2008年12月2日

「japan 蒔絵 -宮殿を飾る 東洋の燦めき-」展

京都にいると蒔絵ってのはある意味見慣れた素材だ。高台寺蒔絵や南蛮漆器のコレクションは京博の常設でお馴染みだし、明治以降の作品は万博やアールヌーボー絡みでよく見かけるようになった。今回面白かったのはその間、紅毛漆器と呼ばれる作品群。多くの作品が西洋のコレクションから里帰りを果たしているわけだが、作品のバリエーションだとか、二次利用の仕方だとか(薄皮をはがして自前の家具に貼り付けたりするのだよ、西洋の連中は)、客の依頼と作品との頓珍漢なやり取りとか(西洋の風物なんか見たことない人間が図柄を描くんだから仕方ないけど、なんというか、笑うっきゃない)、期待してたよりずっと楽しい展覧会でした。

ところで、京博の平常展示館は来週から建て替え工事に入ります。で、今週はお別れの意味合いもあって平常展示は無料開放となります。0系のような大騒ぎとは無縁ですが(特別展示館の建て替えなら大騒ぎになるだろうけどね)、自転車発電ライブなど面白そうなイベントもありますので、お近くの方はどうぞ。

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