2008年10月26日

あそぼえんそく

今回は甲山からごろごろ岳、の予定だったんですが、雨は降るし、最初の沢歩き(何でそんなものがあるの?)で地図にある道がなくなっていて撤退を余儀なくされたり、地すべり資料館で話の長いおじいさんに捕まったりしてすっかり戦意喪失。甲山に登っただけで神呪寺でメシ食って終了、しました。なんか、年々歩く時間が短くなっているなあ。

ツマガリの本店でシュークリーム買って大満足。

マトリョミン (ME03)

買っちゃいました。みゅいみゅい鳴ってかわいい奴です。大人の科学のおまけに比べるとさすがに音も立派(あれはいわゆるテルミンの音は出ないからなあ)。しばらくは遊んでそうですね。

ルピシア グラン・マルシェ

ルピシアさんとはもう随分長い付き合いなのだが、おおむね年に一度福袋を買うだけの商売にならない客をやっている。福袋がほとんど試飲会みたいなものなので、80種のお茶が試飲出来ます、と言われてもなあとは思ったのだが、ちょうど大阪に行く用事もあったので行ってきました。で、やっぱり一度にこれだけのお茶を飲むと楽しい、のだが、どうしても癖の強い茶葉の評価が高くなってしまうのは仕方ないかな。それでも、やっぱりセイロンはいいよねとか、ダージリンはセカンド・フラッシュが一番らしいよねとか、好みの再確認は出来ました。しかし、それでお茶を買うのかといえば、お土産用など買うには買ったけどやはり商売になってるかは疑問。まあ、こっちが心配することじゃないけどね。

チャイのブースのお兄さんが芸が細かくて感心しました。

お茶だけで腹一杯にはなったのですが、その後は30分おきに数回トイレに通うことに。まあ、いいんですけどね。

2008年10月18日

北海道開拓記念館

千歳空港に行く前にちょろっと寄ってみました。まあ、京都から伊丹空港に行く途中にみんぱくに寄るようなもんだから、相当ふざけてますが。

当初の目的は特別展の方だったんだけど、まず常設からスタートする構造になっている。で、この常設展が充実していて面白い。北海道を中心に千島や沿海州まで含めた諸文化の流れの紹介がえんえん続く。じっくり見てたら時間が心もとなくなってきて、後半の明治以降の開拓史(本来はこちらがメイン、なのかな?)は適当にはしょる。ところが、特別展(古代北方世界に生きた人びと-交流と交易-)の方に行ってみると意外にあっさりした展示で、東北北部との関連を中心に別の資料で常設の内容をなぞっただけ。結局時間が余ってしまった。うーん、世の中こんなもんだよなあ。

2008年10月17日

芸術の森

前日からの流れでやってきました札幌芸術の森。美術館の「國松明日香展」も行ったけど、写真もないし野外美術館の風景をばざざっと紹介(いや、國松展も面白かったんだけどね)。











ここも平日なので客は少なく、授業で来てるらしい小学生がうるさい程度でのんびりした雰囲気。今年は北海道も秋の訪れが遅いらしくて(先週は寒かったそうだが、今はコートは不要。これなら旭川競馬の最後の開催も視野に入れておけばよかったかなあ。あそこは山の上だから寒そうだけど)紅葉が見事。郊外だけかと思ったら札幌の街中もほぼベストの状態だったので、学会の開催時期としては申し分なかったですね。来年からしばらく関東と関西が続くし、来年は残暑の時期の京都だから「どうにかしてくれよ」だけど。 まあ、よそから来る人にとってはそれもいいのかなあ?再来年の浦安も懇親会がネズミーランドだったりするとウケるんだろうけど、どうなんだか。

2008年10月16日

モエレ沼公園

さて、札幌にきたらやっぱり最初はここだな、のモエレ沼公園。仕事の前に行ったんだけど、平日の朝(さりとて出勤前に寄れる時間でもない)だけあって人影はまばら。レンタサイクルに乗った中国人の団体と近所の幼稚園?の遠足が目立つ程度。ただ、それ以上にこの朝は、

すごい霧。プレイマウンテンに登ってもモエレ山が見えないほど(と言っても知ってる人にしかわからないけど)。それでもうろうろするうちにだんだん視界が開けてきて、幻想的な風景ともおさらば。
遊具の数々。幼稚園はこういうところに来てほしいけど、原っぱで走り回ってました。大彫刻家も自然には負けるか。
モエレ山の頂上から階段を見下ろす。ちなみに、登ったのはもう少し緩やかなルート。
しかしまあ、これが入場料いらない施設なんだからすごいよなあ。手入れも行き届いてるし。さすがにお布施はしたけどね。
帰る頃にはプレイマウンテンもくっきり。

2008年10月15日

神戸空港

ここへ来るのは初めて。噂通り、ポーアイも南地区になると更地が目に付き、神戸株式会社の前途はなかなか多難である。市民病院の移転はいつになるのやら。

ターミナルは空港の格どおり地方空港そのもので特に見るものなく、手続きもいたってスムーズ。時間が余ったので展望デッキから明石海峡に沈む夕日を眺める。


写真が眠いのはケータイで撮ってるからなのでご勘弁を。

2008年10月13日

芸術都市パリの100年展

ホールのエッフェル塔の張りぼてが見たくて行ったんですが、思ったよりずっと良かったですね。京都展にはドーミエが来てなかったのが残念でしたけど、目玉作品だけでなく全体に粒が揃ってたし、安い券を買うのをあきらめて朝一から行っただけあって会場も空いていて、ルノワールのニニ・ロペスの肖像の前にも人だかりがない(どころか誰もいない)状態で、ゆっくり見れました。満足。

生活と芸術 — アーツ&クラフツ展

神宮道通を挟んで反対側の近代美術館はほぼ同時期の英国の展示。英仏海峡を挟んでやってる事が微妙に違うのが面白い。まあ、19世紀後半の文化の華、万国博覧会にしても、英国はあくまでも自国の科学・技術・産業と植民地や諸外国の物産見本市だったのに、仏国は美術展なんかもやってたそうだから、少々立ち位置が違う。日本産品にしても、英国では工芸品として評価され、仏国では美術品として評価されたってことなのかな。個々の品だけでなく、実際に使われていた部屋の再現がなかなか面白かった。品物は英国製の方が魅力的だけど、住みたいのは三国荘の方だなあ、やっぱり。

2008年10月12日

きしわだ自然資料館バックヤードツアー

DAICON7のディーラーズルームでの対面がきしわだ自然資料館のブース。大会と連動してバックヤードツアーをやっていて、面白そうだなあとは思ったものの他の企画との絡みで参加できず残念。だったのだが、今回関係者のご好意でリターンマッチをやるというので、いそいそ出かけてきました。

そもそもの予定が2時間半。さして広い博物館ではないし、時間が余るんかいなと思ってたのだがさにあらず。参加者が基本的にオタクなので、専門的ではないものの濃い質問が飛び交い、解説の人(購入したワニの資料によると高校の先生らしい)も質問でない単なる雑談にまで突っ込みを入れてくるもんだから、入り口のナウマンゾウとキシワダワニだけで1時間を費やす事態に。結局予定を若干オーバーして終了。いやぁ、皆さんご苦労様でした。しかし、これは面白いわ。数が捌けないのが致命的だけど、内容的にはプラネタリウムと暗黒星雲賞を争うに足りるものでしたね。機会を提供していただいたスタッフの皆様、どうもありがとうございました。

2008年10月11日

吉村作治の新発見!エジプト展

「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」が先日の池袋で巡業を終えたと思ったら、もう次の展覧会が回ってきた。福岡では夏からやってたらしいから、並行して興行を打っていたわけだ。お金儲けに余念がないなあ。もっとも、最近は企業からお金を引き出せる状況じゃないから、こうやって資金を集めないと次の発掘もままならないわけで、頑張ってもらわないと困るんですけどね。ということで、ちょっとだけお布施も出してきました(神様のポスターお買い上げ)。

第40回記念京都野外彫刻展

節目の回だからなのか、前に見たときより作品もたくさんで出てました。天気もそこそこだったし楽しめました。

陶板名画の庭にて。建物がとんがってるのでナチュラルな方が合うかな。

植物園会場にて。奥の彫刻は常設(?)です。

見つめあう二人

危ない!

「シルクロード発掘70年―雲岡石窟からガンダーラまで―」展

京大博物館の秋の企画展は人文研のシルクロード発掘。20世紀になってからの発掘なので、おいしいものは現地の博物館に収めてきたようだが、駄賃に分けてもらった小物や写真だけでも十分楽しめる。おかげで今まであまり意識してなかった雲岡石窟に行きたくなっちゃいました。さて、どうする?

「ボクネン木版画展 無限の庭」 展

明治神宮で見てきた睦稔さんですが、思文閣でも別系統の作品展をやってたので行ってきました。こっちの方が明るめの作品が多くて楽しいんだけど、ガラス越しなのが残念。

ところで

伊勢丹に行くと「読売ジャイアンツ優勝祝賀セール」をやってました。が、人影はまばら(朝一だから、ではないよね)。北大路のビブレでは「阪神タイガース応援感謝セール」をやっていて、威勢よく六甲おろしが流れているのだが、皆さん目がうつろ。株が暴落したから、ではないよなあ。やっぱり。

2008年10月5日

「飛行する記憶~記憶は創造を呼び起こす~」展

今回はNO-MAだけでなく、裏の蔵や近くの古民家も使っての障害者と健常者の2人1組の記憶をテーマにした作品のコラボレーション。民家の方はまるごと作家さん(日比野克彦)のインスタレーションで、作品もだけど製作時の映像が楽しい。ただ、雨のせいもあるんだろうけど、場所がわかりにくいのは難点。

「やきもの動物パラダイス」展

最近はどこの博物館もお金がないので、手持ちの資料を中心に色を付けて展覧会を組むのだが、ここ(陶芸の森陶芸館)は委託製作の形で収蔵品が増やせるので、いろいろ面白いものを持っていて楽しい。今回の企画展は来年ニューオータニ美術館で出開帳をするらしい。がんばって稼いできてね。

2008年10月4日

カリンバ・ピクニック

ロビン・ロイドさんのみんなで河原でカリンバ鳴らして遊ぼう、というイベント。仕事関係の会議の前に1時間だけ立ち寄る。朝から行くと、まだみんなで草刈をしてました。カリンバもたくさんあるし、他の楽器(主に口琴)もいろいろあって楽しい。聴診器はいろいろと役に立つねえ。

2008年10月2日

三日目

ホテルをチェックアウトし大手町へ移動、荷物をロッカーに放り込んで地上に出るとビルの陰に牛を発見するのだがその話は後からするとして、

「帝室技芸員と1900年パリ万国博覧会」展(第2期)

1900年パリ万博に出展された美術工芸品は、一旦宮内庁に納められたあと製作者に貸し出す形でパリに送られたそうだが、中には現地で勝手に(?)売っ払っちゃった方もいたそうな。豪快だなあ。

ラジオ体操80周年記念展

ラジオ体操が戦前からあるのは知っていたが、もともとは郵便局(簡易保険)が契約者の健康を増進し保険金の支払いを減少させるために始めたというのは今回はじめて知った。もともとのアイディアはアメリカの保険会社からパクったのだとか。NHKがラジオを売るためにはじめたんじゃなかったのね。

カウパレード東京丸の内2008

で、カウパレードは事前の下調べでは引っかかってなくって、丸の内の地下街の看板で知りました。急遽予定を変更し、芝居の時間まで牛を探して歩くことに。ところが、地図は手に入れたものの牛はビルの外にいるとは限らず、サイズの小さいものまでいるし、時間が限られてるしで全体の半数弱を見ただけで断念。最初からわかってればなあ。いちおう見た中ではゆめみるお肉がお気に入り。

「スター☆の星」

今回のメインディッシュ。いつもとは違う意味ですごく面白かった。芝居ってのは小屋や客席も含めて成り立っていることを改めて痛感しました。東京の劇団を関西で見てもそれほど東西の文化の違いを意識することはないんですが、今回、いつも見てる大阪の劇団、それも珍しく大阪弁を使ったコテコテの大阪のお話、でありながら実は作演出は横浜出身だったりする芝居を池袋の小屋で見ることになり、強烈な違和感にくらくらしました。セリフが文化の狭間にポロポロこぼれていくような感じ。客席に入ると「ぼちぼちいこか」が流れていて「おおお。大阪」なのだが、そもそもお客さんはこのアルバム知らない。くいだおれは最近有名になったけどかに道楽は通じないらしい。まあ、私も関西に来るまでビリケンも浪花のモーツァルトも玉出も知らなかったけどね。予備知識だけでなく、「ヤギ」「めー」が最後までウケなかったように笑いのツボも違う。まあ、なんというか、勉強になりました。

芝居がはねてからライオンズの優勝セールでにぎわう西武百貨店へ。地下を回って食料品を仕入れる。帰りの新幹線で周りを見ると、日曜の夕方だけあってみんな東京ばな奈だとかごまたまごだとか提げてるわけ。で、ワシらときたら小倉山荘とゴンチャロフ。いったい何を考えてるんだか。

2008年10月1日

清原和博引退

唯一、生で見た甲子園の決勝戦がKKコンビ3年の夏のPL学園。私の中ではあのときのPL学園が最強チームだ。なんせ「阪神より強い」といわれていたのだ。阪神が弱かっただけだろうが、、、。プロ選手としての二人にはあまりいい印象は残っていないのだが、引き際はいずれも信念に基づいたもので好感が持てる。これでまたひとつ年をとったなと感じます。

ナリタブライアン記念館閉館

唯一、生で見た日本ダービーがナリタブライアン。このときはあまり強い印象はなかった(1角で見ていたのでレースはちゃんと見えなかった)のだが、私の中では菊花賞のナリタブライアンが最強馬だ。故障のため現役馬としては尻すぼみに終わったし、種馬としても(文字通りの)短命に終わった。早田牧場は倒産し、記念館もついに閉館となった。これでまたひとつ年をとったなと感じます。