2011年2月27日

週末のあれこれ

土曜日の京大以降を順番に、

京都造形芸術大学 卒業・修了制作展 @京都造形芸術大学
今年から制約の多い京都市美術館に別れを告げ、キャンパスでの開催となった。さすがに作品を見せる場としては申し分ないが、いかんせん立地条件がハード。造形大はとっかかり(それでも白川通りから56段の階段を登ったところ)の建物しか行ったことがなかったのだが、見上げればその上の山肌にも建物が連なっており、気分はすっかり遠足。7割ほど回ったところでギブアップしました。映像や舞台芸術も面白そうだったし、丸一日かける覚悟が必要ですね。お気に入りは森文恵と武田あずみ、上田美也子。

山下圭介展 @ギャラリーアーティスロング
くーじら、くじら

三瀬夏之介展 —だから僕はこの一瞬を永遠のものにしてみせる— @ @KCUA
もちろん展示もよかったんだけど、トークイベントが面白かった。絵もそうだけど、話の中にいろんなものを詰め込みすぎで、やたらと刺激的。UFOから日本画の話に飛んで納得させてしまう力技。京芸の先生の反論がもう少しあるとよかったかも。

TRANS COMPLEX-情報技術時代の絵画 @京都芸術センター

ブレーカープロジェクト 絶滅危惧・風景
 @大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室
西尾美也の「家族の写真」(数十年前に撮った記念写真と同じ服装(サイズは違うけど)を着てもらって、同じ場所で写真を撮る作品)と、トーチカの「ピカピカ in ナニワ」のメイキングビデオが面白かった。やっぱり大阪のおっちゃんおばちゃんは素で面白いわ。

4 Spirits展 @楓ギャラリー
本筋と関係ないけど、日本橋で売ってるという振動すると点灯するLED照明が気になります。何か使い道はないかなあ。

H.H.H.A.1 @大阪市中央公会堂前広場
巨大な木の箱(家?)を引き倒すパフォーマンス、なのだが、どちらかというと倒れている構造物を引き起こすと言った方が正確では。裏側でロープを引っ張ったが、意外と手ごたえがないのにびっくり。何事も体験してみないとわからないものだねえ。

クリエイティブエキスポ @ブリーゼブリーゼ
時間調整で立ち寄る。面白いんだけど、結局は時間が余ってしまった。残念。

チベットの仏教美術《タンカ》の世界 @ハービスPLAZA
風さんのセミナー。はじめの方の流派の話とかは眠かったが、製作現場のビデオは面白い。タンカ絵師ってアーティストじゃなくって職人なのね、やっぱり。画材へのこだわりが薄いような気もしたけど、チベットの人が総じてそうなのかは不明。

このあと、福島駅高架下のあやしげなメキシコ料理屋さんで風さん主催の食事会。味はいいし料理はうまい。トイレのドアノブが取れてたのはちょっと。

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