。日本画の展示にはピッタリの空間で、それに負けない作品群が展開されるのはさすが。久しぶりにイケメンのお兄さんもいたし、小動物もたくさん。メインの十牛図は今から完結が楽しみ。こういう空間を見ると、我が家もなんとかせにゃ、というのが先に立ってしまうのは悲しいが。

随行奏子個展 LIFE MAKER @KUNST ARZT
コレクションルーム 特集「こどもへのまなざし」 @京都市京セラ美術館本館1階北
没後50年 堂本印象 自在なる創造 @京都国立近代美術館
印象美術館で見たことのある作品が多いのだが、逆に公募展に出始めの頃の作品が新鮮というのがなんとも。

山田千尋個展 COME TO LIFE @京都岡崎蔦屋書店
尖 小品展 日本画 @ギャラリー恵風

2025年10月18日

ようやく秋、なのか

Bhajju Shyam KYOTO 2025 いのち の かたち @東寺食堂
正直前回ほどの衝撃はないが、普通に良い。無料なんだから十分以上。

長谷川直人-陶- @祇をん小西
石井海音 虹の麓 @イムラアートギャラリー
片野まん 軋轢 @MORI YU GALLERY KYOTO
森本加弥乃展 Timeless time @ギャラリー16
どばしほのか 個展 あなたが眠りについたころ あの鳥は @KUNST ARZT
北浦和也木彫展 "At that time." 2025 10.14-26 @ギャラリーモーニング
どばしさんも北浦さんもツボなんだけど、欲しい作品はちょっと大きめで置ける場所がないから辛い。

丸木位里没後30年・丸木俊没後25年展 @ギャラリーヒルゲート
Chil/Toyomi Dubai 二人展 天地創造 vol.2
SAGA DASH -2025-
コガシゲコ IN THE SPACE
KOJIMAYUZUHO POP-UP @同時代ギャラリー
DAICHI MIURA 個展 Dolls
林銘君 個展 常常 @京都蔦屋書店
Unknown World 見慣れた光景とその向こう側
柴田恭久 陶芸の仕事展 @京都高島屋

朝電車に乗ったら暖房が入っていた。いや、さすがにまだ暑いんですけど(明日から秋の空気になるらしいけどさ)。 

2025年10月13日

木津川アート 2025

 今年の会場は市役所周辺とけいはんなプラザ周辺。まずはJR木津駅からスタート。

市役所まで移動、林元気さんの映像作品。
中島麦さんはカフェの内装なのだが、さすがに朝一ではお腹空いてないのでパス。
今回唯一の民家、上岡邸。建物自体も興味深かったし、園川さんとか、
TESSEYさんとか、まあなじみの人たちではあるんだけど、庭も含めて空間をうまく使ってて良かった。
シャトルバスでけいはんなプラザに移動。近所のドンキにも作品があるのだが、わかりにくいし、そもそもお店なので写真撮りにくいのがねえ。
けいはんな記念公園へ移動。おそらくここが今回の主会場で、作品抜きで面白い。無料エリアもだだっ広いのだが、有料の庭園は圧巻の規模。国家プロジェクトだったのだよねえ(いちおう井上信太さんの作品を撮った写真なんだけど、この高さに橋がかかっている)。
新野洋さんの作品。探すのにだいぶ手間取ったが何とかコンプリートできた。やれやれ。
カフェのショップにTシャツが置いてあったので「あれ」と思ったのだが、庭園を一周して松本誠史さんの像に逢うところまで。おおむねなじみのある作家さんなんだけど、やはりこの場所ならではの表現というものもあるし、天気は持ってくれたし、そんなに暑くならなかったし、おおむね満足。とんかつ屋さんで思ったよりでかいとんかつを食べて終了(美味いんだから文句はないです)。