2012年9月30日

台風接近

今日はおとなしくしているつもりだったのだが、フライヤーを整理していて今日までの展示で見落としているものを発見、風雨の中を街に出る。

西村真琴・吉川輝 2人展 「pom-pot」
Milton Ogura  ★Milton Encore★
ササキユウタ 展 @新風館 TRUCK MARKET gallery
今年の美術館での京芸作品展で一番印象に残っているのが西村真琴のTOWER。今回も出品されてましたが、台座が黒に変わっています。作品展ではいろいろ制約があるみたい。花器も面白い。でも、ここで一番嵌まったのはウィンドウの小倉ミルトン。欲しかったけど、さすがにしばらく自粛。

さて、目的はここと陶磁器会館なんだから、さっさと見に行っておとなしく帰ればいいのだが、ついでにあちこち回ってしまうのがバカ。でも、さすがに人影はまばら。この日は「JAZZ at SANJYO」が開催されていたのだが、もともとの人通りが少ないから集客に苦戦。高級レストランは客引きに精を出し(仕入れた食材がダメになるからなあ)、駐車場も表通りまで出て客引き。ART ZONEのトークショーは中止になってるし。こちらも足元ずぶずぶになりながら、靴を脱ぐ必要のある場所を避け、極力アーケードをつたってうろうろ。台風のさなか15000歩ってのはさすがに頑張りすぎだよなあ。

3・11を想うチャリティーアート展 -東北へ心をつなぐ- @堺町画廊
秋の灯り展 @くらふとギャラリー集
真鍋沙智 LOVE ODYSSEY @ギャラリーH2O
松見 拓也/写真展 @ギャラリーPARC
Hers' 2012
藤井麻個展 picnic -うるしの森でピクニック- @同時代ギャラリー
中井一男個展 ―私風景・静謐なものたちとの対話― @ギャラリーヒルゲート
西村一成個展 目の中の目 @ギャルリー宮脇
白駒一樹 木版画展 Garden @あとりえ05のちいさなギャラリー
久世建二展 The avant-garde ceramic art
渡部慶二郎展
寄神宗美展 ~陶~ Twins @ギャラリーマロニエ
菅原さちよ展 時の岸辺
河井透 作陶展 @高島屋京都店
黒川徹展 ~むこうのかべ~ @京都陶磁器会館

ずっと引っかかっていた黒川徹はやっぱり良かったけど、思わぬ収穫は久々に出向いたマロニエ。どのフロアも当たりなのは珍しいよねえ。

2012年9月29日

なんか買い物に逃避しているような気がしないでもないな


ビリー・カウィー 「Tango de Soledad / The Revery Alone / In the Flesh」 @京都芸術術センター
記憶の標本/岩田萌・木田小百合 @京都精華大学ギャラリーフロール
フライヤー見て妙に引っかかったので、スタンプもらいがてら精華まで出かけたけど、これは正解でした。奥の部屋の葉っぱがぐるぐる回ってるやつがお気に入り。

椎原保展 「ephemera/ここのむこう」 @ギャラリーアーティスロング

このあと、サイレントアクア2012を再見。やっぱり去年より落ちてるような気がするが、チャリティーなのでがんがん札を入れる。これで落ちちゃうのなら貰っとかないとしょうがない、という設定で、正直他所に引き取られていった方がうれしいくらいだが、入札も低調のような気がするから、、、結果未定ながらとりあえず散財。

鷲津民子installation @ギャラリーすずき
新道牧人展 「medium ミディアム」 @アートスペース虹
山本麻衣子個展 @ギャラリーモーニング
明楽和記「Touch &Stroke」展 @KUNST ARZT

ルピシア グラン・マルシェ2012 @みやこめっせ
試飲のお茶はだいたい身に覚えのあるものだが、家で煎れるよりうまかったりするので、ちょっと悔しい。むしろ少量作って処分セールになってるようなお茶を飲ませてくれるとありがたいのだが、それは商売として成立しないからなあ。でもまあ、お茶だけでお腹いっぱいで、お茶請け込みで立派な昼食。当然ながら、十分以上に散財。

京都きりえ展 @京都市美術館
大谷史乃 個展 transparent @Gallery Ort Project
津守愛香 展
佐藤敏 展 「盒の風景」 @ギャラリー恵風
津守さんは前に陶芸の森で見たことがあって、今回もやっぱり楽しかったんだけど、上の佐藤さんがまた楽しい(お師匠さんなんだそうです)。すごくきっちりとした役に立たないもの、というか、ちゃんと使えるらしいんだけどそれを拒んでいるもの、なのかな。しかもお値段もお手ごろ、、、でも、やっぱり手は出ない。一通り上下して津守さんの作品を一点予約。うーん、散財。

グループ展 「物が語る」 @イムラアートギャラリー
タカシマヤのトートバックがウケた。よかった。

さて、ここまででスタンプが12個を超えたので、アンテナ・メディアに行ってみた。が、オープンしてるけど無人(いいのかなあ)。うろうろしていると出展している作家さんが来たので尋ねてみたけど(ポストカードは聞いてるけど)食券についてはわからないとのこと。また後日出直すことに。話をしているうちに、この方が西村知子さんだということが判明したので、作品の購入について相談。といっても、もともとプライスタグのついてない展覧会だし、ギャラリースタッフ抜きで商談をするのはまずいので、これも後日出直すことに。ということで、ほんとに買うのかわからない(そもそも値段がわからない)んだけど、散財。

藤平寧展 @祇をん小西
土屋彰男 展 「日々のくらしから」 @ぎゃらりぃ西利

百均で新しい職場用の買出しをして、夕食はドーナツ半額にしようかと思ったけど、行列が半端ないので断念し生協でお寿司。

2012年9月23日

駄賃

大阪で所用があり、ちょっこら立ち寄る。

山と森の精霊 高千穂・椎葉・米良の神楽 展 @LIXILギャラリー大阪
mocchi mocchi exhibition SILK SCREEN PRINTING WORKS @DMO ARTS
ARTFUL LIFE -暮らしを彩る、アートとうつわ
アンティーク ヨーロッパ名窯展
古林節生 油彩画展 @JR大阪三越伊勢丹

デパート行って北海道物産展でワイン買ったから満足。

2012年9月22日

丹波篠山・まちなみアートフェスティバル

陶芸美術館の中国陶磁名品展を見て(モノはいいが特に目新しさはなく、企画展の三原研の方が面白いのはよくあるパターン)河原町妻入商家群へ。うまく安い方の駐車場にもぐりこみ町歩きを楽しむ。これも特に目新しさはなく良く見る光景だが、別につまらないわけではなく遠出して十分納得できる出来。なかなか独自性を打ち出すのは難しいよね。やきもののオルゴールと木工の楽器(ハープ類)が楽しめました。

2012年9月19日

スタンプラリー

最後の休みを使ってスタンプを集める。当然のような気もするが、大学ミュージアムは平日でないと開いていない所が結構多いのだ。まだ夏休みのところまであるし。

京都外国語大学国際文化資料館
場所がわかりにくい。守衛さんに説明してもらったのに、しっかり迷う。でも、展示内容は○です。

立花英久塑像展 「僕はなぜ目を閉じてしまったのか」
佐伯洋江 展 @タカ・イシイギャラリー京都
藤田匠平 山野千里 フジタチサト 展 「机隣(キリン)」 @小山登美夫ギャラリー京都
すごく楽しいけど、手ごろなものは売約済。まあ、見るだけで十分満足しましたけどね。

中西和作品展 @Art Space-MEISEI
(かもがわカフェでランチ)
物語の世界 @大谷大学博物館
一緒にやっている実習生展のプレゼンに遭遇。大学博物館の意義ってこういうこともあるよなあ。普段気にしていないことが見えて面白うございました。

世界報道写真展 @立命館大学国際平和ミュージアム
写真展もだけど、オープニングセレモニーのNOUN YAのミニコンサートが良かった。シリア人のフルートとウードのユニットなんだけど、フルートの音がとっても非西洋的で面白い。 明晩法然院でフルバージョンのライブがあるそうだけど、さすがに無理だな。

佛教大学の100年 @佛教大学宗教文化ミュージアム

道に迷うし、バスは目の前で行っちゃうし、目当てのギャラリーはなぜか閉まってるし、いろいろあるのだが、満足。スタンプラリーは大学ミュージアム連携、京都藝術とも目標までの目星はついたので、今週末は他のことに使えそうです。

2012年9月17日

万博公園

北欧音楽ピクニックもやってたんだけど、午後からのスタートになったのと、帰りを急ぐ理由があったのでパスしました。なかなか縁がない。

芹沢銈介と日本の染織 @大阪日本民芸館
いつものやつなんだけど、やっぱり落ち着きますね、これは。

世界の織機と織物─織って!みて!織りのカラクリ大発見 @国立民族学博物館
今日は無料公開日だったので賑やか。特別展はちょうどいい感じだったんだけど、常設の方は危なっかしい子供が走りまわってて、お姉さんたちがちょっと苦労してました。でもまあ、混み具合としてはまだまだ余裕。

出来ればスタンプラリーをやりにもう一度行きたいけど、 チャンスがあるかなあ。

2012年9月16日

京都藝術

今日は六甲山のつもりだったのだが、台風の影響で山の天気は心配だったため取りやめ。京都市内の散策に変更した。結果的には山の天気も持ってたみたいなんだけど、まあ、いいや。

タカシマヤのばら アートセッション @高島屋京都店
というわけで予定外の高島屋。でも、これはすごく良かった。おなじみの「ばらのリース」でみんなで遊ぼう、という催し。普通なら止めに入るところが好きにやってねと言ってくれるんだから、こりゃあ燃えるよなあ。で、原画も関連商品もいい出来です。いろいろあったんだけど、最後の一個というセールストークに負けて、ヨメが金丸悠児のトートバックを購入。朝からすっかりハイテンション。
三橋遵展 「染 立体」 @祇をん小西
これも良かったけど、周囲に空間が必要な作品だし、今日はもう散財したので、、、でも満足。

田中真吾個展 「繋ぎとめる/零れおちる」 @eN arts
作品もだけど、パネルの処理に感心。言われるまで判らない。

京都同時代学生陶芸展 @元立誠小学校
自習室の奥に家庭科室があるのは初めて知った。まあ、小学校だからあって当然なんだけど。

「dance」 京都造形芸術大学大学院修士課程・芸術表現特論Ⅶ課題制作展 @ARTZONE
司修展 「宮澤賢治の世界」~賢治の東北への思い~ @ギャラリーヒルゲート
グルッポ・ルーチェ第4回合同展 @同時代ギャラリー
「Big Day Coming」 中屋敷智生展  @ギャラリー・パルク
京都アートフリーマーケット @京都文化博物館・他
大島尚子作品展Ⅱ @arton art gallery
これはフライヤーをたまたま見つけて出向く。やっぱりこの人好きだわ。なお、会期は1週間延長になっているようです(10/7まで)。

千總コレクション「描かれた小袖」 @千總ギャラリー
あるのは知ってたけど、イベントがなければ出向くことはなかっただろうから、京都藝術さまさまです。

NUA textile 展
扇千花個展 「みえないけれど そこにいるのわわかる」 @ギャラリー・ギャラリー
うーん、疲れてるせいもあるけど、この空間は落ち着く。

Factory図書館 @Factory Kyoto
ここは前に一度来た時にも、何をやってるスペースなのかさっぱりわからなかったのだが、やっぱりわからん。年をとったからかもしれないけど(確かに昭和の頃にはこんな場所があったような気も、、、)。でもまあ、レモネードは疲れた体には助かりました。ありがとうございました。次にうかがう時には何か持っていくようにします。

PHANTASMA @アンテナ・メディア
この時点で京都藝術のスタンプは7つ。田中さんとあれこれお話をして、ステッカーをもらう。とにかく、カレーの食券を手に入れるまでは頑張らないと(って、何か目的を間違えてるような気もするが、、、)。それはそれとして、今年の芸大制作展でも思ったけど、やっぱり西村知子はツボだなあ。

2012年9月15日

お仕事

の前にちょっろと@KCUAに立ち寄る。

サイレントアクア2012
前回は会場で見てないからなんとも言えないけど、「ハガキサイズ程度」って規定はあまり守られてませんね。立体もそこそこあったし。経費削減のためか会場手渡しがなくなりすべて郵送になった(支払いも振込みのみになった)みたいだけど、レターパックに入るのかちょっと心配。

矢部真知己展 〜水紋アクアリウム〜
丸瀬琉雀展 第2回 今美術展
駒井淳也展 「pocketful of rainbows」
2階では丸瀬琉雀ですね。作品もだけど、プライスリストが楽しい。1階がサイレントオークションなのもぴったりだよなあ。

2012年9月8日

今日は雷雨にならなかったね

雨はぱらついてましたが、とりあえず傘がいるような雨にはならなかったから何より。

西田桃子個展
田村蘊展 実生 @ギャラリー恵風
本日のベスト。野外で採集してきた植物の根を点描で描くのだが、描いた後はまた植物を埋め戻しに行くらしい。描かれているのが庭に生えてくる邪魔っけな連中だったりするので、思わず「戻さないでよ」とか思っちゃう。絵とは関係ないけど。

近代洋画の開拓者 高橋由一 @京都国立近代美術館
うーん、なんか仰々しくっていまいちだなあ。もっとさりげなく見せてくれればいいのに(特に「鮭」)。4階の小企画展の田村宗立の方がよっぽど好みだわ。東京もんが嫌いなだけかもしらんけど。

美術のくすり @KUNST ARZT
山部泰司展 「一万年後の森へ」 @ギャラリーモーニング
井浦崇+大島幸代 「water's edge」 @アートスペース虹
中村潤展 「バン・マリー」 @ギャラリーすずき

今日はお疲れなので、ここまでで断念。

2012年9月4日

大地の芸術祭(総括)

結局、155/367作品をみて、3つのイベントに参加しました。3年前の秋の記事で「やっぱり夏に来ないと」と書いたものの、夏は夏で大変でした。確かに日照時間が長いのは有利だけど、とにかく暑い。山歩きをやろうという気にならないくらい。一番いい時期は農繁期で運営がしんどそうだから、たぶん今くらいの時期がbestなんでしょうね。

2012年9月3日

ハウステンボス

日曜朝は田平天主堂へ。ミサの直前だったのでそそくさと退散しましたが、ここはおすすめ。ステンドグラスがじっくり見られなかったのが残念だけど、信者の方の邪魔をするわけにもいかないからねえ。

その後はハウステンボスへ。予想通りといえばそうだが、博覧会と一緒でパビリオンには頭を抱えるものが多いものの、ライブステージはなかなか優秀(特にタヒチアンダンスとタンゴショー)。シューティングスターは楽しいし、プロジェクション・マッピングはよく出来てたし、後はWINS佐世保。アムステルダムの歌劇場を模しているそうだが、ちょっとあきれます。

翌日、ゴッホ展を見て帰路へ。ゴッホなんかじっくり見たことなかったけど、いろいろ悩んでるんだねえ。エッシャーのTシャツがショップのおばちゃんにウケてよかった。

しかし、この夏はよく遊んだよね。秋から何かと不自由になるので、勘弁してもらおう。

2012年9月1日

平戸


宝亀教会、紐差教会、生月町博物館「島の館」、大バエ灯台、塩俵の断崖、平戸ザビエル記念聖堂、平戸城、平戸オランダ商館、と回遊。教会では宝亀教会が開けっぴろげで好感。あとは島の館。かくれキリシタン関連の展示がすばらしい。とか言いつつ写真は紐差教会と塩俵の断崖なんですが。とにかくどこに行っても空の青と海の緑が映えて癒されます。風が通り抜けるので、晴れてるのにそう暑く感じないし。ラッキー。