2014年9月28日

帰国

23-28日の日程でラサに行ってました。案の定というか高山病でしんどいことになって、ヨメの方は病院行って点滴と酸素吸入を受けたりしたのですが、そういう部分も含めてまあ面白かったと。お土産を買ってる余裕はなくなっちゃいましたけどね。まだ体調が戻りきってないのに(とりあえずおかゆはちゃんと食べられるようになった)仕事もせにゃならんし、写真の整理もしながらぼつぼつ記事にできればいいなあ、ということで。
しかし、あの体力も知力も尽きた状況で噴火に出会ったりしたら、絶対対応できないよなあ。

2014年9月21日

散財

来週はいろいろと散財しないといけないのだが、今日の時点から作品には手を出すわデパートで財布を物色するわ、、、仕方ないなあ。

ホイッスラー展 @京都国立近代美術館
再興第99回院展 京都展 @京都市美術館

この日の岡崎界隈は道路にカーペットが敷かれイングラムが立ったり寝たりでなかなかのにぎわい。屋台で昼食にして先を急ぐ。

森田孝夫 展
山本雄教 展 「 one 」 @ギャラリー恵風
名前はちっとも印象に残らないのに作品は強烈で、ポートフォリオ見ると「ああ、この人だな」 。今回もなかなかのもの。

KYOTO版画 ポレポレ展 @JARFO
朝日みおさんの作品がツボで1点購入。引き取ったらまた報告します。

しむらのいろ meets 土屋仁応展 @GALLERY FUKUMISHIMURA
近美でフライヤーを見かけて出向く。土屋さんの作品はどれも好みで(特に「麒麟 」)、ふくみさんの布ともよく合う。といっても手が出せるお値段ではないし、そもそも飾るスペースもないので、書籍のみ購入。

水野悠衣 個展 「One Scene」 @KUNST ARZT
星野高志郎 「海から空へシリーズ」
chiko 「きのげーに」 @ギャラリーはねうさぎ
正直気に入ったし、価格的にもいつもなら手を出すのだが、今日はもう打ち止め。

白上太朗 展 @ギャラリーすずき
この人も作品は覚えているけど、名前は記憶に残ってない。申し訳ない。

京都アートフリーマーケット @京都文化博物館 他
Tomide展 Ⅲ 「PAINT IT, GOLD Ⅱ」 @arton art gallery
中村美希 チベット仏画の世界 展 @ギャラリーH2O
なかなか上品な仏画で、現地に行ってもこういうのにはお目にかかれない(少なくともお土産物屋にはおいてない)。 チャンスがあれば探してみたいとは思ってるけど、、、仏具屋さんあたりが適当なのかなあ。

contact Gonzo 「黒い家」の壁 @ギャラリーパルク
tricoten 川添潤子・出口萌・森あやね他
うつわとアクセサリーのお店 @同時代ギャラリー
点描水墨 大島一歩 展
桑原紀子 展 ―陶と赤絵― @ギャラリーヒルゲート

長尾恵那 ガラスケースmini展 「どこにでもあるかたち」
稲葉哲郎展
須藤敏浩写真展 「影法師のいでたち」 @ギャラリーマロニエ
てっきりコンピューター処理かと思ったらアナログな手法で、ちょっとびっくり。 面白い。

山岸佳奈江 うるし展 @ギャラリーにしかわ

ということで、火曜日からちょっと京都を離れます。

2014年9月15日

イメージの力

棟方志功と芹沢銈介―ふたつの「釈迦十大弟子」を中心に― @大阪日本民芸館
十大弟子は確かにいいんだけど、今回一番よかったのは最後のばんどり図四曲屏風とばんどりの実物を並べた展示。こういうのは民芸館ならではだよねえ。

イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる @国立民族学博物館
みんぱくはこれまでも「 きのうよりワクワクしてきた。」「千家十職×みんぱく」といった特別展をしてきたし、いつぞやのリニューアルで導入部に文化的背景をいったん切り離したモノの展示を持ってきたりしているので、「イメージの力」のコンセプトには何の違和感もなかった。実際、民博での展示はいつもの風情。なのだが、六本木の新美術館での展示は強烈だった。美術の側からは、「線を越えて展示物に近寄ってしまう人が多くて困った」といった、美術作品でないものを美術館で見せることによるお客さんの混乱(みんぱくでは触れる展示も多いからねえ)の指摘もあったようだが、わしらとしては「収集品が美術のコンセプトで美術館に並んでいる」ことが衝撃的で、最後の部屋なんか「これじゃまるで現代美術じゃん」と思ったらそれを狙ったコーナーだったりして笑ったのだが、それを思えばみんぱくでの展示はやはり安定感がある。天井も低いしね(2階から始まって大階段を下りた吹き抜けに背の高いものを並べるなど工夫はしてるけど、新美術館の展示室とはやはり異質)。お客さんもやっぱり違う。どちらも無料公開日で人がたくさん入っているのだが、六本木はアートの人が集まっていたのに対し、万博公園にいるのはいつもの民博のお客さんで、導入の仮面のコーナーでカップルがタイ舞踊について語り合ってたりする。カメラを用意している人も多い(私も持ち込んだ)。スタッフ側も美術館だとあちこちに黒服のお姉さんがひっそりと待機しているのだが、こちらは警備のオッチャン。で、このオッチャンがまた展示物の文化的背景について熱く語ったりするのだな。巡回展で同じものを展示していながらここまで違う展覧会になってしまう。イメージの力とともに解釈の力を痛感させられるいい展覧会でした。そんな人は読んでないと思うけど、六本木の展示を見た人にこそ見に来ていただきたいですね。

2014年9月14日

六甲山

天気はいいし、空気は澄み、気温も高くも低くもなく、これまでになく快適な六甲ミーツアート。なんですが、連休の中日にして気候がバッチリすぎて、山上道路が駐車場の待機車列で埋まってしまい全く動かなくなってしまいました。いろんな部分を歩く羽目になり、時間はかかるわ疲れるわ、、、仕方ないけどねえ。

作品は、というか運営がだいぶこなれてきて、立地やお客さんの状況に合った作品展示が増えてきました。ただ、スタンプが無くなったのは我が家的には大きなマイナス。管理が大変だからやりたくないのはわかるんだけど、あれがないと見落としが出てくるんだよね。困ったことに。

若木さんとか谷澤さんとかいつものように良かったけど、 好印象を持ったのは小川泰輝、福田ちびがっつ翔太、浅井裕介、三宅信太郎、浅羽昌二、入江早耶といったところ。で、一点だけとなると写真にしやすいことも含めてになるけど
Hidemi Nishida 「The Meals_彼女達の食卓」

ただ、この日の主役はやっぱり六甲山からの眺望になるかな。よせばいいのに夜まで粘っちゃったし。これは天覧台から神戸方面を撮ってるけど、左奥に向かって突き出しているのがポートアイランド(先端は神戸空港)で、大阪湾を挟んで奥に見えるのが関空。たいていもやってて見えなかったんだけど、こんなに近いんだよなあ。この日は友ヶ島までバッチリ見えました。加太に行った時にガイドツアーのオッチャンが「天気が良ければ明石海峡大橋が見える」って言ってたけど、今日の天気ならそうなるのには納得。しかし、伊丹も含めこんなに空港いらないよなあ。

それから、行列のできた天覧台カフェのテラスでは座席をいくつも占有してテレビ(ABCの朝の番組)の取材が行われていて、まあいろいろと面白かったんだけど、こんな混雑する日にやらないでほしいよね。単に天気がいいから来たんだとは思うけど。

2014年9月13日

まずは京都

連休初日。秋の空気に入れ替わり雨も上がり絶好の行楽日和。まあ、やることにはあんまり関係ないけどね。

平成知新館オープン記念展 京へのいざない @京都国立博物館
初日でお客さんは多かったが、サクサク流れるので快適。 建物の外観は今ひとつピンとこないが、吹き抜けを生かした内部の構造は○。何より、ガラスの透明度が高いのが素晴らしい。ずっとこの状態だと嬉しいんだけどねえ。

谷中佑輔 「Have a Good Appetite」
村上直樹 「Twinkle and Howl」 @児玉画廊
麻野匠子 個展 ウタカタ @ギャラリーアーティスロング
SILENT @KCUA 2014
大塚朝子個展 『Your ghost is fine.』
「鉄拳」パラパラ漫画の世界展
宇治茶監督作品 映画「燃える仏像人間」展
タイ北部に住む少数民族の子供たちの作品展 @堀川御池ギャラリー
そんなつもりはなかったのだが、燃える仏像人間を全部(80分)見てしまう。 京都買いますを諸星方面に引っ張って行った作品と感じたのだが、公式サイト見るとだいたいそれであってたみたいですね。とにかく、この一件で時間配分はズタズタに。

吉村昌子 個展 @ギャラリーすずき
佐竹龍蔵展 「やまのこえ」 @アートスペース虹
海老優子展 @ギャラリーモーニング
潤井一壮 「Have a Break」
植松美早 「陰陽茶席」 @ギャラリーはねうさぎ
藤本貴士 個展 KISS @KUNST ARZT
憧れの女性像・日仏画家の競艶 @星野画廊
西奥起一展 ー表面の奥行きー @ギャラリー16
about senses —修士課程芸術表現特論Ⅷ課題制作展— @ART ZONE
グレー 8 young artist group event
kaneko tomoe glass exibition @同時代ギャラリー
水上勉先生没後10年展 @ギャラリーヒルゲート
-空想美術大賞記念展- @蔵丘洞画廊
佐藤明日香と吉田潤がよかった。吉田さんは仕事の関係で京都暮らしらしいので、またどこかで見られるといいなあ。

2014年9月6日

ちょっと寄り道

いろいろあって和歌山に行ってたので、少し寄り道。道中はやっぱり雨。

なつやすみの美術館4 生きている! @和歌山県立近代美術館
チラシの表の作品が実はお持ち帰りできるサイズのものだったのにはびっくりしたし、美術館で見る折元さんの写真のインパクトもすごかったけど、やっぱりヤセ犬が一番だな。

ただいま。カーネーションと現代美術。 @岸和田市立自泉会館
一押しはwah documentだけど、どうせなら家に加工をするところの方が見たかったなあ。