2016年8月8日

高松港

高松に戻り、港周辺の作品を見て回る。
「待つ人」本間純。これだと草刈が不要なので管理は楽だよねえ。
「国境を越えて・海」リン・シュンロン。全体像はどこにでも転がってると思うので、内部の写真と迷ったけどこちらを紹介。
台湾からきたランタンも鎮座していました。
さて、高松シンボルタワー・デックスガレリアでの瀬戸内アジア村。各国のパフォーマーが集う「APAMS 2016」はすでに終了。タイの職人さんが腕を振るう「タイ・ファクトリー」。

もちろん販売してましたし、最終日(8/7)の夕方からは展示品(トゥクトゥクやテーブルなど)の大販売会もあったんだけど、持って帰るのは無理。京都に持って帰れないのにタイまで持っては帰れないよなあ。花博の会期末を思い出します。

「ALL AWAY CAFE」EAT&ART TARO。この日の売り子はタイ、インドネシア、スペイン人で、自国語しか話せないという設定。メニューは日本語だけど、店員は日本語を読めない(ことになっている)ので指さしも不可。で、頑張って注文してください、というお店。料理は東アジアの架空の島の料理、という設定で、普通においしい。注文したつもりのものが出てくるかは運もありますけどね。
さて、夕方に3ステージほどタイの伝統舞踊の公演がありました。最初の2ステージ(各3曲)を鑑賞。





2ステージ目に戻ってくるくらいだから面白かったんだけど、下半身がもう一つ安定していないのは気になりました。
先生?も厳しい顔です。
「I'm here. ここにいるよ。」谷山恭子。 市民プールのインスタレーションだが、営業終了後に鑑賞可能(昼間も入場料払えばいいだけだけど、水着持ってないし)。人がいないプールってのもなかなか。残業(なのかな?)の係員さんも親切だったし。
サンポートJAZZフェスティバルの演奏を聴きながら日没を眺め、ランタンに火が灯るのを見届けてからホテルへ。

2016年8月7日

高松へ

瀬戸芸夏会期が始まった。今回は8月末に行くつもりで準備はしていたのだが、瀬戸内アジア村がもう終わっちゃうというので急遽日程を追加。バタバタと出かけた。まずは、

ヤノベケンジ個展 シネマタイズ @高松市美術館
この日は無料開館日で、会場には子供たちがあふれていました。フローラが立ち上がると大歓声。
個人的にアトムカーへの思い入れが強いので、元気でいてくれてうれしい。


さて、前半のパートは過去作品を年代順に並べてあって、普通に回顧展なのですが、このトンネルの向こうは林海象監督の映画「BOLT」のセットになっています。これから撮影が進んでいくのですが、すでにスピンオフ作品がつくられており会場で上映されています。時間がないので付き合えませんでしたが。

もうひとつ、開催前から「ヤノベアプリ」が公開されており、会場で自分で写真を撮って展覧会カタログを作ることができます。来場前にダウンロードして、できれば会場外の写真も集めながら高松入りするとより楽しいかと(私ゃできませんでしたけど、小豆島終わったからジャンボフェリーに乗る予定ないし)。


金氏徹平のメルカトル・メンブレン @丸亀市猪熊弦一郎現代美術館



展示作品もだけど、ワークショップの映像が楽しい。会場のありようはこれからも変化していくようなので、秋会期に時間が余ったらまた行ってみるつもりです。

2016年8月6日

オグロヅルビジターセンター

あいにくのお天気なので車で隣村に行くのは明日に回し、部屋で一休み(二休みくらいしたかな)のあと夕方からお散歩へ。


 この道はごく最近舗装されたようです。
 今も昔もブータンのトラックはインド風です。

急に車が増え道路整備が追い付かないので、抑制策として車の税金はかなり高く(100%らしい)設定されています。ただ、これには裏があって、インドとの間にはいろいろ協定があるので、インド車に限っては税金が安いんだとか(国産車なんてものは当然ありません)。おかげで(昔は日本車も結構走っていたのですが)トラックはタタ、小型車は(インド製の)スズキが幅を利かせています。ちなみに、ナンバープレートの最初のBはブータンだけど、2文字目はP:private、T:taxi、G:government の意味だとか。
牛は道路だろうがお構いなしです。
この辺りは放牧が盛んで、冬になるとヤクも山から下りてくるそうです。ただ、産業としてはジャガイモが最重要、というかジャガイモ栽培が軌道に乗って谷が豊かになったんだとか。あとは観光業がどこまで伸びるか。
ポプジカは鶴が越冬する地として有名で、ビジターセンターに行ってみました。こちらは記念撮影用の張りぼて。
怪我をして北に帰れなくなった鶴が一羽保護されていました。雨が続いているせいもあるのか、ちょっとすすけています。
写っているのはスタッフさん。

左手に三つ並んでいるのはお約束の水力マニ車。
中に入ってみました(別料金です)。こちらは谷の模型。左下の谷に向かって突き出した高台の赤い建物がガンテ・ゴンパ。さすがにいい場所を抑えてますね。
鶴の渡りの地図。ブータンで有名なのはポプジカの他、ゲイツア、タシ・ヤンツェ。実は右の方に日本(八代)も出てきます。
ガンテ・ゴンパのお祭りでは鶴舞も披露されるとか。
こちらがその衣装

家に戻ると車(ヒュンダイですね)はきれいに洗車されていました。無駄な努力という気もするけどなあ。

2016年8月5日

ホームステイ先に投宿

昼食は建設中のホテルのレストラン(レストランのみ営業中)。
横手には薪が散乱し、ジャガイモを収穫する人々が。
ポプジカは観光地として鋭意開発中で、なかなか洒落た内装です。
どれもうまかったけど、さすがにジャガイモは絶品。
窓からの眺め。完成するとなかなかのものになりそうです。
さて、こちらが本日のお宿。ブータンの伝統的家屋は1階が家畜小屋(汚物処理と暖房の機能も伴う)、2階が住居、屋根裏で干し肉づくりという構造なのだが、衛生面の問題から家畜部屋は別棟にするよう指導されています。前の時はまだ家畜が階下にいたような気がするけど、今回はほとんど物置に転用されていました。右に材木小屋、手前に水道(井戸?)。
その右手にはドツォ(石焼風呂)。横でたき火を起こし石を焼いて、焼けた石を浴槽に放り込む仕組み。ツアー上はホームステイ先ではドツォ体験ありになっていたのですが、雨天なので当然不可能。まあ、これは前回体験したから問題なし。シャワーがない方が問題かもしれないけど、一泊だけだからまあいいか。
牛もいたけど、とりあえず猫が二匹、
犬も二匹います。
家族はおばあさんとおかあさんと息子が三人。
(仕事とはいえ)単身赴任中のお父さんが帰ってきたので、末息子は大はしゃぎです。もっとも、このくらいの子供は特に何もなくてもはしゃいでる気もするけど。
客室。狭いのは確かだが、標高がそこそこ高い(2900m)のに温かく過ごせたし、何より照明が明るいのが素晴らしい。日本人向けに作ってるんでしょうね。