2010年4月17日

大遣唐使展

せんとくん絡みのイベントなので、かなり気合が入っている(はず)。平城宮跡会場がオープンしてしまうと混むだろうということで今週のうちに出かける。ちなみに、遣唐使公印(の捺された部分)が拝めるのも今週までだったらしい。まあ、そういったレアアイテムや海外からの里帰り品も含め非常に濃い内容でした。見覚えのあるものも多かったけど。
西安の宝慶寺伝来の仏像群がなかなか良かった(意外と日本的)。観音菩薩立像と聖観音菩薩立像は巷で言われるほど似てないような気がした(本質を見ろってか)。吉備大臣入唐絵巻も、カンニングで試験を乗り切ったり、相手の碁石を飲み込んで勝ちに持ち込んだりするお話。中国側の対応も褒められたものではないが、こちらもずるをして試練を乗り切ったのをさも偉そうに述べるのは後進国のやることではないか。まあ、後進国だったんだから仕方ないけど。中国の人はこれをどう思ったのかね?(などと、上海万博テーマソング盗作疑惑などを思い出しながら見ておりました)。

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