2016年12月29日

2016年の〆

年末の東京遠征なのだが、この時期だとたいていもう何もやってなくて(森美術館は夏に見たのと一緒だし)まあいいやと思ってたら、なぜか29日までやってる展示があって染谷さんが出てるってので予定に組み込んだ。これがまあ大当たり。 写真を撮ってネット上で宣伝してね、ということらしいのでその通りに。

5 Rooms 感覚を開く5つの個展 @神奈川県民ホールギャラリー
出羽絵理。実物見てキャプション見てもっかい実物見て「えーっ」なんだけど、磁器です。もうこれだけで元が取れたような、、、
染谷聡。漆器。これはさすがにイムラさんとかで見たのと同じシリーズ。
小野耕石。版画。この人も何度か見てるけど、今回作品が台に載っていていろんな方向から見下ろせるように展示されていた。この方が説得力あるよねえ。
齋藤陽道。写真。これもどっかで見た覚えが、と思ったらアーツ千代田で見てた。これも見せ方も含め面白い。
丸山純子。インスタレーション。芸術祭でもあるまいし、よくこんなことさせてもらえるなという、、、

特にテーマがあるわけじゃなくバラバラな傾向の作家さんが並んでてまさに5つの個展なのだが、たいてい5カ所も回ったら外れが混じってるものだけどすべてツボなのがすごい。お勧めです。

2016年12月28日

今年の収蔵品

坂田源平 ガゼル
久保良裕 蓋物
山下雅己 オイルヒューマン
梶木奈穂 雲のまにまにまに
稲田早紀 ドローイング
渡邉貴子 犬と仲間たち
鴻池朋子 素焼粘土
小川久美子 軽快な音
とんぼせんせい とんぼせんせいのアンクルトリス
朝日みお お洒落な怪獣
朝日みお 想いはいつか届くだろう
林雄三 メリーポピンズ
太田夏紀 絵の中のかわず
服部しほり 春っころ
大谷敏子 Sikakuicoとり

佐野暁 ぴよ男爵

今年前半は作品にほとんど手を出さず、だいぶ落ち着いたなあと思っていたのだが、後半は止まらなくなってしまった。虹さんのカレンダー展がなくて助かった。

2016年12月25日

クリスマス

ギャラリーはたいてい冬休みでもあり、お昼から出かける。

BAZAR de KUMAGUSUKU @Kumagusuku
茶碗の中の宇宙 @京都国立近代美術館
並べてみると、やっぱり長続きする組織って三代目が大事だな。

閉廊感謝セール @アートスペース東山
伊藤若冲展 @承天閣美術館
気がついたら前期展示は終わってて後期になってました。まあ別にいいけど。

京都北山 光の庭 @陶板名画の庭
ヤマギワさんの作品はもっと神秘的なイメージなんだろうけど、最終日のためかとっても賑やかで、これならみずのき動物園を全館展開した方が、、、

招き猫博覧会 @高島屋京都店

ついでなので高島屋でケーキ買って帰宅。

2016年12月18日

疲れてるね

後藤靖香展 必死のパッチ @京都精華大学ギャラリーフロール
あんな大きな絵を狭い空間に放り込んでどうするの、と思ったけど、もともと広角レンズで切り取ったような絵だから、これはこれでしっくりくるな。アクセスが悪いのはどうしようもないけど、これがタダなんだから京都は美大がたくさんあっていいよねえ。

展覧会 ムード・ホール カワイオカムラ @@KCUA
正直1階だけでいいな。面白いんだけど、疲れてるときに2階の作品群はちと辛い。

龍谷大学写真部マロニエ展示『私』展
世代をつなぐ ― 京都の女性彫刻家たち @ギャラリーヒルゲート
お庭に降りたのは初めてだわ。作品的には上から見てる方がよかったけど。

高木剛 陶展 @同時代ギャラリー
樋桁千波展 @アートスペース虹
田村洋子展 @ギャラリーモーニング
長谷川敏嗣 彫刻展 @アートスペース東山
FUKUSHIMA Art @KUNST ARZT
谷原菜摘子展 私は暗黒を抱いている @ギャラリー16

予定はまだいろいろあったけど、疲れてるしここまで。岡崎の画廊はおおむねこれで年内終了なんだけど、東山さんの閉店セール?にはやっぱり顔を出すべきかなあ。

2016年12月17日

今日はさすがに寒かった

昨夜はキンキンに冷えてて大変だったけど、日中もその名残で日差しがあっても寒いわ。

年末年始展示イベント とり @国立民族学博物館
 もう、エントランスから楽しい。
やっぱり鳥はいろいろあってよいわ。 ついでに新しくなったアイヌの展示みて(クイズで絵葉書もらって)ショップでセールをやってたのでメキシコのウサギの彫り物を購入。朝から何やってんだか。

南極建築 1957-2016 @LIXILギャラリー
これが予想外に時間とってしまい、今日の予定はもうボロボロ。 面白かったけどね。

ルーヴルNo.9 @グランフロント大阪
うーん、やっぱりマンガは本の形で座って読む方がいいなあ。これは疲れる(初めから疲れてるせいもあるが)。

山野千里展 さんぽ道けもの道 @アートコートギャラリー
最終日で手ごろなものはみんな売れていてまあ平和。

2016年12月10日

日中は日差しがあったので少しマシでした

高柳むつみ展 @ギャラリー器館
改組新第3回日展 @京都市美術館
髙木唯可銅版画展 温かな情景 @アートギャラリー博宝堂
植物の水彩画はいつも見てるけど、銅版画は雰囲気がだいぶ違った。

北村美沙個展 断面から游ぐ @KUNST ARZT
近藤慧子展 @アートスペース東山
東山さんも年末で画廊をたたむそうです。はねうさぎ、すずきが閉廊し、JARFOが移転してるし、東山もとなると、画廊めぐりの効率がだいぶ悪くなる。自転車だと天候を選ぶしなあ。

山森菜々恵個展 ごはんですよ @アートスペース虹
海外からのお客さんがナイスでした。

新野耕司展 刻
齋藤有希子展 @ギャラリー16
小さな版画展
Abstract art! Come back again @アートゾーン神楽岡
貴志早苗展 宙と風と星と @JARFO京都画廊
福村惣太夫・山内庸資二人展 ストローク @art space co-jin
How are you, PHOTOGRAPHY? 展
大矢一成木工展 小鳥の森の冬支度 @同時代ギャラリー
宮田彩加展 裏腹のいと @ギャラリーパルク
長村恵美子 忽然 蚕展 @ギャラリーヒルゲート
大竹茂夫展 公園逍遥 @蔵丘洞画廊
大竹さんの作品はすごく好みなのだが、選択の段階で意見が合わず今回は購入見送り。で、服部さんの版画を見せていただき、こちらは初めから買うつもりだったので連れて帰る。ただ、正直値段に見合うのかといわれると厳しい。というか、先般値上がりしたとはいっても、これなら作品を買った方がお得感が強い。でもまあ、裏話もいろいろ聞いたし、ここはやっぱり(クラウドファンディング的な発想で)協力するものだよねえ。

午後からは晴れたし、明日の朝は冷えそうです。

2016年12月4日

また無駄遣いを、、、

肉とヴェール 清田泰寛・神馬啓佑 二人展 @京都芸術センター
干支と縁起物 酉 @祇をん小西
昨日ヨメが1点購入してきていたのでもういいはずだったんだけど、ひっくり返したらとんでもなかったのでつい佐野さんの「ぴよ男爵」を買ってしまう。もうどうにもならんな。

雨雲展 @昂 KYOTO
おやつ入れにちょうどいい軽いお皿がいっぱいあったんだけど、さすがにお値段は我が家のおやつ入れにふさわしくない。

中島愼一展 風景( 回帰)
奥田博土展 地水火風 生成と千変万化 @ギャラリー恵風
「京都のコレクターさんです」と紹介されたので「違います」と答えたけど、小西さんの紙袋持ってるから説得力ゼロ。

驚きの明治工藝 @細見美術館
トイレ借りるついでに?蝦蟇仙人の写真を盛大撮る。

茨木佐知子個展 AQUARIUM sign @KUNST ARZT
海老優子展 夜の雲間 @ギャラリーモーニング
田中美佳展 淡いひかり @アートスペース虹
冬コミの時に横浜でやってる展覧会を教えてもらったのだが、今から新幹線の切符取り直すとだいぶお高くなるんだよね。でも、せっかくだから行くんだろうなあ。

MULTI @ギャラリー知
日本画八人展 @Art Space MEISEI
坂爪厚生銅版画展 @ギャルリー宮脇
野上千晶展 @ギャラリーソフォラ

雨になったのでここまでで撤退。

2016年12月3日

今日は東へ

品川で会合があり、空き時間に天王洲のTERRADA Art Complexへ向かう。

西尾康之展 REM (Rapid Eye Movement) @山本現代
ヘッドマウントディスプレイを使った参加型の作品。ケーブルの音が気になるので、無線になるとさらにいいかも。

ホセ・パルラ Small Golden Suns
mamoru あり得た(る)かもしれないその歴史を聴き取ろうとし続けるある種の長い旅路、特に日本人やオランダ人その他もろもろに関して @ユカ・ツルノ・ギャラリー
Unclear nuclear @URANO
伊藤隆介 天王洲洋画劇場 @児玉画廊|天王洲
やっぱこの人好きだわ。 ハーフミラーの作品とか最高。

1カ所にこれだけ集まってるのはありがたい。でもまあ、駅からはちょっと遠いし、なんとなく話には聞いてたけど、すごく入りにくいのが難点。エレベーター下りればおしゃれなアートスペースなんだけどねえ。

2016年11月23日

今日はまだましでした

昨夜「この世界の片隅に」を観てきたんだけど、ちょっと整理がつかないのでその話は置いといて、

マリー・ローランサン展 @美術館「えき」KYOTO
びじゅチューン! グッズフェア
キョウトニイッテキマシタ @JR京都伊勢丹
ローランサンは普通に良かったが、 びじゅチューン!フェアの長蛇の列に唖然。平成の日本はまだまだ平和だ。

前田紗希 松野木望会 二人展 普遍的変化 @ギャラリー知
櫂 京都市立芸術大学日本画川島渉研究室修了生展 @アートスペースMEISEI
クラゲも布袋さんもすごく良かったけど、さすがに自粛。

金澤一水 惑星交響曲 @ギャラリー恵風
驚きの明治工藝 @細見美術館
図録に蝦蟇仙人(の蝦蟇)のアップがなかった。写真撮影可だそうなので、またカメラもって行かねば。

女流陶芸展
土と色 ひびきあう世界 @京都市美術館
キャプションもなんもないから作品だけに集中できるし、これはいいわ。

高城唯可 水彩画展 @ギャラリー唯
BOOK ART 展 @山崎書店
釣光穂展 うつわの標本 @KUNST ARZT
なんと陶芸でした。欲しかったけどさすがに自粛。

山本麻衣子展 森からはじまる @ギャラリーモーニング

寒くなるって話だったんだけど、日中は天気も良くってましでした。それでも夕方はだいぶ冷えてたし、明日からが心配。

2016年11月20日

もう少し天気が良ければなあ

今日はドライブ。道路わきの紅葉もきれい、なのだが、あいにくの霧でちょっと残念。

服部しほり展 一筆鶏上 意は筆先に在り @田口美術
岐阜は遠いよなあとかいつも思っていたのだが、今回は鶏のオンパレードだというので、これは行かねばなるまい、とおでかけ。毎度のことながら作品は素晴らしい。鶏ばかりといえバリエーションも豊富。画廊主とあれこれ話したのだが、一番びっくりしたのはフライヤーのデザインを乃村さんが担当したというお話。そりゃあまあ作家さんと連絡取りやすいから話はスムーズに決まってるけど、支払とかどうなったんでしょうね。で、初日にあらかた売れたという話だったのでカレンダー買って大満足、と思っていたのだが、手ごろな作品がなぜか残っていて、確かに好きだけどこの仔はうちのと一緒で目が丸い方の鶏だよなあ、とか思いながら商談を進めてしまう。これではコレクター呼ばわりされても仕方ないよなあ。

没後100周年 オディロン・ルドン展 @岐阜県美術館
自前のコレクションだから当然かもしれないが、これが常設展の330円なのはめっちゃお得。ルオーもついてたし。

新・ガリ版の表現展 @ガリ版伝承館
水口さんから何度か案内をいただいていたのだが、これも「遠い」で片付けていたガリ版伝承館。岐阜まで行ったら途中といえば途中なので立ち寄る。ちょうどガリ版祭りの日で(いや、狙ってるけど)、屋台やらライブやらやってて、こっちでお昼になるようにすればよかったような、それではルドンが見れないとか、、、。サツマイモの袋詰めして帰宅。

2016年11月16日

朝は寒かったけど日中は暖かかったな

週末いろいろあるので、半休にして京都を回る。平日なのにあちこち混んでるあたり、ハイシーズンど真ん中ですな。

第70回記念 二紀展 @京都市美術館
仲恵子 生島庸子 首藤成利 三人展 @ギャラリー唯
母子像名作選そして少女たち @星野画廊
はかなシ個展 ドットサプリメント @KUNST ARZT
杉浦正和写真展 フォルモサ @アートスペース東山
四塚祐子展 @ギャラリーモーニング
矢津吉隆展 Mirror, Tool, Border / 鏡、道具、境界 @アートスペース虹
越田博文展 月の庭 @ギャラリー16
木野智史 残映 @現代美術艸居
Etsuji Okada Exhibition 〜South〜 @Art Spot Korin
OH!YAKO展
小粥展 @同時代ギャラリー
岩崎絵里・久野隆史展 日本画・京都の底力 @蔵丘洞画廊
第六回 陶画塾展
竹中香哉子展 mixing VI @ギャラリーマロニエ
星野佳世子展 @ギャラリーにしかわ
北野博史 森の庭 @三密堂書店

北野さんの作品はいいんだけど、うちだと設置する場所に困るのが難点。展覧会のお菓子だけ買って帰る。

2016年11月13日

今日は好天でした

一日競馬場にいたのだが、京都を回れてないこともあって終了後にちょっとだけ、

中景 – The Glory (of phenomenon) : Act Ⅱ – @ギャラリー9.5
太田夏紀展 息物 @BAMIギャラリー
(終了間際に飛び込んだのもあるけど)太田さんはやっぱり人気であらかた売れていた。それでもすっかり勢いがついていたため小品を購入。

2016年11月12日

捨てる神あれば

今日は阪神間へ。

ART GARDEN @阪急西宮ガーデンズ
ちゃんと調べないで行くからだが、4週間の会期中で今日を含む2日間だけイベントの関係であちっこち閉鎖され見られなくなることになっていた。楽しみにしてたのに大石さんとか篠原さんとか見られず。移動させられたのか寂し気な「がっかりトリプル」が心情にぴったりで泣けるわ。

未知の表現を求めて 吉原治良の挑戦
ART MARKET あしやつくる場 @芦屋市立美術博物館
で、芦屋に流れると前庭でイベントやってて、楽しい音楽とおいしいパンとケーキでもうご機嫌。現金なやっちゃ。で、西宮のイベントは六甲ミーツアートの派生展だったんだけど、こちらにロープウェイ駅に猫を出してた飯川さんがお店(BAUSHOP)を出していて、少しお話させてもらう。塩屋の個展を紹介されて、ほんとはこの後は大阪の予定だったけど行先変更。

デコレータークラブ 衝動とその周辺にあるもの @塩屋町東市民公園
何かの奇遇 熊野陽平 戸田泰輔 @KAVC
ここもイベントやっててゆっくり見られず。外でマルシェやってたけど、これもたいしたことなかった。

「ひみつのいしいまこと」展
ワダコウゾウの遊ぶトコロてん2 @アートスペースかおる
で、KVACで見たワダコウゾウさんのフライヤーが気になって出向いたのだが、石井誠さんの方がちょっとびっくり。虹さんで書の作品はいろいろ見ていた(ちょうど今週も虹さんで個展してるけどちょっと見に行けない)のだが、キャンバスに描かれた草間さんばりの作品が並ぶ。別室の墨の作品見てやっと気が付いたくらい毛色の違う作品群で、しかも好きなやつ。ほんと、世の中何が幸いするかわからないよねえ。

2016年11月6日

過ごしやすいのは今週までかな

朝は町内の一斉清掃に参加してから出発。

京都やきものWeekわん椀ONE @五条坂
今年はスタンプラリー賞品の鍾馗さんが全身像に変わってました。ちょっと気に入った作品もあったんだけど、ビアマグは既に余ってるからなあ。ご飯茶碗かカレー皿がいいんだけど。

瑞泉寺特別公開・寺宝展 @瑞泉寺
同じ窯の位相 @ARTZONE
Ryoji Ikeda: concert pieces / formula (ver.2.3), datematics(ver.2.0)
Ryoji Ikeda: the rader (kyoto) @ロームシアター
オーケストラKYOTOで招待券もらったので、ホールでの上映2本と屋外の上映作品を見る。圧倒的に外の作品の方が面白い。というか、作品もだけど、スクリーン前で子供が遊んでたりする雰囲気が楽しい。これなら出直してよかったわ。

火曜日あたりに寒冷前線が通過して、京都も一気に冬の空気に変わりそうです。

2016年11月3日

オーケストラ KYOTO!

国際インパクト アート フェスティバル
第43回 創画展
第71回 新匠工芸会展
第23回 日本・コリア友好美術展2016/京都 @京都市美術館
河原 敦子 展 @アートスペース虹
長谷川由貴個展 Veil of Species @ギャラリーモーニング
三宅 佑紀 個展 ここら そこら @KUNST ARZT
谷井ひろ子展 居場所を求めて @ギャラリー16
オーケストラKYOTO! @ロームシアター
西澤康子展 優游 @ギャラリー恵風

本日のメインのオーケストラKYOTO!、来年の「東アジア文化都市」のプレイベントとして行われたのですが、「公募による参加者100名超が、楽器をはじめ『音の鳴るもの』を各自で持ち寄り、指揮者に合わせて即興による合奏を行う」という怪しいイベントで、指揮、プロデュースは大友良英(「あまちゃん」の人だね)。これは行かねばということで、おみやげとして買われて家でほこりをかぶってるドゥンチェン(チベットホルン)とティンシャ(チベタンベル)を持って出かけました(ヨメはバイオリンとスティックタンバリン持参)。行ってみると「楽器構成」はかなり凝っていて、台所軍団や畳一家、チンドンにそろばん、イギル(トゥバの二胡)にシンギングボウル、恐ろしいことにノコギリが2本、、、リハーサルから大盛り上がりだったんだけど(子供たちが自由人でねえ)、本番はもっと大変で、どんどんステージに引っ張り上げられるし、怪しい指揮者が活躍するし。ヨメはソロパートがあってちゃんとウケてました。実は私のとこも大友さん振ってきたんだけど、ちょうど息が続かないタイミングでちょい悲しかった。でも圧巻はやっぱツインノコギリだな。あれはちょっと聞いたことない。終わると東山に虹がかかってました。ちょっと寒かったし疲れたけど、ほんと楽しかった。来年もまたやってほしい。

2016年10月30日

何着て出かけるか迷うよね

土曜日は仕事前に少しひっかけただけなので、土日まとめて。

小泉明郎 CONFESSIONS @京都芸術センター
凡ノ奇 日本画5人展
改発静香作品展 贈り物 @大丸京都店
第10回 京都高瀬川彫刻展 @高瀬川界隈
川崎ひろみ展 あらゆるものと小さなひとつのために @ギャラリーモーニング
第15回 コバルトブルーの会 @アートスペース東山
丸尾莉加個展 SOMETHING ABOUT US @KUNST ARZT
フィンランド木版画協会 版画と絵本展 @山崎書店
第71回 行動展
第80回 自由美術展
京都芸術祭 国際交流総合展 @京都市美術館
京都芸術祭 国際交流選抜展
松生歩展 here @ギャラリー恵風
京都芸術祭 国際交流選抜展 @ぱるあーと
京都府庁旧本館 観芸祭 @京都府庁
石本正素描展 鶏頭・芥子・糺の森 @中信美術館
マーティン・クリード展 @@KCUA
青木優奈個展 shake/ @ギャラリーアーティスロング
羅入個展 識閾上の死 @ギャラリー グリーン&ガーデン
井上裕葵個展 between the land @いのくま亭

今日の中では山崎書店のトゥーラさんの絵本にだいぶ惹かれたけど、とりあえず自重。

2016年10月23日

だいぶ涼しくなってきたね

森本紀久子展栗須裕子展 @ラッズギャラリー
とんぼせんせい個展 Yeah! めっちゃとんぼせんせい @DMO ARTS

没後150年 坂本龍馬 @京都国立博物館
まず常設展を巡ってから特別展に入っていく珍しいパターンだが、これって適度にお客さんバラけるからいいよね。

黒田赫三郎窯展 ‐京焼の世界で50年を迎えて‐
山下裕美子展 きおくの輪郭 @京都陶磁器会館
展示もすごく良かったのだが、陶磁器会館、外国人中心になかなかお客さん入っててよかったねえ。

佐川晃司展 絵画意識ー静かな場所ー @ギャラリー16
清水紗希個展 わたしが いる。あなたが いる。 @KUNST ARZT
新制作会員展 @アートスペース東山
田村研一展 某楼 @ギャラリーモーニング
佐竹龍蔵展 あのひと @アートスペース虹
増田政江展 布と糸のArt Life @ギャラリー唯
新制作京都展 @京都市美術館
新制作京都絵画部会員展 @ギャラリーヒルゲート
やたらあちこちで新制作協会の展示を見たのだが、これって、芸大の作品展でよくあるパターンだよねえ。そう思うと市美の展示もなんとなくそれっぽい。

新作家小品展
グラスリッツェン展
CAVE PARTY @同時代ギャラリー
木内貴志個展 琳派401年記念 リンパなキウチ展 @ギャラリーパルク
木村紀久雄 キキイッパツ展 @ギャラリーH2O
池田良二銅版画展 @ギャルリー宮脇
岩崎知子展 @蔵丘洞画廊

土曜日に(傘持ってないのに)ちょっと雨に降られましたが、実害のない程度で助かりました。

2016年10月21日

伊吹島

日曜日は伊吹島へ。前回と比べると作品が狭い範囲に設置されていて、体力的には楽でした。ここは結構アップダウンがあるから距離の割には大変なのよね。
旧小学校の豊福亮+Chiba Art School「沈まぬ船」。前回からの引継ぎ。ほんとはここはコンタクト・ゴンゾの方が面白いのだが、映像とゲームなので紹介しにくい。残念。なお、ゲームをしたい向きは港でうまく立ち回って真っ先に小学校に駆け込むように。すぐ渋滞します(おかげで断念した)。
みかんぐみ+明治大学学生「イリコ庵」。ここでお昼にすると楽しいだろうけど、たぶんそういう使い方は想定されてないと思う。なお、前回島スープを打ってた場所で島のお弁当を販売しているが、お昼に戻ってくるのは結構大変そうだったのでこれも断念(結果的には時間は足りてたんだけどねえ)。
アルフレド&イザベル・アキリザン「Here, There, Everywhere: Project Another Country -Dap-Pay-」
これも居心地のいい空間でした。
さて、西の島はどこもそうなのですが、集落の中に普通に廃墟が存在します。別に廃村に行かなくてもおなか一杯の感じ。男木島なんか移住者も増えて小学校が再開されて結構ですが、あれは特殊な話で普通はどこも人口減で大変みたいです。



こちらはウィルフレド・プリエト「限界 / 伊吹の静けさ打つ水の音」。島に点在する更地に花が咲いています。
こちらもそういった島の状況からの発想かとも思うけど、小林耕平「ト・ラ・ン・ス・フォー・マー -島に成るー」。島のあちこちによくわかんないものが置かれ、民俗資料館では住民と一緒に作品を鑑賞するビデオが流されている。作品群もいいけど、このビデオが面白い。西の島は2回目だし会期も短くて、住民もまだ作家や芸術祭のお客さんとの付き合い方を模索しているところかなと思うんだけど、ご近所にいきなり押し入ってきた現代美術と住民がどう向き合うかはなかなかスリリング。でも、ほんとに西の島の人たちは話をしてても楽しいのよね。妙に親切だし。今回印象に残ってるのは、作品よりも本島の戎さんの前で会ったおばあちゃんとか資料館のおばちゃんとか防災無線のおっさんとか伊吹島のcafe加伊茂のおっちゃん(前回の方がよかった、というのは前回の方がわかりやすかったって意味だよねえ)とか、素の島の人たちなのよね。みなさん、島が注目されてやっぱりうれしかったりするのかなあ。
わかんないものの一つ。ビデオの中でなんか説明してたけど、忘れたw。覚えてるのは、カーブミラーの下のホコラが、島内の八十八カ所巡りのホコラだってことくらい。
でも、なんかわからないなりに楽しく遊べる。島の人も困った半分、面白半分のようです。

2016年10月20日

高松

タコ飯食べて本土に戻る。
港から駅へと向かう道中にある一寸島神社。現役の神社と廃屋寸前のバラックとの取り合わせが強烈。ちょっとググるといろいろ記事が出てくるので、その筋では有名なエリアのようです(が芸術祭絡みでは宣伝しにくいかなあ、やっぱり)。
この週末はあちこちで秋祭りをやっていて、丸亀でも子供の獅子舞が軒付けをしてました。ウブドの子供バロンと違って大人がコントロールしているのですが、これで子供の才覚で小遣い稼ぎをさせるのは日本ではなじまないかな。
高松に移動。WINSをひやかして栗林公園へ。東京藝術大学×ロンドン芸術大学国際共同プロジェクト「複雑なトポグラフィー」をみてから指輪ホテル「讃岐の晩餐会」へ。晩餐会は満席だったのでお芝居だけ観たのだが、やっぱりこのきれいな芝生の中に入れてくれるのが素晴らしい。キャストはあらかた地元の人たちで、ウサギをやってた女性は栗林公園の庭師さんなんだとか。
 ちょっと肌寒かったけど、とりあえず晴れててよかった。

2016年10月19日

本島

土曜日は本島へ。レンタサイクルを借りて(電動が人気だが、作品のあるエリアだけなら普通の自転車で十分)出発。
まずは港から遠いところから。 アレクサンドル・ポノマリョフ「水の下の空」。

この日は見事な秋晴れで、空も海もよく映えます。
古郡弘「産屋から、殯屋から」。古墳?の石室の中には、
リンガがそそり立っていました。
眞壁陸二「咸臨の家」。説明文と微妙に違うような気がするが、男木島の作品と同じテイストだしこれでいいんでしょう。
前回、森節子「崩壊と再生の中で」として公開されていた家。芸術祭後も手入れはしていたようだが、どんどん崩壊が進み、秋会期が終わったら解体されることが決まったらしい。芸術祭への参加は断られたとかで、勝手に?公開しています(入場料百円也)。今回の西4島では本当に多くの廃屋を見たけど(廃村まで行く必要はないってことだね)、きちんと中を見せてくれるのは珍しい。とはいえ、危ないから入れるのは1階の南側部分のみ。
立入禁止部分を覗くと、床を突き破って竹が伸びていました。これはまあ、芸術祭に組み込むのは難しいねえ。
シーボルトガーデン北の小屋では(春に沙弥島で見た)パラパラマンガを展示してたので、再入場料200円を払って見学。わしらが行ったときはたまたま誰もいなくて(じきに行列ができた)思い切り満喫しました。満足。
芸術祭以外の部分も少し紹介。古郡弘の作品もここからの引用なんだけど、この辺りは両墓制といって一人につき埋葬用と墓参り用の二つの墓を用意します。
笠島で見かけたホコラ。通りがかりのおばちゃんによると戎さんだそうです。昔はこの辺りでもサンゴがたくさん採れてたけど、最近はダメになった、そうな。朱色は着色しているそうです。なんにせよ、島ならではですよね。
笠島はまち並み保存地区に指定されています。立派な資料館もありました。
これも村尾さとこの作品のモチーフになってるけど、鏝絵の本物。
切腹ピストルズ「せっぷくぴすとるず神出鬼没船」。これも余裕があったら付き合うんだけど、次の予定もあり断念。実は島に着いたときに、じっちゃんの声で「本日、ピストル、、、ピストルズの切腹、、、切腹、、、ピストルズの、、、パフォーマンスを、、、切腹、、、パフォーマンスを行います」みたいなほとんど放送事故のアナウンスをしてて、切腹パフォーマンスなら見たいなあと思ったけど、もちろんそんなものではなく一安心。しかし、お客さんいっぱい来るのに、活舌の悪い人にしゃべらせたらダメでしょうがw