2025年9月2日

瀬戸芸2025 小豆島

8/21-23

渋滞で予定より30分遅れで波止場到着となったが、何とか間に合い、ジャンボフェリーの朝便で小豆島に向かう。新造船あおいのテラスにはSHIP'S CATの新作。

とりあえず無駄にテンションが上がる。到着した坂手港周辺は車でごちゃごちゃしており、まずはアジアギャラリーのある福田へ。
女木島のOKタワーが解体されて体育館で再展示されていた。大好きな作品なので再会できてうれしい(忘れていたけど、映像が楽しい)。そういえば19年にはまだ立っていたような記憶があるけど、22年には見かけなかったよな。
葺田パヴィリオンのまえで素麺をいただく。外の方が風が抜けて涼しいのはいかにも。うどんもだけど、やっぱり島の素麺は最高。
ギャラリー内に無駄に入れない空間があったりしてなんだかなあだけど、外にも作品があったりしてそれはそれで楽しい。ここでは真ん中のイ・ビョンチャンがお気に入り。
このあと「はじまりの刻」に逢いに行ったのだが、前回屋台など出ていた下のテラスには今回幟がたっておらず、案内が出ていた夕陽ヶ丘ホテルの駐車場からアプローチ、したのはいいがめっちゃ遠い。確かに一帯はホテルの敷地内でトラブルにはならないだろうけど、酷暑の中歩くルートではない。(ここで写っている子供たちのように)下から他人様の畑を突っ切っていくのが正解、でいいのかなあ。
前回迷路のまちに置かれていたスタシス・エイドリゲヴィチウスの作品は土庄港に移設されていた。当然ながら、だいぶ雰囲気が違う。
長澤伸穂「うみのうつわ」。ちゃんと船に乗せてくれるのだが、年取ってくると暗さに目が慣れてくるのが遅くって大変。
ソピアップ・ピッチ「山」、この位置から見るのが正解なんですよね?

今回の小豆島での宿、森口屋アートスクエア。潰れた旅館のリノベーション案件なのだが、フロントが無人なのはいいとして何とまだ工事中で溶剤の匂いが鼻につくし昼間はうるさいし目玉?のアートギャラリーは完全にバックヤードの呈。でもまあ、改装したばかりで部屋はきれいだし立地はいいしとにかく安かったし満足。

翌日は三都半島から。

ウルトラダイダラボウとか
ヒトクサヤドカリとか、とりあえずテンションが上がる。
リストにない旧作がしれっと置かれているのもうれしい。
こちらは新作のナップヴィナス。展望台に登れる。
この一角はフリオ・ゴヤさん。たまたま本人が在廊?していて少しお話ができた。
矢野恵利子「New perspective」
これもここが「正解」なんだろうけど、少し外した方が味があって面白いのも確か。
豊福亮「黄金の海に消えた船」。まあ、豊福さんだし、瀬戸芸だから船なのだが、なんかやっぱりすごいよね。いちおう解説ももらったのだが、そんなものはもうどうでもよくって、ただただ堪能し、ガチャまでしてしまう。
木戸龍介「Inner Light -Floating Houseboat of Setouchi-」、これは日が暮れてから見に来るべきだったかも。

おなじみの王文志作品。暑さの厳しい日には嬉しい。

この日のハイライト、岡淳+音楽水車プロジェクト「Reverberations 残響 ~ 岡八水車」。かって水車が動力源だった集落跡で自動演奏楽器が大暴れ。動画を探してみてね。

 3日目、

坂手港の作品を見て、いちおう井戸の神様に逢いに行って、少し時間が余ったのでオリーブのリーゼントを見て乗船。高松へ。土曜日の真昼間で空いてる駐車場を見つけるのに手間取ったが何とかクリアし、県立ミュージアムへ。ベトナム現代美術展は都市型の頭の痛い芸術祭作品で体調と折り合わなかったのだが、小沢剛はさすがに面白い。
ただ、それ以上に学芸員たちが常設展のあちらこちらになすび画廊を設置する試みが面白かった。何度か見てるのに、また常設を全部見てしまったよ。

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