2015年1月31日

もう1月も終わりか…

琳派400年記念 新鋭選抜展 ~琳派の伝統から、RIMPAの創造へ~ @京都文化博物館映像の展示でヘッドセットが一つしかないのは勘弁してほしい。

京都老舗の文化史 千總460年の歴史 @京都文化博物館/千總ギャラリー
はじめ展 @ちいさいおうち
たいがよかったけど、先が長いので自粛。

マエストロ貴古 新世界への招待状 @大丸京都店
干支のふしぎちゃんは新機軸になっていた。ラスターの龍は相変わらずの美しさだし、トレーに嵌ったりもしたのだが、やはり使えるものを、ということでふしぎちゃんのお皿を購入。かわいい。

KYOTO版画2015 新鋭展 @ART FORUM JARFO
KOI[小井望未] 個展 乙女のポリシー @KUNST ARZT
杉本準一郎彫刻展 三方良し @ギャラリーモーニング
北澤凛 うち神 @アートスペース虹
河崎晃一展 @ギャラリーすずき
セルビア水彩画展 MEMORIAL "MBDj 5" @京都市国際交流会館
成安造形大学 卒業制作展・進級制作展 @京都市美術館
入江明日香展 @アートゾーン神楽岡
菅野由貴子さんの作品を引き取る。

新鋭木版画作品展Ⅱ @ギャラリー恵風

相変わらず寒くて雪がちらつく1日でした。

2015年1月28日

西表島

金曜日から2泊3日で西表島に行ってきました。もっとも、家を出てから宿に入るまで9時間かかってますから、実質使えるのは1日。で、その一日はひたすらジャングルを歩いてたという、、、せわしないよねえ。それでもいつもの旅に比べるとゆっくりしてましたけどね。折角のリゾートホテル滞在だし。

とりあえず、天気に恵まれたのが何よりでした。この時期の八重山は曇りか雨が続くのがデフォルトなのですが、「今年になってからこんないい天気の日は初めて」という3日間。その分朝は冷えた(11℃まで下がった、魚が耐えられなくなって浮かんじゃうレベル)し、日中は暑かったけど、トレッキングには支障のないレベル。去年から旅先の天気ではラッキーが続いてますね。
初日は夕暮れの浦内川河口でカヌー体験。マングローブやサンゴの浜を散策。夜はヤマネコのレクチャーを聞いてから(台湾の取材クルーが来てました)、近所のレストランへ。「夜間外出するときは懐中電灯を忘れずに」というくらいだから、さすがに星がいっぱい。
2日目。贅沢にも遊覧船をチャーターし(定期便だとトレッキングの時間が足らなくなる)浦内川を遡る。水面に朝霧が漂っている。さすがに寒いので基本フードの中で待機。
こちらは帰りの写真。ジャングルクルーズ、といううたい文句はちょっと違う気もする(もう少し水路が狭い方がらしいよねえ)が、いい感じですよね。
さて、メインのトレッキング。「往復13km、高低差はさほどなく、最初の1/3は整備された遊歩道で残り2/3は登山道」という事前情報で、それならえんそくのハードな部類だろうから何とかなるかな、と思ってたらすっとこどっこい。最初の遊歩道がいつも歩いてるような道で、残りは未知の世界なのだった。写真を撮る余裕があるところでは、あまり雰囲気が伝わらないかもしれないけどね。丸太を渡り、崖をよじ登り、ぬかるみを進む。で、最終の船が出るまでに船着き場まで戻らないと野宿。山の人でもないのにこの年でやることかい。
植生は確かに面白くって、基本ブナ林でパッと見は変わり映えしないんだけど、熱帯らしい巨大なシダ植物とか(ぜんまいは食べられるらしい)、
巨大な着生植物とか(これも新芽は食べられるらしい)。あと、シロアリの巣とか、ヤマネコの食事の跡とか、楽しいものがいっぱい。でも、ゆっくり説明を聞いてるヒマはなくってずんずん進む。
これも珍しい「琉球政府」の標識。
で、目的地は何かというと、島のあちこちにある滝。こちらは遊歩道の先にあるマリユドゥの滝。以前は滝壺まで行けたのだが、事故が続いたので通行止めになってます(行けると書いてある本やサイトがたくさんあるので紛らわしい)。その奥にカンピレーの滝があり、そこから登山道を歩くと、
マヤグスクの滝。水量が少ないので滝の眺めとしてはいまいちですが、水量が多いと沢歩きで大変なことになる(この状態で十分大変でした)ので、このくらいがわしら向きです。もう筋肉だの関節だのボロボロになりましたが大満足。また行きたい、とは(今は)思えないけど。これがチャーター船を使わないツアーもあるらしいのが恐ろしい。
この日は砂浜に出て夕陽を見て、泡盛飲んで寝ました。翌日はチェックアウトまで部屋やカフェでゴロゴロし、石垣に渡って時間調整で博物館に立ち寄り、路線バスから石垣島マラソンを眺め空港へ。
空港に蝶がいました。八重泉の社長さんが趣味でやってるみたいです。

2015年1月18日

今日は大阪

フィオナ・タン まなざしの詩学
コレクションⅢ @国立国際美術館
清水智裕展 「惑星Qの定時連絡」 @DMOarts
科学開講! 京大コレクションにみる教育事始展 @LIXILギャラリー大阪
国立国際で腹いっぱいになった(4時間かかった)ので、後は適当に流す。天気(今日は好天)を考えると、昨日と逆にすべきだったかなあ。

2015年1月17日

いろいろあるけどいつもの週末

ほんやら洞が焼けたり大塚さんが亡くなったりして迎えた震災20年ですが、別に東遊園地に出向くわけでもなくいつものように京都市内を巡る。

ARTIST WORKSHOP @KCUA The Hundred Steps 成果発表展/SHOWCASE @@KCUA
ざぶん展 @堀川御池ギャラリー
藝文京展2015 @京都芸術センター
立命館大学写真研究会 冬季写真展
REUNION 1 Kim soojin, Shan na @同時代ギャラリー
<新春企画> 第23回 折々の作家たち 展 @ギャラリーヒルゲート
ここでも話題はほんやら洞。(美術分野では箱そのものへの思い入れは乏しいとしても)ネガが焼けちゃったからねえ。それはともかく、木代先生の小品を購入予約。 もう置き場所ないんだけどなあ。

井上有一展 @蔵丘洞画廊
岡さんの話はあまりに面白くって話を折るタイミングがつかめないのが困りものだわ。

栗棟美里個展 Flash ⇆ Infinity @eN arts
浅井文昭個展 @大雅堂
久田多恵展 - weaving -
ばんばまさえ展 - 光 の 間- @ギャラリー恵風
山本理恵子 [中庭の回遊 #1] @MORI YU GALLERY KYOTO
ここはよく準備中と思われる状況に訪れてしまうのだが、ライブペインティングというわけでもなく普通に絵を描いているのに出くわしたのは初めて。

ART RAINBOW PROJECT 「藝際」 ”INTER-ART” 帰国報告展 @JARFO
高橋治希展 ー呼吸するようにー @ギャラリー16
松尾勇祐 木彫展 @ギャラリーモーニング
作品も良かったけど、そらとぶぱん舎のブーメランパンがおいしかった。

入江明日香展〈版画〉 @高島屋京都店
スリッパがかわいい。あらかた売れてたけど、お値段もデパートとしては手ごろだし納得。なんとか神楽岡にも足を伸ばしたいのだが、間に合うかなあ。

2015年1月10日

まだ正月の延長だよねえ

デザイナー芹沢銈介の世界展 @高島屋京都店
作品の方は見慣れたものがほとんどで、やっぱりいいよねえというだけなのだが(いや、もちろんそれだけで十分なのですが)、今回の見どころは収集品の数々。どっから持ってくるねんという品々が並ぶ。もちろん美術商が持ち込むんだろうけど、それをセレクトする審美眼がいいよねえ。

十日ゑびすをひやかして(10日に行ったことなんかなかったし、マグロにお目にかかったのは実は初めて)から、

みずのき絵画 ALLNIGHT HAPSセレクション展 @HAPS
ALLNIGHTといいつつこの回のみ昼間も見られるのだが、ガラス越しに見る形で昼間だと外の方が明るいからかなり見づらい。といって、夜にこんなところに行く用事はないよなあ(昼間でもまあないのに)。

新春、酒杯展 @京都陶磁器会館

ここで前から気になっていた五条坂のベンガル料理屋さん(チャクラ)へ。最初のスープの微妙な味付けで後はもう推して知るべし。これならバッチリ昼食に使えるけど、この界隈を昼食時に通ることがどれだけあるかだなあ。

荒川朋子 個展 おもいのろい @KUNST ARZT
京焼歴代展 継承と展開
改組新第1回 日展京都展 @京都市美術館

バスがタクシーと接触して途中で降ろされる。

edit: ver2.0 @ARTZONE
-Collecting Time in Genève- 大和由佳・岡本高幸 @同時代ギャラリー
安田祥個展 「 partial 」 @ギャラリー・パルク

疲れたので今日はここまで。ギャラリーはまだお休みのところが多いけど、行くとこはそれなりにあるね。

2015年1月3日

61年ぶり

この正月、京都は1954年以来という積雪になりました。それでも例年通りのスケジュールで動いてしまうおバカなわしら。

元日。数日前からあれこれチェックして、大晦日の段階では車で帰省するのは無理かなとも思って、念のため3日朝の帰りの新幹線を確保したりもした(2日は無理だった)のですが、朝の時点で再度経路の天気予報を確認。寒気のピークは元日だし、岡山あたりで雪解けを待てば行けそうと判断し7時過ぎに出発。松尾さんに初詣によってから西へ。この時点で京都は快晴。山陽道は三原から先でチェーン規制という状態。あまり早く動いても仕方ないので、いつもよりだいぶゆっくり走る。元旦はいつもだが渋滞はないし、天気はいいし、極めて快適。福山で昼食がてら1時間ほど待機。この時点で河内からチェーン規制。気温の予想を再確認し溶けるのはちょっと無理かもと判断し、高速を降りて瀬戸内海沿岸を西へ。(気温は低いけど)天気はいいし、景色はきれいだし、空いてるしで楽しいドライブ。ちょうどいいので竹原の竹鶴政孝生家を見に行く。旬なのでそれなりに観光客が歩いているが、道の駅も休業中だし、資料館の類もすべてお休み。土産物屋も1点を除いてお休み(ここで近所の農家のつくってるキウイを買ったが、タイアップもののお土産は見当たらず)。まったく商売っ気がない。 もっとも、商売っ気があったら街並みが残ったりはしないだろうから、これはこれでいいか。(なんせ休みなので)道の駅の駐車場も空いてたし。ここで道路状況を確認すると規制解除になっててありゃりゃだったのだが、どう考えても山陽道走ってるより楽しいのでそのまま下道を走って広島へ。9時間。最後まで快晴。時間はかかってるが、疲労感はほとんどなし。

2日。朝の時点でとりあえず通行規制はなし。京都は元日の雪が残ってるだろうし、夜は雪の予報にもなっていたので早く動いた方がいいよねえ、とか言いながらいつものように福袋を買いに行ったりすき焼き食べたりしていたら、天気が急変して雪になる。こりゃまずい、というのでドタバタと出発。五日市から西はすでにチェーン規制になっており、まずいなと思いながら広島東ICに向かいなんとか滑り込み。福山で確認すると河内から西は規制がかかっており間一髪セーフ、だったのだが、一方で龍野西までずっと渋滞の赤マークがつながる。正直めげたけど、走ってみると確かに20-30kmクラスの渋滞が断続的にあったのだが、流れている区間もそれなりにある。一方で宝塚や待兼山の渋滞はそれぞれ4kmほどしかなく、例年よりちょっと時間がかかったくらいで大山崎ICを降りた。ところまではいいのだが、すでに降り始めていた雪がだんだん激しさを増して、路面は真っ白だし、標識も雪がついて見えないし、あたりの風景も様変わりしていてここはどこ状態。前を走るタクシーがお尻を振るのを見て、あのへんがやばいと思ったら当然ながら同じように尻を振る。「この先ノーマルタイヤ危険」という電光掲示を見て「知ってる」とボヤキながら、行くしかないので少しでもマシそうな道を考えながら大きく迂回しとろとろ進む。千代原口で信号待ちしたら道の真ん中でスタックしてしまい焦ったが、なんとか自力で脱出。なんとか家の前までたどり着き荷物を下ろしたが、車庫入れができないのでこの時点でチェーンを装着し入庫(ここまでひどいとは思ってなかったので、チェーンはアンダーボックスに入ったまま、上に荷物を満載していたという、、、救いようがない)。同じ9時間だが、これは疲れた。まあ、前日が出来すぎだったからねえ。

3日。朝起きて外を見ると、舞鶴や福井でよく見た光景。京都でこれはないよなあ。家の前の道も真っ白。どうしようかなとは思ったが、どこかでチェーンを外す必要があるのも確かなので、気温が上がるのを待って出かけ、通りまで出てチェーンを外す。あとはまあいつものように和歌山で行って口論をし、下鴨にお届け物をして帰宅。帰った時には路面の雪はすっかり解けてました(路傍にはたくさん残ってたけど)。

明日はゆっくりさせていただきます。