2016年3月31日

瀬戸芸2016 3/25-4

島の北海岸へ。110:福武ハウス、111:国境を越えて・潮は夏からなのでこのエリアは2作品だけなのだが、112:小豆島の木は掘り出し物でした。
木の根っこを掘り出しただけなんですけどね。でも、このためだけにでも足を伸ばす甲斐はあります。暗いので目が慣れるまでは何が何だかですが、次第に見えてくるイメージは圧倒的。しかし、よくこんなもの掘り出したなあ。
おまけ。モダンっぽい外観でも一皮剥けば伝統工法なんだねえ。

2016年3月30日

瀬戸芸2016 3/25-3

安田を経て中山へ。わらアートは秋だけ、74:うみのうつわもよかった(中に入れるのはうれしい)けど、ここはやっぱり77:オリーブの夢。
遠景、やってることは前回と同じといえば同じ。

前の時は暑さから逃れる人であふれてましたが、春先の平日とあってこんなもの。さすがに落ち着きます。まんま青竹踏みなので体調管理の面でもよさそう。
今回、天窓が用意されてました。タレルの作品だと瞑想を強いられるような気がしてくつろげないが、これは落ち着く。やはり東アジアの血なのか。

暑いときはやっぱりありがたいんだろうねえ。ここは。

2016年3月29日

瀬戸芸2016 3/25-2

醤の郷へ。ここは黑﨑香織、笹岡由梨子といったなじみの作家さんも。笹岡の作品がちゃんと子供にウケていたのはちょっとうれしかった(まあ、しょせん芸術祭に来るお子たちではあるのだが)。
醤油会館裏の竹林に建つ101:竹の茶室。これは結構お気に入り。
周囲の風景を見せる趣向もだが、やっぱり新しい畳はいいよねえ(そこ?)。
これもお気に入り、95:Revenants。
作家さんはスタッフがお客さんに解説をするための資料ファイルを用意するのが決まりのようなのだが、サヘジ・ラハール氏のファイルは白紙でした。まあ、自分で考えろってことだね。建物は醤油蔵かと思ったら穀物倉庫だとか。

小豆島では芸術祭の作品を回る観光バスを何台か見かけましたが、大きな島とはいっても駐車場には苦労してるようでした。 でも、レンタサイクルや路線バスで挑むのはやっぱり無理があるからなあ。

2016年3月28日

瀬戸芸2016 3/25-1

春限定の沙弥島が陸続きなこともあり、車がないとどうもならん小豆島を絡めて車で回ることにし、神戸からジャンボフェリーの夜行便に乗りこむ。
これは当然ながら翌朝の絵。早朝の洋上はさすがに寒い。
まずは坂手港の周辺から。106:スター・アンガー。
107:アンガー・フロム・ザ・ボトム。祠が建ったのは知ってたけど、思った以上に神社になっていた。神社の由来なんて適当なもんだなあ。
105:Creator in Residence「ei」。案内所や集落の中に作品が点在するが、こちらは八木良太のセミのサウンドインスタレーション。夏だとうるさいんだろうが、この季節だと新鮮。もっとも、夏になると別物に変わってるのかも。八木さんは他に井戸を万華鏡に仕立てた作品も出してました。
作品もだけど、集落の風情が面白いのも相変わらず。現役の建物だと思うんだけど、迫力だよねえ。夏になるともっと説得力が増しそう。
飛び出し看板もトらやんでした。顔つきが妙にリアルでちょっと怖い。
田浦に移動。109:愛のポラード。二十四の瞳映画村のバス停がなかなか面白かったんだけど、写真撮り損ねた。残念。

2016年3月27日

瀬戸芸2016 番外

3/25-27の3日間でとりあえず行ってきました。前回の春会期は爆弾低気圧で散々だったのですが、今年は嘘みたいな好天。2日とも高台の宿を確保していたため、夕景も堪能できました。その報告をちょっとずつ書いていくわけですが、その前におまけの方から、

27日の朝に82番札所根香寺に行ってきました。五色台のパンフに出ていた牛鬼がどうにも気になって、さしてロスにもならないことから立ち寄ったのですが、これがまあなんというか、、、
牛鬼像は山門近くの茂みの中に、ということだったのですが、山門前の駐車場の横に無造作に立っていました。傍らの案内板によると、
「今から四百年くらい昔、このあたりに「牛鬼」と呼ばれる怪獣が住んでいて、人々を大変困らせていました。そこでこの地方を治めていた殿様は、山田蔵人高清という弓の名人に牛鬼の退治を命じました。高清は根香寺の本尊である千手観音にお願いをして、そのおかげで牛鬼を見つけだし、みごと退治したそうです。
そして怪獣の角を根香寺に奉納して、その菩提をとむらったと伝えられています。」
だそうですが、いろいろと疑問がわいてきます。千年前じゃないの?とか、四百年なのに鉄砲の名手じゃなく弓の名人なの?とか、角を奉納したのは牛鬼を弔うためなの?とか。ちょっと譲って説話には納得するとしても、じゃあなんでこんなところに像が立っているのか、いつだれが何のために建立したのかさっぱりわかりません。
 近寄ってみます。すごい造形ですねえ。海洋堂が絡んでるんでしょうか?
試しにモノクロにしてみました。ウルトラQの怪獣にしか見えません。
さらに近寄ってみます。
指先まで魂がこもってますね。

もちろん、牛鬼像だけではなく立派なお寺だし、紅葉の時期にはさぞきれいなんだろうけど、やっぱりこの造形はぶっ飛んでますよねえ。

2016年3月20日

二日目

アール・ブリュット☆アート☆日本3 @ボーダレス・アートミュージアム NO-MA 他
シガカラー2 @旧伴家住宅
どこも面白かったけど、なかでも奥村邸とカネ吉別邸(の蔵)がよかった。佐和山城は(会期終わってからにすべきだけど)一度行かないと。

培広庵コレクション 華麗なる美人画 @佐川美術館
藤田隆展 転石無苔
第10回 関西八芸術大学版画ポートフォリオ展 @成安造形大学
やっぱり京都市内とはだいぶ雰囲気違う。 守衛くらいは置いてもいいんじゃないかなあ。

2016年3月19日

連休初日

傘はいらないものの、時折雨がパラつく一日。気温はこの時期としては高め。開花ももうすぐ(枝垂れはもう咲いてます)。

京都工芸美術作家協会展 KOGEI 美の創造 @京都文化博物館
やっぱりオオサンショウウオでしょう。

See Visions 展 未来を創る @アートンアートギャラリー
光紡ぐ肌のルノワール展 @京都市美術館
ルノワールって現物を見ると日ごろ印刷物を通して見ているイメージとなんか違ってて(ギラギラしすぎなんだよね)いまいちだったのだが、今回パステル画が出てて、これが私の中のルノワールのイメージのまんま。日本画でたまに骨書きの方がしっくりくる作家さんがいるけど、ルノワールもその口だったのか。

染谷聡個展 無形のあそび @イムラアートギャラリー
今回蓋物になっていてちょっと新鮮。

邵婷如 展 未顕現の生命
宮本ルリ子 展 多様性の中の調和‐ワンネス @ギャラリー恵風
researchlight 「up objects」 @ロームシアター中庭
森林さんのカレーを食べに行って、もちろんカレーはうまかったのだが、ロスホコスのダンスパフォーマンスが○。メインホールでおかあさんといっしょのコンサートがあったこともあり中庭にも子供たちがあふれていて、researchlightや搬入プロジェクトのオブジェで狂ったように遊んでいたのだが、(子供たちを排除せず)その中にパフォーマーが入り込んでの公演だったため、同じ空間をパフォーマーと子供たちが奪い合う形に。お互いに相手がいないように振る舞うスリリングなステージとなった。野外劇はこうじゃないとねえ。

札本彩子個展 inside @KUNST ARZT
版画旅行9 @ギャラリーモーニング
今村遼佑展 降り落ちるものを @アートスペース虹
水田寛 中井敦子 黒宮菜菜 3人の絵
おおつ福祉会 合田作品展 イロが奏でる カタチ弾ける @同時代ギャラリー
京都・釜山の陶展 波調 @ギャラリーパルク
橋本幸志追悼展 @ギャラリーヒルゲート
timelake6 庭先 @ギャラリーアーティスロング
timelake6 茶の間 @ギャラリーいのくま亭

2016年3月9日

冬になりました

日食どころではない冷たい雨の一日。週末が仕事で身動き取れないので、半休とって必要なところを回る。

PAT in Kyoto @京都市美術館
キューブアート展@神宮道 @アートギャラリー博宝堂
才田茜衣 個展 みのまわり @KUNST ARZT
桜のある風景 展 @星野画廊
春画展 @細見美術館
太田恵利香/太田夏紀/田井昭江 晴展
小川智美/藪下鉱可 my filter @ギャラリー恵風
マエストロ貴古 作陶展 新世界への招待状
ピカソ 版画とセラミック展 @大丸京都店

PAT in は(わかんないものもあるけど)予想通りよかった。最初の冨谷さんのコーナーでほぼ満足。おすすめ。春画展は後期になったので改めて出向いたのだけど、どこが変わったのかよくわからなかった。まあ、人であふれてて後ろの方から隙間越しに見てるだけなので、仕方ないといえば仕方ないか。満足はしました。太田夏紀さんはスペースの関係もあり小品ばかりでちょっと残念。貴古窯さんは相変わらず楽しいけど、さすがにお買い物はせず。

2016年3月6日

急に春になりました

土日分まとめて

文字の博覧会 旅して集めたみんぱく中西コレクション展 @LIXILギャラリー大阪
寺田順三 個展
澁谷梵 個展 花と形 @DMO ARTS
エッケ・ホモ 現代の人間像を見よ
竹岡雄三 台座から空間へ @国立国際美術館
奇想の版画家 谷中安規展
版画大行進! @兵庫県立美術館
新シク開イタ地 井上明彦・hyslom @神戸アートビレッジセンター
歌川広重の旅 保永堂版初摺でたどる東海道五十三次 @美術館「えき」KYOTO
大平和正/楽空間祇をん小西の造化 @祇をん小西
KYOTO版画2016選抜展 @JARFO
佐々木昌夫 がらんどうⅣ @ギャラリー16
木山恵莉 個展 ケプリ @ KUNST ARZT
福村真美 個展 @ギャラリーモーニング
林葵衣 個展 水の発音 @アートスペース虹
モネ展 「印象,日の出」から「睡蓮」まで @京都市美術館
河脇紗耶 個展 大人が眠りに就いた夜
川崎麻祐子 個展 @ギャラリー恵風
土の仲間の会展 @ギャリエヤマシタ
岡田豊展 Out of noise
はるはる展 @同時代ギャラリー
但馬摩衣子展 たらちね @ギャラリーパルク
きのぷりんと2016 @ギャラリーアーティスロング
グイド・ヴァン・デル・ウェルヴェ個展 無為の境地
奥村雄樹個展 な @@KCUA

今週は初っ端の「文字の博覧会」かなあ。これがタダなのはありがたい(まあ、みんぱくの企画展でも会員だからタダなのだが)。