2019年8月11日

瀬戸芸(豊島)

チェックアウトし(といってもお金は前金だしフロントには声掛けしても誰もいなかったから出てきただけ)自転車を借りて出発(お店のインスタに写真出てるけどそれはまあ、、探してください)。
とりあえず天気は良い。暑いけど、自転車漕いでるとまだまし(若いころに痛い目にあったこともあって電動だしね)。
青木野枝さんの「空の粒子」。作品もすっかり豊島になじんでるんだけど、ここはやっぱり「唐櫃の清水」。暑い中ほんとにお世話になりました。
まだ涼しいうちに、と「ささやきの森/クリスチャン・ボルタンスキー」へ。片道20分のトレッキングです。まあ、前回壇山まで行ったことを思えばもう少し近くまで自転車で行けるんだけど、レンタサイクル屋さんがやめてくれというのもわかる。パンクしかねない悪路だからねえ(白神山地に行ったときにレンタカー屋さんに事細かく指示をされたのを思い出しました)。
作品はこちら。サウンドインスタレーションなんだけど、セミの声しか聞こえないのはなんだか。

さて、この後は唐櫃岡の作品を一通り見てから一旦家浦に戻り「コロガル公園in豊島」をみて(ウミトタは時間外、豊島シーウォールハウスはメンテナンス中でした)唐櫃浜へ。
ここに来ると豊島に帰ってきたなあ、と思いますよね。皆さん写真を撮るので大賑わいでした。
心臓音のアーカイブ
勝者はいない─マルチ・バスケットボール(遠投をしてくれる人がいると助かります)を冷かして再び唐櫃岡へ。予約してあった檸檬ホテルへ。
檸檬ホテルは前回は芸術祭の枠組みに入ってた(春に行ったので見られなかった)のですが、 今回は独立した展示です。まあ、実際に行ってみると、これは人数の管理も必要だろうし、分けた方がいいかな。
手間をかけて別料金払っても納得するのは確か。あとは実際に泊まるかどうかだが、、、気持ちは必要としてもあとは運だろうからなあ。
昼食もここにしたんだけど、檸檬味のカレーは強烈でした。うまいけど。
で、もう一つの芸術祭不参加の企画、豊島ウサギニンゲン劇場へ。
開演前
物販コーナー
演者がもぎりもやってるので、開演前に相手をしてくれる人がいない。残念。
ご夫婦でやってられるのですが、
前日は日曜日で保育園が休みだったため、ステージで1歳半の子供が暴れて大変だったそうです。それはそれでみたかったような気も。


妙にアナログな制作が面白かったです、演目は多数あるようなので、これはまた見てみたい。
甲生へ。「空を曳く」。大凧を揚げる企画ですが、こちらのたこつぼは平安期のものだとか。
1週間後の凧揚げにむけ絶賛製作中でした

「新作(タイトル未定) 進行中/田根剛 ・塩田千春」。前作もまだあらかた残ってました。
針工場/大竹伸朗。スケルトンになってました。当然ながら撮影可。
売店のおばちゃんにヨメの本がウケたし、いろいろおいしかったので満足。
宇野港の新作「斜めの構成1・斜めの構成2・水平の構成3/原口典之」をみて夏の瀬戸芸は終了。今回の瀬戸芸はいろいろうまくいっていない面が目につきます。今回の豊島も面白かったのは(芸術祭外の)檸檬ホテルとウサギニンゲンでした。例えば「ストームハウス」だと昔は嵐の前後できちんと人の入れ替えをしていたのですが、今はどんどん入れちゃいます。お客さんが増えて作家の意図を汲んでるだけでは回らないのはわかるのですが、もう少し何とかならないのかと思っちゃいますね。あと、実際のところはわからないけど予算が減ってるのでは。行政側に大きな変化があったとは思えないので、個人情報漏洩事件でベネッセの経営が厳しくなってるんじゃないかなあ(いちおう株主なので基本的な情報は見てます)。秋はともかく、3年後は心配。

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