2008年5月25日

巷で話題の

ミャンマーに行ったのは一昨年のことです。政治的に難しいところなのはわかってて、ちょっと覚悟もしてたんだけど、観光客の目に触れるような部分は思いのほか「まとも」でした。まあ、当然か。北朝鮮でもそれなりらしいからなあ。北朝鮮と違うのは、土地が豊かで政治がアホでもそれなりに食べられるからだと思うが、今回その前提が崩れたのでかなり心配。まあ、軍政の方もいろいろ見越して内陸部に遷都してたので、してやったりなんだろうなあ。困ったことだが。


ヤンゴン港の情景


この人はお坊さんではなく普通の人。皆さん信仰が厚いのか、単にお寺が安らぐのか?


さて、四川省に行ったのは確か2001年。当時は九寨溝の空港は工事中で(黄龍のロープウェイもなく歩いて登った)、成都から都江堰 ・文川をへて陸路で九寨溝へ向かった。ちなみに、臥龍のパンダ保護区はパスして三星堆と楽山に行ってます。


チャン族の(観光)村の入り口。


民家の内部。観光客の来る家はいろいろと副収入もあって、他の村人から悪口を言われるくらい儲かっているようだったが、それでも写真を見る限り石を積み上げて漆喰で固めただけの家だ。普通の村人の家は推して知るべし。

もう少し下流の工場。手近な山の樹木は薪になってしまうのか、山の上以外はこういった禿山になっている例がほとんど。地震で雨が降ったら崩れるわなあ。

京都アートマップ2008~京都美定書~ 2

今日が最終日。繁華街の6ヶ所を回ってきました。どれもまあおもしろいんだけど、一番ウケたのはアートマップとは関係ない「IKETERUふんどし展(うずらギャラリー)」だったりする。予想外のオモシロ物件に当たるとなんか得した気分ですな。

しかし、ギャラリー巡りなのにダイソーに捕まるわ(なぜバケツを買う?)、明治屋の10%offセールに捕まるわ(なぜワインを2本も買う?)で、往生しました。他のお客さんが気の毒だわ。

2008年5月24日

Refresh! / ガバメント・オブ・ドックス

別に解散していたわけではない(そうだ)が、なんせ10年ぶりの復活公演である。中之島演劇祭のチラシでこのグループの名前を見た時の驚き(とある種の虚脱感)は、誰カバの復活公演のニュースに近いものがある(ダンシング義隆はその後も話題を振りまいてますね)。まあ、こっちも年をとったし、これからはこういうこともちょくちょくおきるんでしょうね。

メンバーも普通に年をとって、貫禄が出たり、生え際が後退したりしてました。リズムも以前よりゆっくり目で、最初「えっ」と思ったけど慣れるとこれはこれで心地よい。妙に昔なじみの劇団でメンバーが若返ったりしてると、久しぶりに見るとテンポについていけないもんなあ。エンディングが流れると「これだよなー」と思うし、その後の台本のない部分がぎこちないのも復活公演らしくて笑える。演劇祭ということもあるけど、客席がちゃんと埋まっていて一安心しました。またやってね。

2008年5月19日

春のえんそく

今回はいつものツアコンが多忙で参加できず、無気力な展開。いちおう「仁徳天皇陵を巡る」ことは決まっていて、一周した後、大仙公園で昼食、公園から大仙緑道を経て堺市役所の展望台にあがってコースを概観し、古本屋で締めになりました。 一日で20箇所近くの古墳を見学(他に復元した古墳が数箇所)。

わかりやすいトマソンを発見。

柵の中は宮内庁管理で史跡なのだが、古い住民は畑をやっていたりする(隣の古墳には釣堀まである)。立派な葉サボテンを発見。根っこの方はもはやサボテンではなく立派な樹木だ。

古墳の周囲は遊歩道になっていて、現在位置を示す標識があちこちに立っている。問題は右の標識で、右に行くと仁徳天皇陵になっているのだが、確かに正面はそっちだが、実際は柵の向こう側が古墳。

周壕はカメ天国になってます。

大仙公園の西の古墳を模したオブジェ?右が正面側で左が裏側だが、このギャップはいったい何?

2008年5月17日

京都アートマップ2008~京都美定書~

とりあえず東山を中心に6ヶ所回ってきました。作家さんもですが、ギャラリーの方がどこも気合が入っていて見ごたえがありました。楽しいのはギャラリー16の日野田崇展ですが、アートスペース虹の狭いギャラリーで車がひっくり返ってるのが必見。

2008年5月11日

大塚まさじ&永井よう ジョイント・ライブ@のん

元ディランIIのお二人に藤村直樹、砂布均という4人のジョイントライブ(といっても、狭い店なので基本1人ずつ、がんばっても2人までの演奏ですが)。

のんは京都に来て最初に住んでいたアパートの近所の喫茶店なのだが、あまり足しげく通った覚えはない(近くのとんかつ屋には思いいれもあるのだが)。広めのカラオケボックスくらいの店なので、お客さん30人ほどで満員(ギャラはちゃんと払えるのか?)。機材を入れるスペースもないので、いまどきレアな(路上でもPA使ってることがあるからなあ)生音でのライブである。というか、生でやりたくて使っているらしい。結果、家でテレビを見てるくらいの距離での贅沢なライブになりました(首は横を向きっぱなしで疲れるけど)。あいにくの雨の夜、人いきれで湿度がやたら高く、楽器には気の毒なコンディション(散歩に行った大塚さんも行くところがなくってじきに帰ってきていたようです)でしたが、関係なく熱演が続きました。大塚さんの演奏はずっとソロで聞いてたんだけど、(当然ながら)サイドギターが入るととたんに音が分厚くなりますね。オートハープの演奏も初めて間近で見ることができてよかったですわ。

しかし、かってのディランでは、厨房スペースも入れて四畳半の店に30人以上入れて演奏してたそうだけど、お客さんどうやって聞いてたのかねえ。

タイ族のこころの調べ

特別展絡みのみんぱくの研究公演。雲南省徳宏タイ族ジンポー族自治州の民間芸術団の来日公演である。

雲南は照葉樹林帯の端っこにあたり、音楽も日本の民謡(それも内地のものより琉球民謡)に近い。歌が男女の出会いのツールになるのも、日本の歌垣を髣髴とさせる。ただ、文明化が進んで伝統文化を保持していくのもなかなか難しいようだ。ひょうたん笛も生活の道具としては廃れ、エスニック楽器として人気を博しているらしい。

主催者は言葉を濁していたが、彼らが来日しステージに立つまでにも紆余曲折があったようだ。3月のチベット暴動以降、少数民族の海外渡航に制限がかかったであろうことは容易に想像できる。また、この日は中国の国家主席も大阪滞在中で、こちらに動員される可能性もあったのかもしれない。しかしまあ、無事に公演ができてよかった。メンバーは翌日(って今日ですが)のマリの語り部の公演も観る予定だとかで、こういったことが刺激になって新しい展開が生まれるようなら、日本人としてもうれしい。

しかし、せっかく遠路はるばる来てもらったのに客席の入りはもうひとつでした。まあ、みなさん連休疲れの上に天気が悪かったから仕方ないか。こっちも日曜日は静養に当ててるくらいだしね。

2008年5月6日

ジョーバ

ほんとはフルサイズのジョーバ(鐙のついているやつ)が欲しかったのだが、我が家ではとてもじゃないが邪魔なので、ジョーバフィット(EU6310、機能を削って小型化したタイプ)を買ってみました。シャレなんだからロデオボーイでも良いかとも思ったけど、時節柄中国製品には手を出しにくいしね。

まあ、邪魔には違いないが何とか耐えられるサイズ。廉価版で動きが単調だが、別にまじめにエクササイズをするわけじゃなし、テレビなど見ながらのんびり揺られてるだけだから、かえって助かる。で、肝心の効果があるのかだが、、、よくわからん。意外なところが(そういえば乗馬で負担がかかっていた部分ではあるな)こったりしたから、普段あまり使わない筋肉に負荷がかかるみたい。だが、だからといって意味があるのかね。

モンゴルまで乗馬に行くのに備えておくにはいいかも。

家庭用精米器

ツインバード、MR-D720

心配していた音はそれほどでもない。少なくとも、動作時間が短い分、生ごみ処理機より快適。肝心の味は米を何種類か試してみないとなんともいえないが、問題なのは、精米したてのコメはいわば新鮮な野菜なので、長時間水につけておくと露骨に味が落ちるのだ。タイマー炊飯ができないわけで、生活習慣を変えないといけない。それに見合うほど美味いかというと、、、そうでもないような気がするのよね。困ったなあ。

2008年5月5日

「柚木沙弥郎 染の仕事」展

ルーブル美術館展の後に行くとほっとしますわ。楽しい。

しかし、ここの常設のスリップウェアなんかは欧州由来なんだけど、こういうものの方がよっぽど品がいいと思ってしまうのは、こっちが日本人(しかも少々古いタイプの)だからなのかなあ。モネも特に好きではないけど、少なくとも東洋趣味をきちんと理解してるよねえ。困ったなあ。

ルーヴル美術館展

内容からしてピントがずれてるなあとは思ったんだけど、招待券が手に入ったので行ってきました。

客層は半数がベルばら世代のおばさまたちでまあ予想通り。素直にすげーと思うものもあるものの、せっかく東洋からいいものが入ってきたのにどうしてこんな処理をしちゃうかなあ、と疑問に思うものもまた多い。ルーブルにはもっと楽しいものがあるはずだが、日本人(のおばさま)受けが悪いんだろうか。いずれにせよ、ちょっと悲しい。

2008年5月4日

千本えんま堂大念仏狂言


京の念仏狂言はたいていパントマイムだが、えんま堂の狂言はセリフ劇(導入の「閻魔庁」は無言劇)なのが特徴。当然のことながら、その分わかりやすく、素人でも普通に楽しめる。

しかしまあ、この日はなんぼなんでも暑すぎで、お客さんも少なめ。ちゃんと座席は足りているのだが、それでも炎天下で座っているだけで朦朧としてきたため、3席のみ観て帰宅しました。あの暑さでは、念仏など唱えなくても鬼も退散するんでないかい。

西山高原アトリエ村展

今年は天気がよくて良かった、というか、山の上だというのに暑すぎですわ。

まあ、渋滞にもほとんどかからなかったし、珍しく散財もしなかったし、アフリカの太鼓の人もいたし、よろしゅうございました。