2021年7月16日

7/10

二風谷コタン
ここも以前訪れた時と比べ格段に整備されていた。

中心施設の町立アイヌ文化博物館。財政基盤を反映して格段にコンパクトだが、展示内容は互角。この辺は歴史のなせる技かねえ。ウポポイができる前の白老は観光施設の色彩が強かったけど、ここは当時から博物館してたし。
丸木舟も立派。沙流川では夏のお祭りで観光客にも船で川下りをする機会を提供しているのだが、生きてるうちに何とかならんかな(そんなのばっかりですが)。
もう一方の中核施設、萱野茂二風谷アイヌ資料館。ここは更に雑然としてるけど、学術的に価値の高いものは町立博物館ができる時に移管したはずだから、あとには面白いもの?しか残らない。1階の展示も圧倒されるけど、ここが楽しいのは2階。
萱野さんが集めた世界の少数民族グッズが展示されている。その審美眼は(あくまで個人的に)高く評価したい。



こりゃいいよね。
さて、ここにはほかにも工芸館とかあってお土産が並んでるし、体験施設もあるし、沙流川の資料館もあるし(残念ながら休館中でした)、チセが並んでるし(白老と違って自然な大きさです)、お土産物屋さんも並んでいる。ただ、時節柄お土産物屋さんはみんな休業中。お土産は工芸館で仕入れました(わかってたら白老で買ったのに、、、)。
お土産物屋さんの庭先で樹皮を煮詰めてました。これをアットゥシに織り上げます。今はお客さん来ないけど、仕事はしないとね。
振内鉄道記念館、かっての富内線振内駅ですが、外観はよく保存されてます。中はというと、実はここ「土日祝日は休館」なので中がどうなってるのか不明。開館日も基本施錠されていて、近くの平取町役場振内支所に行って鍵を開けてもらう必要があります(当然事前予約が必要)。なんともまあ。
外にはちゃんとSLが停まってたりするんですけどね。
さて、この後は道東道で帯広へ。途中、トマムタワーが見えてきたときは「うぉー」と思いましたが、特に楽しいことはなく事務的に処理。天気が悪かったしねえ。
 
六花亭ガーデン
喫茶室でケーキをピザをいただく。ピザもおいしい(チーズが、ね)んだけど、とにかくケーキが絶品。クリームの舌触りから違う。これが200円台なんだから、十勝に来たなあ、と思う。お土産もあさって、ふと気が付いたのは、「こんだけお金使ったらポイントでコーヒー飲めるんじゃね」。早速ポイントカードを作って支払いを済ませ、予定を変更して先に六花亭の帯広本店へ、行ったのだが残念ながら喫茶室は満席。サクサクパイとシュークリームを買って競馬場へ。
 
帯広競馬場
ここも(表面だけとはいえ)一段ときれいになっていた。若いお客さんも多い、と思ったけど、観光の人達は1、2レース見て写真を撮ったら納得して次のスポットに向かうので、しばらくたつと地元のおっちゃんたちが主役に。まあ、わしらも観光なので、一通り写真を撮って3レースほど遊んだらホテルに移動しましたけどね。
面白かったのは、見に行った最初のレース(2歳戦です)で、ゲートが開いてないのに(ばんえいでは馬場入りの時はゲートは開いてたりするから比喩表現です)さっさと出ちゃった馬がいたこと。そりがついてるのに、どんだけ元気が有り余ってるんだか。
どうすんのかなと思ったら、そりは外して馬だけゲートの後ろに戻し、そりはトラクターで引いてスタート地点へ。そりゃそうだよなあ。で、この間、中央競馬なんかだと殺伐とした空気に包まれるんだけど、ここはお客さんはおろか、スタッフまでみんな笑ってるのだ。確かに笑うしかない状況ではあるんだけど、すごいよなあ。
あ、珍しく2人とも馬券は勝ちました。

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