2008年4月20日

「天馬 -シルクロードを翔ける夢の馬-」展

西アジアで生まれた有翼の馬がシルクロードを経て東西に広がる様を供覧、するのだが、チラシを見ても、展示を見てさえも、いったいこれをどういう人種を対象に見せたいのかよくわからない。わしらのことだと言われればその通りだが、それでは商売になるまい。JRAからもそれなりにお金が出ているらしく、博物館の横にポニーの体験乗馬用の馬場まで作ってあるのだが、こちらも含めて人影はまばらで、同じ宣伝費を使うのならもう少し上手に出来ないものか。見せ方ももう一つで、部分的には面白いものが混じってるし、混んでもないのに疲れてへたり込むまで見てたんだけど、肝心の東西交流の流れがよく見えない。時系列的にはそうなるんだけど、オリエントから一旦ヨーロッパに行って、いきなり東アジアに飛ぶ、しかもここで会場も東新館から西新館に移動するので、話のつながりがわかりにくい。惜しいなあ。

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