2013年8月25日

8/21、小豆島

今年の夏休みはおとなしく島めぐりとなりました。瀬戸芸2013夏会期、とりあえず好天でのスタート。神戸からジャンボフェリーの深夜便で小豆島へ。
この便はいったん高松に行ってから小豆島へ向かう。朝焼けの中、高松港停泊時のトらやん船長(りつりん2バージョン)。船は30分遅れでの運航だったが、どうせ着いてから暇なので問題なし。
坂手港のシンボル、スター・アンガー。写真だとわからないが、回転してます。しばし時間調整をして、予約しておいたレンタカーを借りて出発。なのだが、ここであてがわれたのがミラ・イース。足回りがへにゃへにゃでコーナー怖いのは(とばすような道じゃないから)いいとして、シートがカス。フェリーのカーペットで夜を明かした後なのもあるけど、一気に腰痛が悪化して、しんどい旅になりました。もう無理が効く年じゃないよねえ。

(ほとんど入れ替わってるとはいえ)土庄方面は前回行ってるから、今回は逆から攻めよう、ということでまずは福武ハウスから。でも、よく考えたら、ここは後回しにしてアジア食堂で昼食にすべきだった。反省。その後、醤の郷へ。小豆島と言えば醤油(とオリーブ)だよね、といいながら、今回も工場見学はしなかったのだが(試飲はしたけど)。
清水久和「オリーブのリーゼント」
小豆島町コミュニティアートプロジェクト。この写真だとなんのこっちゃだが、お弁当用の醤油さしにさまざまな醤油を入れて並べてある。とりあえず、これくらいいろんなお醤油を造ってます、ってことですね。
これはまあ、書いてあるまんま。しかし、ここでなくても醤油パーティはどうかと思うぞ。
三都半島へ移動。このエリアがバスで回るにはしんどそう、ということでレンタカーにしたのだが、暑い中(ゴーストップの繰り返しなので冷房が効かない)頑張った甲斐はありました。ただ、このエリアの代表格は神様のおならだと思うのだが、実際にやってくれるわけでないのでいまいち楽しくない。夜に(満月でもあり)イベントがあったのだが、これはさすがにパス(レンタカーは夕方返却する契約だったしねえ)。で、写真は佐藤隼「空間収集 -小豆島の自然と生きていたもの-」。虫の死骸だらけなのでダメな人はダメかも。
古川弓子「眺望絶佳」、このエリアでのお気に入り。
柚木恵介「瀬戸ノ島景」
ジ・ミン・ソブ「Bandagehouse」。これは外から見る方が楽しい。
さて、この後で肥土山へ向かうプランもあったのだが、時間切れで坂手に戻る。ビートたけし×ヤノベケンジ「ANGER from the Bottom」。


正直、水量が物足りないのだが、島で大量の水を使うのはちょっとねえ(これで1回あたり浴槽1杯分だとか)。本土でも取水制限が行われてるくらいなんだから。
さて、この日の宿は観音寺(写真は境内からの坂手の町並み)の宿坊を改装した矢津吉隆と井上大輔の作品「クマグスク」。テラスで見る満月はなかなか風情がある。シャワールームに土屋信子の展示があるのだが、確かに実際に服を脱いでこの空間に佇んでると、さっと見るだけとは(たぶん)違って色々考えるものがあるよね。でも、その分シャワールームとしての使い勝手は置き去り。ヨメがムカデに刺されて大騒ぎしたり、あまりいいところではなかったかな。でも、いまどき日本で部屋の中にムカデが出てくるというのはある意味貴重で、異文化交流の意外性みたいなものはありましたね。ついでに言っとくと、ここで入れたお茶はめちゃくちゃうまかった。きっと水がいいんでしょう。

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