2015年10月31日

高野山

満員のバスが目の前を通過していくのを眺めるのはしんどいと言えばしんどいのですが、天気は良かったし、紅葉もいい感じだったから、人が多すぎなのは仕方ないかなあ。

いのちの交響 @高野山金剛峯寺
榎忠さんの旋盤の作品を明るいところで間近に見ることができたのはラッキー。もっとも、普段は公開されてない奥殿から見る庭が一番の見ものだったかな。



定家亜由子 日本画展
DIVE to 高野山!!! @高野山恵光院
道場の外のAWAYAさんのインスタレーションが良くって、開演前に音に浸りながら雲を眺めてた時間が今日のハイライト、でしたね。 あと、デジモノはやっぱり難しい(おみくじが引けない)。

2015年10月25日

秋のえんそく

今回は琵琶湖疏水がテーマ。諸羽神社、毘沙門堂、日向大神宮、疎水記念館と巡りながら山科駅から神宮丸太町駅までのコース。途中で道を間違えたり買い物のため駅に戻ったり予定のなかった水路閣まで出向いたりで、山登りはないものの歩行距離はかなりのものになりました。嘘みたいな好天だったけど、風は冷たく(歩いてても暑くならなくてある意味快適)夕方は寒いくらいでした。明日から何を着たものかねえ。
猫と猪を同列にするのはどうかと思うけど、獣除けの柵はあちこちで見かけました。さすがに電気柵は見かけなかったけど、気づいてないだけかも。
毘沙門堂。極彩色ですね。
それにしても空が青い。
第一疎水は山腹を流れているので、眺望もなかなかいけます。ちなみに、第二疎水はあらかたトンネル。
第2トンネルの西口。トンネルの石額はそれなりの人物に依頼しており、ここは西郷従道筆の「隨山到水源」。
奥に見えるのは日本初のコンクリート橋。なのだが、ちっちゃい。記念碑の方が立派。
第3トンネル東口。松方正義筆「過雨看松色」。
日向大神宮の天の岩戸。とりあえず穴には入る。
蹴上インクライン。かっては伏見にもインクラインがあったようです。
蹴上の船溜り
おなじみの水路閣
熊野橋。鴨東運河で最も古く(大正13年)鉄製橋げたの風情のある橋ですが、近く架け替え工事が行われる予定。ここが通行止めになると回遊が不便になるんだけど、仕方ないなあ。

けっこうおなじみの場所を歩いてるのですが、こうしてテーマ決めて歩くといろいろ新しい発見があったりして楽しめました。疲れたけど。

で、おとなしく帰ればいいのに、解散後にちょっとだけ追加(日曜の夕方なので閉廊してて回れず)。
生のままの軌跡 ドワイト・マッキントッシュ展 @ギャルリー宮脇
荒賀文成 陶展 @ギャラリー・ソフォラ

2015年10月24日

明日からは寒くなるみたいだけど

今日は車で移動。日中はまだ暑いですね。

生命の徴 滋賀と「アール・ブリュット」 @滋賀県立近代美術館
NO-MAの方が(後期展示で)澤田さんが終わっちゃってるので寂しいねと思ってたら、こっちにたくさんあったのでちょっと得した気分。でも、一番驚いたのは高嶺さんの「Baby Insa-dong」がNO-MAで撮られてるってことでした。そう言われれば確かにそうだねえ。

これ、すなわち生きものなり @NO-MA
でもまあ、後期のメンバーもやっぱり面白い。特に蔵と2階の奥の展示は見せ方も含め素晴らしい。

藤野裕美子 背面の景色 @尾賀商店倉庫
宇納正幸 SHAKER家具作品展 @アートライフみつはし
堀田淳一 絵画展 @ギャラリー揺
結城泰介 銅版画展
野嶋革 銅版画展 @アートゾーン神楽岡
2階に小屋が出来ていたのはちょっとびっくり。

ピコピコカケラ村大秘宝展 @京都嵯峨芸術大学
めっちゃ楽しい。行けてよかった。でも、土曜の夕方は購買部が閉まっていてCDブックが買えない。しゃあないなあ。

2015年10月23日

今日もいい天気

京博で並ぶのがしんどいので、半休をとって夜間開館を狙うことにした。

ORI RHYTHM III @京都芸術センター
西村正幸展 まるで空から種を蒔くような @ギャラリーすずき
西條茜展 石の態度 @アートスペース虹
意外なものに買い手がつくと別に関係なくてもちょっとHAPPYになるよね。

田村研一展 画業 @ギャラリーモーニング
谷澤紗和子×藤野可織 無名 @KUNST ARZT
フライヤーがブックカバーになっているのに気が付かないのは困ったものだね。

2015 新制作展
京都フィールドアートプロジェクト2015 @京都市美術館
上田吉陶芸展 @ギャラリー紅
蛭田美保子展 うさぎ教圏
植田麻由 Fruits @ギャラリー恵風
堀尾貞治展 あたりまえのこと「3kg絵画」 @イムラアートギャラリー
イムラが堀尾さんを扱うのもちょっとびっくりだが、ビミョーにカッコいいんだけどやっぱり堀尾さんなのが(どちらも)さすがです。

琳派 京を彩る @京都国立博物館
来週なら風神雷神図の3点揃い踏みが拝めるのだが、それはそれで混むんだろうからこれで十分。並べてみると宗達から光琳になるところで草花が笑顔になってくるのが今回の収穫。かわいい琳派、は本筋でもあるのだな。

河合正太郎個展 巌窟/3975 @アンテナメディア
竹沢うるま Buena Vista @ギャラリーメイン

おまけ。京博の平成知新館前。ここんとこずっといい天気なんだけど、今日も夕日がきれいでした。といっても普段は外の天気なんかわかんないんだけどね。

2015年10月18日

好天

今日は日中は暑いくらいの陽気でした。用事もあったのでその前後に周遊。

クレオパトラとエジプトの王妃展 @国立国際美術館
久保田万絵個展 ∞のひとかけら
森下典子展 ダブルルーピング @ギャラリーギャラリー

今日も土佐堀のリベラータでお昼にしたのだが、オープン記念の時ほどではないものの相変わらずの大盤振る舞いで、この分だと国立国際に行くたびに使ってるんじゃないかと。

2015年10月17日

今日は京都

暑いんだか寒いんだかよくわかんない天気だが、とりあえず冷たいお茶が出てくるな。

八木美詠子 陶展 @京都陶磁器会館
藤平伸とその背景 京焼登り窯の広がり @元藤平陶芸登り窯
ナイトメアbeforeハロウィーン版画展 @まるごのギャラリー
谷なつ子展
たくまたえこ油絵展 @ギャラリーヒルゲート
金基永展 Poetic Moment
今田裕子 グリーナウェイのリボン @同時代ギャラリー
藤川怜子 チクチク、痛いの @ギャラリーパルク
岡崎公園アートフェスティバル2015
2015京都画材まつり
第六十回記念 表美展 @みやこめっせ
第73回 パンリアル展 @京都市美術館
ひみこ個展 ぼくはクマ @KUNST ARZT
伏見渚・松尾彩加展 @ギャラリーモーニング
窪田順展 アース @アートスペース虹
清水治枝/中本一彦 二人の私的な誌的な仕事展Ⅲ @ギャラリーかもがわ
浅野匠子個展 猫のヒタイ @ギャラリーアーティスロング
死の劇場 カントルへのオマージュ @@KCUA

今日初めて岡崎ループに乗ったんだけど、とりあえず定時に来て座れるのはありがたい。もっとも、いつまで空いてるのかはわかんないけどね。いつまでも空いてるようでは廃止になるだろうし。

2015年10月12日

新収蔵品

連休3日目はもう疲れたので休養。たまってた作品を撮影。
星野菜月 キノコハウス
葉栗里 エイピンク
堤展子 オオサンショウウオ(だと思うけど未確認)
高井信子 シテツの子供
宮田雪乃 run in the picture #2
しりあがり寿 みかけない動物
西堀裕恵 adoroment 1
田中優里 人混み
谷澤紗和子 [無題]②

後3点はサイレントアクアで落としてそのままの状態で、また額縁屋さんに行かないと。しかし、今回やたら赤いなあ。

2015年10月11日

連休中日

大阪で所用あり、前後に少し挟む。

錦絵誕生250年 春信一番!写楽二番! フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 @あべのハルカス美術館
吉朝庵写真展 宮崎金次郎・上田康介二人会 @壹燈舎
riya solo exhibition 「WHALE SONG」 @DMOarts

吉朝さんが亡くなられてもう10年になるんだねえ。 気が付いたら年齢追い越してるし。

2015年10月10日

連休入り

秋の展覧会も次々オープンしていよいよシーズンインってとこかね。

栗本夏樹漆造形展 オブジェと器 @ぱるあーと
お気に入りの作品も結構あったし、かなり良心的な値付けだったのだが、やっぱり我が家には似合う場所がない。悲しい。

山本亜希のフェルト 南蛮をかざる @アートライフみつはし
作家さんがついさっきぱるあーとで会った人だったのでびっくり。世間は狭い。

英ゆう個展 ソラカラキタル @ギャラリー揺
なんかちょっと芸風が変わってたけど、やっぱりこの世界は好き。

ひびのこづえ [秋の出会い] 展覧会 @アートゾーン神楽岡
寄神宗実展
CERAMICS+PRINTMAKING @ギャラリー恵風
花岡伸宏 Statue of clothes @MORI YU GALLERY
琳派イメージ展 @京都国立近代美術館
こうして並べるとやっぱり田中一光さんは際立ってるよなあ。あと、どこまでを琳派と感じるのかはおいといて、琳派って(というか日本文化が、か)やっぱりパクリの美だよねえ。

立野陽子展 night seeing @ギャラリー16
一井すみれ個展 Narcissism @KUNST ARZT
楽しい小品展 @アートスペース東山
いまふくふみよ展 回帰する時間 Gift @アートスペース虹
土橋晃展 @ギャラリーすずき
今回、脚が今までになく主張してました。で、1点ポチしちゃいました。まだ先は長いのにねえ。

ART RAINBOW PROJECT @ART FORUM JARFO
井村隆 カラクリン展 @フク和ウチ
LIGHT OF THE SEA SILVIA WONG @ART SPOT KORIN
星野暁展 土と手の間から @艸居
坂田ルツ子 フェルト @祇をん小西
梅田香織展 pre Piece-Full
フジモトアヤ Pure @ギャラリーギャラリー
日本伝統工芸京都展
錦秋の琳派 @高島屋京都店
THE BOX OF MEMORY-Yukio Fujimoto @クマグスク

今日はいつになく染織ばかり見てたような気が、、、

2015年10月6日

花園飯店

今回は蘇州行のツアーバスがここ発着のため奮発してオークラに泊まりましたが、こりゃラクチンだわ。日本語対応もだけど、シャワートイレと蛇口の水が飲めるのはうれしい。インターネット環境はダメだけど。
旧フランス倶楽部を高層化した建物で、ホテル名の通り立派なお庭がついてます。宿泊者専用だからかってに入るなとか動物を入れるなとか書いてあって、近所の人が犬の散歩に来るんだなあと思ったらほんとに来てて笑ったけど。しかし、こういうことができるんだったら、東京のオークラもあっさり壊さないでなんとかしたらよかったのにねえ。
バスルームがガラス張りなのはご愛嬌ですが、バスタブの横に洗い場があるのも○。
庭園側の部屋は料金が高いので窓の外は高速道路とビル群。
繁華街の真ん中ですが、ちょっとそれっぽい区画も残ってます。
洗濯物を道に干すのはNGじゃないのかねえ。

2015年10月5日

中華芸術宮

開館直後は予約制だったらしいが、行列は出来るもののすでに規制は解除されており、入り口で無料の入場券をもらって敷地内へ。エレベーター前でもう一度行列してから展示室へ。
それなりに行列したのに空間に余裕がある。広いのと、お客さんの流れが速いのと両方。ツアーの集合時間とかもあるだろうからねえ。

いちおう撮影禁止のようですが、そんなことは誰も気にせずバンバン写真を撮ってますし、それについては黙認のようです。職員も「自撮り棒はダメ」と書かれた札を持って回っていましたが、札の裏には「撮影禁止」と書いてあるんだけどねえ(そちらを表に向けてるのはほとんど見ませんでした)。で、絵の写真も撮るけど、記念写真を撮るのに忙しい。
万博当時の目玉だった電子版清明上河図は有料のため、館内のカウンターで追加チケットを購入し入場。原寸の30倍に拡大しアニメーション化、夜の場面も追加している。なかなか面白いし、ゆっくり見られるのは○。万博の時はベルトコンベア状態だったんだろうねえ。
さて、展示場は上層階に3フロア、下層階に2フロアの構成。時期的なものだろうけど、下層階は抗日戦争勝利70周年記念展でした。推測ですが、下は市民ギャラリー的な展示室じゃないかなあ。作品のレベルもそれなりだし、上にはたくさんいたお客さんがいない。


よくわかんないけど、取材の人達もいました。
まあでもかわいい作品もあるし、
ちゃんと日本のネタも
すっかり疲れたので、もう一つの有料の展示(ディズニー)はパスして撤退しました。
表にこれでもかと展覧会のポスターが並んでいて予告かなと思ってたら、これ全部開催中なのね。とんでもないわ。

ちなみに、芸術宮のホームページ(残念ながら中国語のみ)を見てたら、展示室のバーチャルツアーがあるのよね。サービス精神満点だよねえ。めっちゃ遅いけど。

2015年10月4日

上海万博跡地(浦東)

翌日、万博のへそ、万博大通り(世博軸)に出かける。地下鉄の中華芸術館駅の構内には万博当時の写真パネルが並び、観光地として整備が進んでいる。駅の外に出ると地元ガイドに声をかけられるが、何言ってるのかわからないので断る(ガイドなのかどうかも不確実と言えば不確実)。中国国内のおのぼりさんも言葉が通じないのなんかざらにいるんだろうから、それなりに楽しめるのかもしれないけどね。さて、お目当てはその中華芸術館(旧中国国家館)。事前情報では9時開館とのことだったが、行ってみると10時開館(去年の7月かららしい)。仕方ないのでしばらく周辺を散策。
中華芸術館を南東方向から望む。万博当時、手前の芝生のあたりにはかわいらしい香港館、澳門館が並んでいたが、万博後は巨大な旧中国館だけが残った。当然ながら台湾館は最初からなかったが、大阪館が入っていた建物に台北館が入っていた(北京もここだったので、国外扱いというわけではなく一都市扱い)。
メルセデス・ベンツ・アリーナ(旧世博文化中心)。中国最大級の室内競技場ですが、ショッピングモールを併設しているので、そのエリアには自由に入場できます。
地下にはアイススケートリンクも、
浦西を望む。中央の煙突の建物が当代芸術博物館。
世博公園に入る。後ろの建物は旧世博中心。柵があるので今はどうなってるのかよくわかりませんでした。
公園のベンチは5年しかたってない割にへたってますが、一方で修繕の跡も見うけられます。
公園のトイレは万博当時のままなのできれいです。

当時のB地区、世界気象館があったあたり。浦西に比べると街づくりが進んでいますが、まだまだですねえ。
奥の世博大舞台(旧宝鋼大舞台)は廃工場をリノベした施設で、当時から鉄骨むき出しでした。手前の緑の建物は旧インフォメーション。今は公園の管理事務所のようです。
公園内にはどこからともなく(いや、石に偽装したスピーカーは見つけたけどね)音楽が流れてきます。前日まで万博5周年のイベントもやってたらしく、管理は行き届いてます。
さて、世博軸は「世博源」という巨大ショッピングモールに改装されたようです。
が、オープンしたばかりで閑散としています。まあ、周囲のオフィスビルやホテル、展示場がまだ十分機能してないから、おのぼりさん相手だけで商売になるわけがないよね。お店の方も先行投資ということで割り切ってるんでしょうかね。

平日の午前中とはいえ、車もあんまり通ってないしなあ。このままバブルがはじけるとちょっと困ったことになるかも。