2009年1月14日

とうとうきたか

パイオニア、レーザーディスク再生機の生産終了

まあ、パイオニア自体の経営環境も悪いし、元祖の面子だけで維持は無理だよなあ。今のうちにCLD-R5あたりを確保しておいた方がいいのかねえ。悩みどころだわ。

レコード針はまだ売ってるんだから(プレーヤーもね)、デジモノはホント難しいわ。

2009年1月12日

初春文楽公演 新版歌祭文

知人からチケットをいただいたので行ってきました。文楽劇場は何度も前を通ってるけど、中は始めて。文楽も色物(英太夫のゴスペル・イン・文楽)は見たことあるけど、古典は初めて。

有名なお染久松の話なんだけど、何でこんなことになるのか話が見えない。江戸時代の日本人と現代の日本人の心根はすっかり別物になっているらしい。罪を押し付けられると(どう考えても無理筋なのに)周囲も納得してあっさり蟄居、犯罪がバレて追求されてもお金は盗人が持って帰る。想い人の心が無いと知るや白無垢のままあっさり尼になっちゃうし、勘当された息子はオヤジの戒名を上腕に彫り込むし、母親は14で勘当になった息子に気がつかないし(息子の方もだけど)、挙句にお家再興の悲願と惚れた女のどちらも選ばず(両方選ぶ手すらありそうなのに)自死を選び、女もすぐ後を追う。これはいったいなんなんだろう。で、確かにこの心中は大晦日の夜ということになってるし、心中の場面は割愛されているのだが、新春公演で心中モノだもんなあ。もう付いていけないんだけど、、、楽しめました。

いいむろなおきのマイムde絵画

大阪府現代美術センター他の新春企画「笑って観るアート」展(本日初日)の関連企画。展示室内で展示してある絵画をネタにマイムを演じる。どういったルートで来ているのか知らないが、子供が結構来ていて、現代美術の展示としてはかなり異質な雰囲気。フロアの黄色いクッションがかわいい。1時間弱の公演だったが、あっという間に終演。展示作品そのものはそうでもないんだけど、マイムにしてしまうとかなり笑える。新年早々トクした気分になりました。共催の文化情報センターやワッハ上方共々、いい形で残せるといいんだけどなあ。

2009年1月10日

上野伊三郎+リチ コレクション展

チラシを見て面白そうだったので出かけてみた。

伊三郎と出会う前のリチのデザインがどこから見ても和様なのにびっくり。この人は初めから日本で暮らすように運命づけられてたんだ、と言いたいところだが、アールヌーヴォーってのはこういうもの。それにしても、日本の図案の理解度は抜けてますけどね。で、リチのデザインがある意味現代的なのに、伊三郎の建築の方はバウハウス様のアールデコ建築で今から見ると面白味がない。当時は最先端だったんだけどねえ。まあ、明治の洋風建築は保存運動が起こるのに、昭和初期の名建築にはみんな冷たいもんなあ。あと50年もすればまた再評価されるとは思うんだけど。

「京都御所ゆかりの至宝-甦る宮廷文化の美」

本日初日、ですが、雪混じりの天気で客足は伸びず。

タイトルは御所を前面に出しているものの、御所に現存するものというより御所から広がった文物(「ゆかり」って書いてあるもんなあ)がほとんどで、それを言ったら京都中たいていそうなんじゃないかという気も。まあ、御所の障壁画もちゃんと来てましたけどね。で、この障壁画が幕末のもので意外とポップ。あと、やっぱり桂離宮の引手のデザインセンス。いっぺん見に行かないととは思ってるんだけどなあ。

2009年1月5日

ウェッジウッド

ウェッジウッドが破綻 景気悪化で販売不振

ソースによっていろんなニュアンスの記事が出てるし、ブランド自体がなくなるとは思えないのだが、ちょっとショック。オペルがつぶれて整備が出来なくなる心配ばかりしてたけど、カップの補充が出来なくなる方が先かも。もっとも、我が家のウェッジウッドはたいてい貰い物で、割れても補充しないだろうけどね、、、あ、そんなこったから経営破綻するのか。

2009年1月3日

帰省のお供

今回の車中のBGM

赤塚不二夫トリビュート~四十一才の春だから~

この企画だとバカボンとアッコちゃんが目立つのは仕方ないかな。現代的な作りの楽曲の中で、こおろぎ’73の「元祖天才バカボンの春」がぴったり嵌ってしまうのはある意味すごい。しかし、今更ながら、バカボンのパパは41歳なんだよなあ(昭和元年生まれらしいが)。体に無理が利かなくなるはずだわ。

ザ・ピーナッツ sings“Arranger”宮川泰

しばらく前に宮川パパの作曲作品集が出てたけど、こちらは宮川さんがアレンジしたカヴァー曲を集めたもの。ピーナッツはマナカナと比べるとずいぶん安心して聞いていられます(比べるなよ)。


エノケン芸道一代


エノケンものにしてはえらく録音状態が良好。いつ頃の録音なんだろう?

ウィスパー・ノット

お口直し、ナイトドライブのお供。高速よりは郊外の一般道向き(演奏の問題ではなく、クルマの遮音性の問題)。