2013年4月7日

爆弾低気圧(2)

走行中は激しい雨となったが、横風に耐えながら瀬戸大橋を渡りきるといい塩梅に小雨になってくれた。瀬戸大橋記念公園に車を止め、合羽を着こんで沙弥島へ。ここはもともとはちゃんとした(?)島だったが、瀬戸大橋の高架橋を造るため海峡が埋め立てられ地続きとなっている。
ターニャ・プレミンガー「階層・地層・層」。本来は上に登れるのだが、荒天のため立ち入り禁止。ただ、周囲の芝生は養生のため普段から立ち入り禁止なので、フルに楽しめるのは夏くらいからでは?
藤山哲朗+冨井一級建築設計事務所「沙弥島・西ノ浜の家」。当然ながら島スープは品切れで、おばちゃんたちが翌日分の仕込みをしていた。島スープが開店早々になくなるのは知ってたので、もともとは日曜日の朝が沙弥島の予定で、そのために丸亀に宿もとったのだが、事情が事情なので仕方ない。
五十嵐靖晃 「そらあみ」。網を通して空を見上げる、という趣向だが、私としては離れて網を見てる方が好きです。
空はいまいち楽しくないけど、港の風景はこんな感じ。
かっての小中学校で神戸芸術工科大学がアートプロジェクトを展開。この日はコンサートもあったのだが、満員で入れず。こんな日でも瀬戸芸のお客さんは来るんだねえ。人のことは言えないけど。で、こちらは佐久間華の 「塩の結晶 〜落ちた玉汗 砂が吸ふた〜」。
近寄ってみないとわかりませんが、見ての通り、塩です。
大畑幸恵 「カイソウ –shamijima-」。貝殻を砕いて絵の具を作り絵をかく、というもの。もう少し色のバリエーションがありそうな気がするんだけど、赤い貝の大量確保は難しかったのかなあ。
林健太郎 「SHIRO」。映像作品。黒板はリアルだけど、あとはCG。流行だけど、楽しいものは楽しいからいいんでないの。
藤本修三さんは海岸に椅子の作品を出してるんだけど、校舎内にもこんなものが。イスともさん作りのワークショップもやってたみたいで、子供たち(?)の作品も展示してありました。
で、こちらがその「八人九脚」。あいにくの雨なのだが、幸い馬鹿でかい合羽を着てるので、しばし座って海を眺める。これはこれでいいかな。

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