2009年1月12日

いいむろなおきのマイムde絵画

大阪府現代美術センター他の新春企画「笑って観るアート」展(本日初日)の関連企画。展示室内で展示してある絵画をネタにマイムを演じる。どういったルートで来ているのか知らないが、子供が結構来ていて、現代美術の展示としてはかなり異質な雰囲気。フロアの黄色いクッションがかわいい。1時間弱の公演だったが、あっという間に終演。展示作品そのものはそうでもないんだけど、マイムにしてしまうとかなり笑える。新年早々トクした気分になりました。共催の文化情報センターやワッハ上方共々、いい形で残せるといいんだけどなあ。

2009年1月10日

上野伊三郎+リチ コレクション展

チラシを見て面白そうだったので出かけてみた。

伊三郎と出会う前のリチのデザインがどこから見ても和様なのにびっくり。この人は初めから日本で暮らすように運命づけられてたんだ、と言いたいところだが、アールヌーヴォーってのはこういうもの。それにしても、日本の図案の理解度は抜けてますけどね。で、リチのデザインがある意味現代的なのに、伊三郎の建築の方はバウハウス様のアールデコ建築で今から見ると面白味がない。当時は最先端だったんだけどねえ。まあ、明治の洋風建築は保存運動が起こるのに、昭和初期の名建築にはみんな冷たいもんなあ。あと50年もすればまた再評価されるとは思うんだけど。

「京都御所ゆかりの至宝-甦る宮廷文化の美」

本日初日、ですが、雪混じりの天気で客足は伸びず。

タイトルは御所を前面に出しているものの、御所に現存するものというより御所から広がった文物(「ゆかり」って書いてあるもんなあ)がほとんどで、それを言ったら京都中たいていそうなんじゃないかという気も。まあ、御所の障壁画もちゃんと来てましたけどね。で、この障壁画が幕末のもので意外とポップ。あと、やっぱり桂離宮の引手のデザインセンス。いっぺん見に行かないととは思ってるんだけどなあ。

2009年1月5日

ウェッジウッド

ウェッジウッドが破綻 景気悪化で販売不振

ソースによっていろんなニュアンスの記事が出てるし、ブランド自体がなくなるとは思えないのだが、ちょっとショック。オペルがつぶれて整備が出来なくなる心配ばかりしてたけど、カップの補充が出来なくなる方が先かも。もっとも、我が家のウェッジウッドはたいてい貰い物で、割れても補充しないだろうけどね、、、あ、そんなこったから経営破綻するのか。

2009年1月3日

帰省のお供

今回の車中のBGM

赤塚不二夫トリビュート~四十一才の春だから~

この企画だとバカボンとアッコちゃんが目立つのは仕方ないかな。現代的な作りの楽曲の中で、こおろぎ’73の「元祖天才バカボンの春」がぴったり嵌ってしまうのはある意味すごい。しかし、今更ながら、バカボンのパパは41歳なんだよなあ(昭和元年生まれらしいが)。体に無理が利かなくなるはずだわ。

ザ・ピーナッツ sings“Arranger”宮川泰

しばらく前に宮川パパの作曲作品集が出てたけど、こちらは宮川さんがアレンジしたカヴァー曲を集めたもの。ピーナッツはマナカナと比べるとずいぶん安心して聞いていられます(比べるなよ)。


エノケン芸道一代


エノケンものにしてはえらく録音状態が良好。いつ頃の録音なんだろう?

ウィスパー・ノット

お口直し、ナイトドライブのお供。高速よりは郊外の一般道向き(演奏の問題ではなく、クルマの遮音性の問題)。

2008年12月29日

ヴィック・ムニーズ 「ビューティフル・アース」 展

今年は日本ブラジル交流年であちこちでブラジル人アーティストの作品が取り上げられていたけど、ムニーズもその一人。今回展示されていたのは、倉庫の床に粗大ゴミで絵を描いたり、山の中に重機で地上絵を作ったりといった作品で、作品(写真)もだけど、メイキングの映像がサイコーでした。こういうのが公的な(無料の)スペースで見られるんだから、東京はえらいところだよなあ。

石田徹也―僕たちの自画像―展

作品集なんかで見て、もう少し乾いた金属的な画風なのかと思ってたんですが、現物を見ると思いのほか暖かい印象を持ちました。図録の表紙になっている飛行機の絵にしても、飛行機に人の顔がついているのを想像していたのに、人間から飛行機が生えてるんですよね。ちょっとびっくり。ほかの作品も同様。ただ、後半の作品群は作家が少しずつ壊れていくのを見るのがちょっと辛かったかも。まあ、この作風は長寿とは両立しなさそうだよね。それにしても早逝しすぎだけど。残念だなあ。
一番印象的だったのは「捜索」。鉄道模型のジオラマになっちゃった人だが、あれはオタクの夢だな。

ついでに、常設部分でやっていた「瀬畑亮セロテープアート(R)展」も覗く。これでセロテープの売り上げが伸びるのかは疑問だけど、企業の文化活動としてはかなり優秀。作家さんも楽しそうでした。

C75

ここんとこ冬は12/30が続いたんですが、今回はカレンダーの並びとジャンル配置の関係で日曜日の初日となりました。そのせいか、例年よりやや人も大目。天気もよく、朝こそ冷え込んだものの日中は結構な陽気になり、なかなか居心地のいい1日でした。あちこちから見えた雲ひとつない富士山が印象的でした。

2008年12月21日

「アヴァンギャルド・チャイナ」展

「アヴァンギャルド」という言葉のイメージからはちょっと外れたものも多かったんだけど、ロシア革命のころとは時代が違うんだからこんなものなんでしょう。魚とか蝿とか夢に見そうな作品も多かったんだけど、先月も見たツァオ・フェイの映像作品とか、B2階の「老人ホーム」とかでちょっとホッとしました。今回は根性なくってあきらめたけど、「フィットネス」の動いてる時間にもう一回行きたいですね。

「ドーミエ・人間喜劇」展(第2部)

本日最終日、スタンプラリーの景品をもらいに行ってきました(ちなみに展覧会の絵葉書セットでした)。3回目ともなるとそれなりに見慣れたものもあるんだけど、彫刻が結構面白いとかいろいろ発見もありました。2回目は(創立記念日で)タダだったし、お土産もらって図録を半額にしてもらって滅茶苦茶オトクでした。このご時勢でいろいろ大変だとは思うけど、アイホールやアイフォニックホール共々つぶれないで頑張ってほしいですね。

2008年12月14日

「エモーショナル・ドローイング」展

タイトルにうたってるくらいだから現代美術の展覧会なのだが、いちおう「近代」美術館なので、現代美術を扱うのは実は珍しい。会場の構成がいつもとちょっと変わっていて面白かった。しかし、奈良美智+grafの「My Drawing Room 2008, bedroom included」に置かれていた「ジョグジャ・かるた」の中身がすごく気になるんですけど、どこかで見ることは出来ないのかねえ。

2008年12月2日

「japan 蒔絵 -宮殿を飾る 東洋の燦めき-」展

京都にいると蒔絵ってのはある意味見慣れた素材だ。高台寺蒔絵や南蛮漆器のコレクションは京博の常設でお馴染みだし、明治以降の作品は万博やアールヌーボー絡みでよく見かけるようになった。今回面白かったのはその間、紅毛漆器と呼ばれる作品群。多くの作品が西洋のコレクションから里帰りを果たしているわけだが、作品のバリエーションだとか、二次利用の仕方だとか(薄皮をはがして自前の家具に貼り付けたりするのだよ、西洋の連中は)、客の依頼と作品との頓珍漢なやり取りとか(西洋の風物なんか見たことない人間が図柄を描くんだから仕方ないけど、なんというか、笑うっきゃない)、期待してたよりずっと楽しい展覧会でした。

ところで、京博の平常展示館は来週から建て替え工事に入ります。で、今週はお別れの意味合いもあって平常展示は無料開放となります。0系のような大騒ぎとは無縁ですが(特別展示館の建て替えなら大騒ぎになるだろうけどね)、自転車発電ライブなど面白そうなイベントもありますので、お近くの方はどうぞ。