2010年7月26日

デリーへ

今から20年以上前に初めて飛行機に乗って(エンジンの回ってない飛行機には乗った事があったが、さすがにカウント外だよね)出かけたのがインドだったりするので、今でもある意味「海外」のイメージはインドだったりする。あれやこれやあってインド領に乗り込んだのは今回が二回目。前の時はビザを取るのにも苦労したが今回は旅行社任せ。エアインディアの機体も、窓のシェードがずり落ちてくるおんぼろB747からエコノミーにも個別モニタが付いたB777に変わっていた。さすがに20年もたつとこんなものか。しかし、関空便が東(南)アジア経由なのは相変わらずだし、CAの客を客と思ってない横柄な態度は昔のままだ。まあ、国営航空のCAはエコノミーの乗客より上位カーストなんだろうから仕方なかろう。機内食はなかなか旨かったが、これはこちらの嗜好が変わっただけかも。

デリー・インディラ・ガンジー国際空港は7月15日に国際線用の新ターミナルがオープンしたはずだった。記念式典もあったらしいし、1番機も飛んだ。のだが、着いたのは旧ターミナルの方。式典の期日がきたので仕方なくオープンさせたものの、工事はいまだ終わらず引っ越せないらしい。いかにもインド的な対応。街に出ると黄色い街灯にオートリクシャの群れ。行きかう車は新しくなり、ちゃんと洗車してあるものも多くなったが、デリーから駆逐されたはずのサイクルリキシャの姿もチラホラ。まあ、インド人はインド人てことでしょう。巻き舌の英語も昔のまま。実は今回初めて教えてもらったのだが、サンスクリット語では「r」は母音なんだそうだ(しかも2種類あるらしい)。それであの発音になっちゃうのか。これが今回一番勉強になった事柄だな。

(注)ラダック用に「チベット」ラベルを作っても良かったんだけど、「インド」で対応することにしました。

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