2022年10月18日

豊島 (10/7)

10/7-10/10の日程で今回最後の瀬戸芸に行ってきた。もっとも、前回同様前泊してるし、最終日は強風で船が欠航となり何もせずに帰ったのですが、、、宿泊地の設定は高松、丸亀2泊、観音寺。当初は丸亀3泊で考えていたのだが(この方が天候に応じてスケジュールを調整できる)、荷物のハンドリングを考え(すべて宿に預けて行動するという設定で)こうなってしまった。この時点で7日は豊島で確定なのだが、、、あいにくの雨。島内はレンタサイクルでの移動を考えていたのだが、貸出自体が中止。頑張って朝一の船に乗り込んだものの、開場前に移動しても仕方ない(無駄に濡れるだけ)なので次の船に接続するバスまで港で待機。これなら前泊しなくても(始発に乗って宇野回りでも)一緒だったな。

あいにくの天気でも、ここにくると「豊島にやって来たなあ」と思います。
港で待機してる時点で、あちこち回るのは断念。そもそもささやきの森は雨で休止してたし、心臓音も午後からとのことでした。いずれにせよ、バス停から遠いところは無理ですよね。ということで急遽豊島美術館の予約を入れることに。なんせこの天気なのでサクッと予約出来ました。内部は撮影禁止なので外観だけですが、思ったよりずっと良かったです。床から湧いてくるだけでなく空からも水が供給されるので、普段と全然様子が違う。あまりに面白くて気が付くと予定の時間を大幅に超過していて、坂道をゼイゼイ言いながら登る羽目に。
10分ちょい遅れで島キッチンに到着。高松前泊が入り予定が確定したので予約を入れていたのですが、なんせ雨なので当日でもなんとかなったみたいです。でもまあ、安心感が違うよね。今年はあちこちで昼食難民になったし。ここで食べるのは初めてでしたが、さすがに美味しかったです。

昼食後となりのピピロッティ・リストに行ったら行列してたので(次の時間帯の昼食のお客さんたちが流れていたみたい)「西本喜美子写真展~ひとりじゃなかよ~」へ(写真展なので写真は割愛)。西本さんの作品は六甲でも見たけど、めっちゃ楽しい。そして、これはシスコさんの時も思ったけど、この母親をサポート(放置?)してしまう息子さんがいい人だよなあ。このあとピピロッティも行ったけど、人はいないし暑くないし、こんなにゆっくり見ることができたのは初めて。雨も悪いことばかりじゃないね。バスを乗り継いで甲生へ。冨安由真の「かげたちのみる夢(Remains of Shadowings)」。小泉八雲の「和解」を下敷きにした作品で、古民家の各部屋に部屋の一部を描いた絵画が飾られ、最後にそれらが一堂に会する仕掛け。気に入ったけど、何といってもこの部屋だな。本人もお馬ちゃん好きなのかな。

ヘザー・B・スワン+ノンダ・カサリディス「海を夢見る人々の場所」。雨は上がってたけど、これはさすがに晴れてる方がよかったな。そしたら暑くて座れないのかもしれないけど。

時間的には針工場か横尾さんのどちらかには行けるんだけど、結構歩く羽目になるしおおむね満足したのでここまでで切り上げ、1本前の船で高松に戻りました。作品は半分しか見てないわけだけど、いつもと違う表情を見ることができたのでこれはこれで満足です。

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