2015年8月5日

バロン大集合

マニス・ガルンガンからクニンガンにかけての期間、バリ中でバロンがジャランジャラン(散歩)していて、通行の妨げになったりしている。バロンたちは軒付けもするし、地域によっては川で水浴びをしたりもするらしい。たいていは地元の村を回るだけなのだが、中には近隣のバロンが集結しパレードを行う地域がある。Taroもその一つ。今回手配をお願いした(18年前にもジェゴクツアーでお世話になった)APA?のワヤンさんによると、つくられたばかりのバロンには魂が入っておらず特定のお寺で開眼法要?をするそうで、そのお礼のために年に一度バロンが集まってくるらしい。バロンたちは丸一日かけていくつかの御旅所?を巡り法要を行いまた村へと帰って行く。

ちゃんとしたお祭りなので、用意してもらった正装を身に着けて(前の時に買った正装がどこかにあるのだが、地べたに座り込んだりしてたのでレンタルで正解かな)記念撮影をしてから出発。1時間ほどでTaroに着く。車を降りてしばらく歩くとバロンミーティングのお寺。
お参りの人たちが集まってきます。
バロンは別の御旅所にいるのだが、お供えはすでにセットされ準備万端。
とりあえずお参り。
インドネシアは中国と並んでヤクルトのアジア戦略の要です。白や黒の円柱はもち米のお菓子で、中身は同じ。
ガムランもすでに待機してました。
屋台も出ています。やってることは日本と一緒。奥に見える建物は「前に来た時はなかった」そうで、なかなか景気もよさそうです。まあ、今はルピア安で大変なようでしたけど(円安の影響が相殺されて助かりました)。
寺を出て御旅所に向かって移動。
そのうちにだんだん人が増えてきます。そろそろバロンもやってくるというので一段高いところで待機。
正装の男たちに囲まれてバロンが登場。それぞれ楽隊がついて音曲を奏で、祇園祭を彷彿とさせます(この日は京都では先祭の宵山)。
こうしてみるといろんな顔のバロンがいるんだよね。



当初からこのパレードが今回の旅行のメインだったわけですが、これでもう十分満足。
バロンがすべて通り過ぎると、人々にくっついて先ほどのお寺に向かいます。
割れ門から入場するバロン。こちらは横の通用門?から境内に入ります。

(この項続く)

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