2016年8月6日

オグロヅルビジターセンター

あいにくのお天気なので車で隣村に行くのは明日に回し、部屋で一休み(二休みくらいしたかな)のあと夕方からお散歩へ。


 この道はごく最近舗装されたようです。
 今も昔もブータンのトラックはインド風です。

急に車が増え道路整備が追い付かないので、抑制策として車の税金はかなり高く(100%らしい)設定されています。ただ、これには裏があって、インドとの間にはいろいろ協定があるので、インド車に限っては税金が安いんだとか(国産車なんてものは当然ありません)。おかげで(昔は日本車も結構走っていたのですが)トラックはタタ、小型車は(インド製の)スズキが幅を利かせています。ちなみに、ナンバープレートの最初のBはブータンだけど、2文字目はP:private、T:taxi、G:government の意味だとか。
牛は道路だろうがお構いなしです。
この辺りは放牧が盛んで、冬になるとヤクも山から下りてくるそうです。ただ、産業としてはジャガイモが最重要、というかジャガイモ栽培が軌道に乗って谷が豊かになったんだとか。あとは観光業がどこまで伸びるか。
ポプジカは鶴が越冬する地として有名で、ビジターセンターに行ってみました。こちらは記念撮影用の張りぼて。
怪我をして北に帰れなくなった鶴が一羽保護されていました。雨が続いているせいもあるのか、ちょっとすすけています。
写っているのはスタッフさん。

左手に三つ並んでいるのはお約束の水力マニ車。
中に入ってみました(別料金です)。こちらは谷の模型。左下の谷に向かって突き出した高台の赤い建物がガンテ・ゴンパ。さすがにいい場所を抑えてますね。
鶴の渡りの地図。ブータンで有名なのはポプジカの他、ゲイツア、タシ・ヤンツェ。実は右の方に日本(八代)も出てきます。
ガンテ・ゴンパのお祭りでは鶴舞も披露されるとか。
こちらがその衣装

家に戻ると車(ヒュンダイですね)はきれいに洗車されていました。無駄な努力という気もするけどなあ。

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