2013年10月31日

豊島(5)

おまけ、
 甲生の夕景。写真だとわかりにくいけど、瀬戸大橋がなかなかいいアクセントになってました。
フェリーが宇野港に着いたところ。ランプウェイが下りると正面にアラーキーのビルボードがどーんと現れる。夜だとなかなか衝撃的な光景でした。これを狙って設置場所を決めてたんだなあと納得。

2013年10月30日

豊島(4)

さて、問題の「ビッグ・バンブー」は岩山のふもとの竹林の中にある。引きだとちょっとわかりにくいが、
アップにするとこんな感じ。樹冠に浮かぶ竹の船です。
下から見上げるとこんな感じ、なんだけど、あるのがわかっててもよくわからない。よくもまあこんなところに構造物をつくったもんだ。
これは実は下山時に撮った写真なんだけど、こういったスロープが船まで続いています。この道を1回のツアーで8人(とガイド役のスタッフ)が登っていく。


上から見るとこんな感じ。
これも実は下山時の写真だけど、、、
船が見えてきました。

舳先からは瀬戸内海が望めます。
船はちゃんと立体的にできていて、甲板(?)の下には操舵室(?)に向かう通路が隠れています。
私、どっちかというと高いところはダメな方なんだけど、「怖い」より「楽しい」の方が圧倒的で、あっという間の30分でした。おかげで帰宅はずいぶん遅くなったし、(普通の自転車で)島を2周したので筋肉痛が大変ですけど(こいでる最中でさえ何度か足がつりかけた、後日は言わずもがな)、この場所に立てただけで満足です。呼んでくれた「何か」に、ありがとう。

2013年10月29日

豊島(3)

家浦へ。撮影不可のところが多い。まず「mountain project」、実際のところどんな出来上がりになるのかわからないが、写真のように透明なんだったら怖すぎ。あと、途中で逃げ道がないので、嫌になった子供を抱えたお母さんが続出するような気が、、、。「豊島横尾館」、前回は撮影可だったけど、さすがに常設になったので厳しい。でも、その分充実してます。池の鯉が笑える。あとはトイレ、かな。木下晋さんとイル・ヴェントは前回と(たぶん)一緒。自転車をどこに停めたらいいのかわかりにくいのが難。
再び峠に向かい、森万里子「トムナフーリ」へのアプローチ。雨上がりでもあり長靴に履き替えての山登りだが、結構滑る。自前の靴の方が良かったかも。ここも作品自体は撮影不可だが、やっぱり真昼間に来ても仕方ない気が、、、。

さて、ここでまた悩みどころ。甲生に戻らにゃならんのだが、アップダウンは家浦に戻った方が少なそうだが少々時間が余りそう。意を決して再び唐櫃岡に向かう。
青木野枝「空の粒子/唐櫃」、3年の間にいい感じに錆びついてました。 蜘蛛の巣が張ってるのは前と一緒。その後、時間がないのでストームハウスはパス(たぶん前回と一緒だしね)。島キッチンを経て甲生へ。
峠からの瀬戸内海も、港の風景も、先ほどとは微妙に違います。豊島美術館で「時間帯によって見え方が変わるから再入場も可」と言われたけど、それはまあ島中どこも同じだということで。

2013年10月28日

豊島(2)

豊島美術館。内部は撮影不可だが、何やってるかの情報はたくさんあるからいいでしょう。島で見た中でもかなり楽しめる施設だが、個人的な印象では美術館というより禅寺の庭園に近いので、並ぶ価値があるかとか、1500円の価値があるかとかになるとちょっと微妙かも。とりあえずほっこりして、ほっこりついでにカフェでランチ。

さて、交差点で森万里子に向かうか甲生に向かうか迷ったけど、体力のあるうちに甲生に行くことにした。
 峠から見た瀬戸内海。
ブレーキを軋ませながら坂を下り甲生に到着。リン・シュンロン「国境を越えて・海」。
クレイグ・ウォルシュ&ヒロミ・タンゴ「かがみ - 青への想い」。港の船より空き家でのインスタレーションの方が印象的。
塩田千春「遠い記憶」。3年前に比べ建具は相当くたびれており、いい味が出たような出てないような。この分なら次回には朽ち果ててるんじゃないか、と思ってホームページを見たら、この形での公開は今年が最後みたいです。ま、そりゃそうか。

さて、次が問題のビッグバンブーなのだが、受付で話を聞くと16時(最終)の整理券が3枚残っているという。まだ3時間強あるし、峠を越えて戻ってくることになるので体力的に厳しいのだが、どう考えても「呼んでる」シチュエーション。豊島美術館の整理券をもらう時に若干時間的余裕のある状態にして手近な唐櫃岡ではなく唐櫃浜に向かったこと、半日ではなく1日の契約で自転車を借りたこと、自転車屋さんにも勧められたこと、豊島美術館の後で甲生に向かったこと(体力面で不安のない電動自転車だったら順番が違っていた)、すべて「出来すぎ」である。それでも体力面の心配と帰りの船の時間(予定の船には乗れないことが確定してしまう)の関係でしばし悩んだが、ありがたくいただく。ここで3時間待ってるわけにもいかないので、家浦への峠にアタック。

2013年10月27日

豊島(1)

日曜日は良く腫れ上がりました。
宇野駅に着くと駅前でわらアートがお出迎え。こういうナンバリングのない作品が出てると気分も盛り上がります。しかし、ゆっくり見てるとババになりそうなのでそそくさと桟橋へ。案の定整理券を配っていて、わしらのしばらく後で打ち止め。8時の便は旅客船なので定員が少ないのだ。
しかしまあ、いい天気だ。おじさんが「今日の豊島は大混雑で積み残しの可能性もあるから早めに港に戻ってくるよう」アナウンス。「旅客船は揺れるので酔いやすい人はフェリーにするように」とも言ってたが、それをここで言われてもなあ。整理券がもらえず直島行のフェリーに鞍替えした人が多数いるってのに。

さて、港に着くと急いで案内所へ。きつい日程で豊島に来たのはマイク+ダグ・スターンの「ビッグバンブー」が見たかったからだが、甲生行きのバスはもう出ている。レンタサイクル、と思ったらこちらも長蛇の列のうえ遅々として進まない。1日に登れるのはおよそ百人という作品だけに、この調子だとどうせ無理だろう、と判断し唐櫃行のバスに乗り込み、豊島美術館で下車。11時の整理券をもらう。10:45が一番早い時間だったが、ボルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」にいくことにして少し余裕を持たせた。結果的には10:45で間に合ったのだが、、、。そのまま坂を下って唐櫃港へ。ふと見ると、レンタサイクル屋さんの前に自転車が2台並んで誘いをかけている。とりあえずおじさんに話を聞くと、

電動自転車は朝早くに無くなった。今あるのは普通の自転車のみ。豊島は結構山がちなので電動でないと厳しいが、唐櫃浜から唐櫃岡への坂を除けば体力が余ってるか変速機があれば大丈夫なレベル(とはいえ、こちとらもう50だし、目の前の自転車にも変速機はない)。おすすめの作品はビッグバンブーだが、少人数しか登れないので自分も下から見ただけ。

といった内容だった。迷ったが、どうみても「呼ばれてる」シチュエーションだし、家浦での乗り捨ても可というのが決め手になって1日レンタルすることにした。半日にするかも迷ったけど、この展開では半日で回るのはとても無理と判断。
イオベット&ポンズ「勝者はいない - マルチ・バスケットボール」。実はこの写真は後から撮ったものだが、やっぱり人がたくさんいた方が楽しいよねえ。
心臓音のアーカイブはまだ開いてなかったので、しばし目の前の浜辺で(豊島美術館前の路上で買った一袋百円のみかんを食べ)時間をつぶす。内部は撮影禁止なので写真なし。心臓音自体は特にうれしくもないが、意外と不整脈の人が多い印象。この後、唐櫃美術館をみて、自転車を押して坂を上り豊島美術館へ戻った。指定の時間までまた休憩。
駐車場で楽しい車を発見。土庄町ほかが小型電気自動車の実証実験をしているのだ。事前に知ってたらこっちにしてたのになあ。この天気でこいつで島めぐりだと楽しいだろうなあ。ドアがないから荒天だと悲惨だけど。

続きます。

2013年10月26日

台風一過

天気が心配だったけど、とりあえず雨も上がったし、所用もあるし大阪へ。

riya exhibition 「TRICK STER」 @DMO ARTS
公開制作で作家さんが作業中。前に個展を見たときは「あれっ」という感じだったんだけど、今回のシリーズは気に入りました。お出かけなので作品を買う根性はないけど。

備前 北野勝彦 作陶展
大阪橋物語 中條健史絵画展
KUTANI 潤青舎 ~彩 それぞれ~ @JR大阪三越伊勢丹
田畑奈央人の爬虫類がツボ。

砂漠に浮き輪、お米とウサギ @SECOND
展示スペースもだけど、商品と一体化しているウサギがいい味出してます。

山下望「window (see more)」 @Calo bookshop & cafe
笹川治子「Study Room no.6221」 - Documentation @Yoshimi Arts
川北ゆう 「微かの景」 @The Third Gallery Aya
今回は線画の作品ではなく水面を写し取ったかのようなタイルのシリーズでした。正直こっちの方が好き(だけど、我が家には合わない)。作品の大半は台風でアトリエが水没してから制作されたそうで、実際には(その前からの続きなので)水害の体験は含まれていないようなんですが、これからいろいろ出てくるのかなあ。楽しみではあるけど、それ以前に、被災後もきちんと制作をされてるようなので一安心。

さえも ささげる 内田京介個展
川崎ヒロ子展 「mémoire」 @2kw gallery
花と彫刻展 @靭公園
奥田鉄展 ひそむ @スペクトラムギャラリー
奥田博土 展 宇宙樹 - 音空 @楓ギャラリー
作品もだけど、作家さんのお話が面白かった。

そのまま岡山へ移動。

2013年10月20日

雨の週末

なんか頭の中でアンパンマンマーチが鳴ってて困るんですけど、、、

北山善夫「生きるための主題」展 @みずのき美術館
場所がわかりにくい。地図が南が上になってるのがなあ。それでも、グーグルさんが連れて行ってくれるから昔よりは楽。作品、もだけど美術館そのものが面白かった。

円山応挙展 @相国寺承天閣美術館
依代アートプロジェクト @下鴨神社
京都のあちこちでバラバラな日程でやっててなかなか見に行きにくいんですが、ここは4人の作家さんがいるので空振りはなかろう、ということで出向く。中野克俊の作品がツボ。いい雰囲気出してます。

中比良真子展「Transparent room」 @ギャラリー・ニア
展示も良かったけど、併設の(こっちがメイン?)カフェが○。場所柄コストパフォーマンスが高いのは当然だが、とても合いそうにない食材をきちんと丼にまとめ上げる力技。やっぱ学生街は面白いねえ。

石の花 -牧野富太郎に捧ぐ- @ギャラリー恵風
風景(想像の海) 中島愼一 @ギャラリー16
端地美鈴 個展 over and over now @KUNST ARZT
今日のベスト。だいたい映像の作品をちゃんと見ることは少ないんだけど(端地さんの作品も卒展に出てたはずだけどまったく見てない)、これは全部見てしまった。スケッチブックに鉛筆で絵を描いて消しゴムで消して消しゴムのカスを動かして全体が動画になるのだが、消しゴムのカスに命が宿るとともに、描線が完全には消えないで残像のように残っていく。とりあえず11月上旬まではYou Tubeで公開されているので見てみてね。

潤井一壮展 Wine and Soda
郡山ヒロアキ展 @ギャラリーはねうさぎ
田中真吾個展 かぎろいの輪郭 @eN arts
寄神宗美 陶 @祇をん小西
はろーとんぼせんせい @つくるビル2F
羽尻敬人 展 ー樹草の呪術Ⅱー @ギャラリーアーティスロング
犬と歩行視 @@KCUA
銅駝美術工芸高校 2013美工作品展 @堀川御池ギャラリー
高校生なんでどんなもんかなと思ってたけど、陶芸の作品がたまらなく好き。 一方で染織になるとこれはとんぼせんせいかみたいな芸風になっちゃうのは、技術的な壁がある場所が違うってことなのかなあ。あ、誤解のないように言っておきますけど、とんぼせんせいは好きなのよ。ちゃんとグッズも持ってるし。

先週までは冷たいお茶を出してくれるところが多かったけど、今日はすべて温かいお茶に替わってました。もう冬はそこまで来ています。台風も来てるけど。

2013年10月15日

最近の新収蔵品

今年のサイレントアクアで入手した小田英之のドローイング。好みなうえに落とせてしまうので仕方ないが、2年連続で同じ作家さん。ちなみに、額も我が家の定番のものを採用してしまった。
植田麻由「A Lump of Feelings #14」
特に上下はないので、いろんな置き方ができます。(意図的ではないけど)かすかに音も鳴ります。
玄関のメンバーを少し変えてみました。かわいいねえ。

2013年10月14日

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2013

先月台風で断念した六甲山に再びチャレンジ。今年は有馬温泉がすでに終わっているので、帰りは摩耶ビューラインに回りました。ということでオテル・ド・摩耶の作品も見てきたんだけど、運休中の六甲ケーブル内の音の作品がお休みになっていて(期間中はこのままかな)、結局コンプリートはならず。ひびのさんの作品はこちらの車両内に展示されていて見られるんですけど、人気のない車内にあってもなんか物悲しいよねえ。
代行バスで六甲山上駅へ。明日はまた次の台風が接近してくるようですが、とりあえず今日は快晴。とはいえ、微妙にもやってて完全にスッキリとはいきません。そのあたりは冬の晴れ間とかでないと厳しいかと。写真は山村幸則の「キジmeets鯛」ですが、ここでは駅構内のひひのこづえ「六甲の山のいきもの」が好き。朝一なのでバルーンに空気を補充してました。やっぱり抜けちゃうのね。
ガーデンテラスへ移動。ここで早くもおにぎりを食べてしまう。持ち歩いても重いのは確かだが、、、。写真は大西康明の「六甲白景2」。ここでのお気に入りはMATHRAX「そらのしらべ」かな。音の出るものはだいたい好き。
リフトでカンツリーハウスへ。今年のシンボル、國府理の「森のドライブ」。上に登れる日もあるんだけど、それに合わせて訪れる都合はつけられません。というか、今日もカンツリーハウスとオルゴールミュージアムで面白そうなイベントがあったんだけど、1日で回ろうと思ったら時間的に無理。
Hidemi Nishida「ガーデン・スカイ」。登ってしまえば平気だけど、この階段はちょっと怖い。このエリアはさすがに楽しいものが多くて、写真載せにくいけど若木くるみの「汗王」もここ。
歩いて高山植物園へ。ここはあまりいいネタがない(ヤマガミさんは写真×だし)ので、本来の植物園としての写真。
遊歩道をオルゴールミュージアムへ。ここも楽しい。珍しくレストランで遅いランチも食べました。現代美術二等兵(写真は「がっかりトリプル」)や明和電機(セーモンズの実演は時間が合わずあきらめたけど、DECAPでの「天城越え」の演奏はお客さんから拍手が出てました)は安心してみていられます。
でも、ここで、というか今年一番よかったのが、こちらのみかんぐみ「オルゴール庵」。これは落ち着くわ。

その後、六甲山ホテル(からオテル・ド・摩耶)へ。作品のことより、ここで一番悲しかったのは、六甲山ホテルには投票箱が見当たらなかったこと。よく考えたら、インフォメがないんだからそうなるよなあ。だからと言って戻るわけにもいかないし。まあ、特に問題がなければ代行バスで下山した方がよさそうです。混雑の程度はわかんないけど(朝の六甲ケーブル下駅行きの市バスは例年より空いてました。ケーブルが止まって輸送力が落ちていることはさすがに周知されているみたいです)。
おまけ。ロープウェイから見た摩耶観光ホテル跡。いい味出てるけど、やっぱり使いようがないんだろうなあ。

追記:六甲山ホテルの投票箱はフロントにあるらしいです。ま、ホテルなんだから困ったらフロント(コンシェルジュ?)に聞けってことだな 。

2013年10月13日

長野たかし45周年記念コンサート 面と向かって

45周年と銘打っておいて実は46年だというのがいきなり暴露されて、でもまあ誰も特に気にしないのであった。メンバーが休憩から帰ってこなくてもそのまま進んでいくし。年とると細かいことは気にならなく(できなく)なっちゃうよなあ。五郎ちゃんは相変わらずだけど、今日改めて見ると森川さんがかっこいいよねえ。うん。

2013年10月12日

夏の名残

昼間はまだまだ暑かったのですが、夜になってちょっと冷え込んできました。もう10月も半ばだからいい加減秋だよねえ。

第60回 日本伝統工芸展 京都展
十四代 今泉今右衛門展 @高島屋京都店
魅惑の清朝陶磁 @京都国立博物館
朝から焼き物ばっか見てたのでそれなりに面白かった。個人的には、京都での小石家の立ち位置が改めて確認できたのは良かった。しかし、「さる旧家」ってのが一体どこなのかが気になりますね。

英ゆう 個展 「作庭」 @イムラアートギャラリー京都
だまし絵的な妙な立体感がある作品が面白かった。欲しいのは水彩画の方だけど。

河合政之 [Feedback : Reflexion] @MORI YU GALLERY KYOTO
田原愛子 個展 「 hum 」 @ギャラリー恵風
「自虐」  藤原勝彦展 @ギャラリー16
前田菜月 個展 「 しんどう/うんどう」 @KUNST ARZT
フライヤーは見ててなんだかよくわからなかった(面白いことはわかった)けど、見て納得。

植松美早 失くした家 蘇る記憶 @ギャヤリーはねうさぎ
中川雅文展 ネラファンタジア @ギャラリーモーニング
今村 遼佑 展 @アートスペース虹
今日は映像が多い日だったけど、これが一押しかな。

吉村敏治 陶展 @ギャラリーすずき
謝敷ゆうり 銅版画展 @あとりえ05
最初の頃に比べぶっ飛び感がなくなってきたのは、作品の側の問題じゃなくこっちが慣れてきただけだと思う。 階段の作品などすごく良かったし。イムラの英さんもそうだが、タイミングが良ければ買ってると思うけど、今はちょっとねえ。

田園 2013 テキテングン水墨画展
山下萌 陶展 おしゃべりマダム @同時代ギャラリー
いつもとちょっと芸風が違って、顔が主張しててとってもお喋り(ちょっとうるさい)。これはこれでいいかも、と思うけど、うちのの方がかわいいな。

記憶と気象 森太三展 @ギャラリーパルク
ULTRA AWARD 2013 Exhibition~異物と否物の共振~ @ARTZONE
今年はちょっと小ぶりだったかなあ。

田村葵展 energy flow
Thomas Modschiedler 個展 「心象」
村田彩展
川上力三 陶彫作品展 @ギャラリーマロニエ
土田 智子 展 @ギャラリーにしかわ
今週は粟田祭で、数体の大燈呂が出番を待ってました。そういえば春日祭も今週だし、秋祭りのシーズン。にしては暑いんだけどねえ。明日からは空気も入れ替わるみたいなんだけど。

2013年10月10日

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

今回は高速バスの夜便で丸亀入りしたのだが、いまどきの地方都市のお約束で薄暗い丸亀駅前でバスを降りると、目の前に「宇和島駅」のネオンが、、、肝心の丸亀駅の看板は夜だとあまり目立たないので、わかっていても衝撃的です。
さて、帰りのバスまで1時間半ほど余ったので、当初はお城でも見に行こうかと思ってたのだが、島を歩いてそれなりに疲れていたので日和ってMIMOCAへ。それも(ニューニュー展をもう一回見ればいいのに)夏の時はイベントの準備で近寄れなかった前庭の彫刻群と戯れ、記念撮影などしてから併設のカフェへ。これも実は前の日も早めの夕食にしようかと思って立ち寄ったらカフェメニューしかやってなくて再挑戦だったのだが、今度は2時まではランチメニューしかやってないという間の悪さ。でもまあ、急いでるわけでもないし、2時になったら限定スイーツを出してね、とお願いし、だらだらと時間をつぶす。で、2時少し前に大竹伸朗ニューニュー限定スイーツ「モンシェリー」のお出まし。
事前情報も何もなく、店内の黒板だけ見てオーダーしたら出てきたのがこれ。じゃこ天にわさび醤油、を装ってますが、スペイン風揚げ菓子(と書いてあるからチュロスかな)に黒蜜と抹茶クリームです。いや、普通においしいんですけどね、頭が混乱して、なんか食べるのに集中できない。アートだよねえ。というわけで、今回の旅での一押し作品はこれだわ。皆様、本島に向かわれる際にはぜひカフェレストMIMOCAもルートにお加えくださいませ。

2013年10月9日

本島

翌日は本島へ。天気も回復し、朝のフェリーでは積み残しも出た。当然ながらレンタサイクルも出払ってるし、うろうろしてると島スープも完売。ただ、島スープに並んじゃうと(帰りの時間が決まってるので)不自由になる。どう考えても3時間じゃ無理ってことです。1本早い船で来てレンタサイクル借りて島スープにも並んで、となると6時間になるよなあ。


カリン&パット「シーボルト・ガーデン」より
村尾かずこ「漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト」。島のあちこちに看板が取り付けてある。探す楽しみも含めてツボ。
来迎寺から瀬戸内海を望む。やっぱり作品よりこっちの方がいいな。
森節子「崩壊と再生の中で」。客の誘導がうまくいってない。さんざ並んで中に入れてから「蔵の階段が急で暗いので無理だと思ったら登らないでください」ってのは順番が違う。まあ、だんだん慣れてはくるんだろうけど。ちなみに、私的には蔵には並ばずに庭から眺めるだけでも満足かな。
力五山「つなぐ」。橋とか屏風とかおみくじとか絵馬とかはすごく良かったけど、銀色の本堂は安っぽくてどうもねえ。

この後、塩飽勤番所を見学して新在家まで足を伸ばしたところで時間切れ(と判断)。 港に戻る。
コスモスがきれいでした。メダカもたくさんいました。
パークセンターで蛸飯とかき揚げを買って、フェリーで昼食。さすがにおいしい。皆さんもう一便後の船なのか、高見島へ向かったのか、丸亀への昼便は余裕でした。