2022年8月31日

女木島

8/26-28でまた瀬戸芸に行ってきました。今回は小振りの島を一日ひとつ、しかも前泊までしていたのに、めっちゃ疲れたのはなんなんでしょうね。まあ、確かに3日間で55000歩歩いてはいるのですが、、、ということで、金曜日は女木島。

女木島は男木島の続きで訪れるのが従来のパターンだったのですが、今回は朝一のめおんで女木島へ。始発で行くと男木も女木もアート施設が開くまで間があって暇になるのだが(スタッフも同じ船で行くんだから当然だわな)、女木島の洞窟は別の運営なので朝からやってることが(今回)判明。2島めぐりの時は女木から回るのが正解なのね。少し賢くなりました。ということで、洞窟の「オニノコ瓦プロジェクト2」。前回は洞窟には行かなかったので初見だが、これは面白かった。この写真なんかはちゃんと鬼瓦だけど、瓦でもなんでもないただの鬼のオブジェを作っちゃう学校が結構あって、これがまあ愛らしい物体が所狭しと並び、なんだか我が家の玄関みたいで素敵。頑張って行ってよかった。まあ、朝からこんなところに行って、しかも時間の関係で歩いて下山したのでいきなり膝が死んでしまったのですが、、、
山頂の展望台は360°のパノラマが楽しめお得です(こちらは大島)。
女木港。眺望は天気次第で、夏で好天だと暑いのはさすがにしょうがないですね。
女木島の作品の多くは「女木島商店街」というアートのセレクトショップのシリーズとなっています。こちらは大川友希の「結ぶ家」。手前の部屋は屋内にも作品が吊ってあって楽しいけど、正直「こんだけしかないの?」という気も。ただ、奥の部屋は工房になっているので、これからもどんどん増えていくようですね。といっても外の作品が増えるだけだろうけど。
長い間「未定」だった小谷元彦の作品は「こんぼうや」というタイトルがついていました。鬼の棍棒を作って売る、のですが、当然ながら鋭意制作中でオープンは秋からだそうです。
レアンドロ・エルリッヒの「不在の存在」。何度も見てる作品だけど、今更ですが奥の部屋が「傾いている」ことを初めて意識しました。なるほどね。時節柄カフェは休業中でした。
おなじみ、大竹さんの「女根」。
庭の切り株から草が生えてました。適度に土が盛られていて環境は作っているようですが、何年もやってるとこんなものかな。
ここも校舎内の展示室は閉まっていました。
今回一番面白かったのがニコラ・ダロ「ナビゲーションルーム」。「12か月に対応する曲を奏でるオルゴールと、天体の動きを模する3台のスティックチャート(木の棒を組み合わせた海図)が連動」ってことなんだけど、詰め詰めに配置するもんだから干渉して動きが止まったりディスクが落下したりするし、オルゴールは故障して録音した音を流してるし(本来はパンチカードを読ませる仕組みになっている)、やれやれなのだが、もうそんなことはどうでもよくって、ただ動いてるのを見ているだけで楽しい。
一番ウケたのがこちらで、ぷんぴよちゃんだと思ったら、
ライアン・ガンダーだった。かわいい。
中里繪魯洲の「心のマッサージチェア」に再会。うれしい。
岩沢兄弟「鬼ヶ島ピカピカセンター」。商品も楽しいが、エンドレスで流れてる呼び込みに中毒性があるのが今っぽい。
五所純子「リサイクルショップ複製遺跡」
今回の女木島は今までで一番のような気がする。時間に余裕があっただけかもしれないけど、、、

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