2016年3月27日

瀬戸芸2016 番外

3/25-27の3日間でとりあえず行ってきました。前回の春会期は爆弾低気圧で散々だったのですが、今年は嘘みたいな好天。2日とも高台の宿を確保していたため、夕景も堪能できました。その報告をちょっとずつ書いていくわけですが、その前におまけの方から、

27日の朝に82番札所根香寺に行ってきました。五色台のパンフに出ていた牛鬼がどうにも気になって、さしてロスにもならないことから立ち寄ったのですが、これがまあなんというか、、、
牛鬼像は山門近くの茂みの中に、ということだったのですが、山門前の駐車場の横に無造作に立っていました。傍らの案内板によると、
「今から四百年くらい昔、このあたりに「牛鬼」と呼ばれる怪獣が住んでいて、人々を大変困らせていました。そこでこの地方を治めていた殿様は、山田蔵人高清という弓の名人に牛鬼の退治を命じました。高清は根香寺の本尊である千手観音にお願いをして、そのおかげで牛鬼を見つけだし、みごと退治したそうです。
そして怪獣の角を根香寺に奉納して、その菩提をとむらったと伝えられています。」
だそうですが、いろいろと疑問がわいてきます。千年前じゃないの?とか、四百年なのに鉄砲の名手じゃなく弓の名人なの?とか、角を奉納したのは牛鬼を弔うためなの?とか。ちょっと譲って説話には納得するとしても、じゃあなんでこんなところに像が立っているのか、いつだれが何のために建立したのかさっぱりわかりません。
 近寄ってみます。すごい造形ですねえ。海洋堂が絡んでるんでしょうか?
試しにモノクロにしてみました。ウルトラQの怪獣にしか見えません。
さらに近寄ってみます。
指先まで魂がこもってますね。

もちろん、牛鬼像だけではなく立派なお寺だし、紅葉の時期にはさぞきれいなんだろうけど、やっぱりこの造形はぶっ飛んでますよねえ。

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