2008年12月1日

仙台(2)

仙台市博物館の特別展「平泉~みちのくの浄土~」展へ。金色堂西北壇の諸仏は実はここに来ている。他の展示物も当然ながら現地とかぶっているが、近くで見るとまた別の味がある。なんせ見てきたばっかりなので、解説も非常にわかりやすい。ただ、こちらを見てから平泉に行った方が良かったような気がするんだけど…

東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館へ。前に来たときはカレンダーくれたんだけど、今回はなし。結構短期間で品切れになるようだ。展示内容は相変わらず楽しい。静岡の美術館の方にもいっぺん行かないとなあ。

さて、少々時間が余ったので輪王寺へ。伊達氏と共にみちのくを転々とした15世紀創建の古刹だ。

もっとも、仙台開城時の建物はこの仁王門だけ。後の建物は明治初期の火事で焼けてしまった。当然ながら伊達氏の庇護は期待できず、その後100年以上かけて少しずつ再建し今の姿になったそうな。

産道にはなぜか仏足石が。

この三重塔が最後の建物(1981年建立)らしい。

庭はなかなかきれい。何より静かなのがいい。広い苑内に我々の他は家族連れが一組。この時期の京都だとマイナーな庭でも人があふれてるもんね。

池の鯉もいい味を出してます。

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