2009年3月8日

さて、大山崎 ~山口晃展~

本日最終日。しばらく前から大山崎山荘通信に山口さんのマンガが載ってたりして、結構楽しみにしていた割には楽日に滑り込みセーフ。さすがに混雑してました。

もちろん画のうまさがあっての話なのだが、山口さんの魅力は本歌取りの妙。新館の打ちっぱなしのコンクリートに矩形のライトを当てて「作品」にしたり、おなじみの画題(洛中洛外図とか)を当世風に仕立てたり、茶室や柱華道、山荘秘密基地といったこの地に根ざしたネタを披露したり、存分に楽しめました。馬頭単車に乗った摩利支天や野点馬もいいけど、やっぱりマンガだなあ。「自転車隊のうた」をぜひ披露してほしい。

2009年3月3日

おまかせ1日ツアー(2)


午後はスノーシューでのハイキング。この会社は例年だとフレペの滝でもクロスカントリースキーを使うそうだが、今年は雪が少ないため他社同様にスノーシュー(西洋かんじき)を使用。

林を抜けて草原(この季節だから雪原か?)に出ると、あきれるほどエゾシカがいる。
パッと見は平山先生の描くシルクロードみたいですね。
親子、だそうな。
冬の間はえさが少ないので、シカは木の皮を主食にしている。食べ過ぎると枯れてしまうので、シカが増えすぎるのは実は大きな問題。温暖化のため本来は冬を越せないはずの弱いシカが生き残り、生態バランスが崩れかけている。かといって、世界遺産区域だから間引くのもままならないようだ。自然保護ってのはなかなか奥が深い。ちなみに、こいつらは親子ではなく赤の他人。シカのオスは子育てには参加しないそうだ。
アムール川に思いをはせるシカ。
ワタリガラス(ヤタガラス)。流氷と共に北からやってくる。
フレペの滝。全体像は海からしか見えない。この写真ではわかりにくいが、崖の中腹から地下水が流れ出て滝となっている。下方向だけでなく上にも氷が伸びているのは、滝が入り江の奥にあるために、滝の部分で集まった風が吹き上がり、一緒に巻き上げられた水が凍りつくため。そもそもこの一帯が草原になっているのは、地形の関係で周囲より強い風が吹くため木が育たないんだとか。ここは四半世紀前の夏に知床に来たときに観光船で海から眺めたけど、水量も少なくてまあどうってことなかったな。雪解けの時期がお勧めだとか(それも大きな船でなくカヤックで入り江の中まで入るのがお勧めだそうな、商売上手なことで)。
ほんとにいい天気で、知床連山もくっきり見えました。気温も高いし(といっても氷点下じゃないってだけだけど)、陽射しも暖かで、雪も少ないし、ガイドさんによると「まるで3月下旬の知床」だとか。まあ、こっちはラッキーでよかったけど、この調子であっさり流氷がなくなったんではガイドの商売上がったりだよなあ。次の四半世紀後にはこんなところまで足を伸ばす元気はもうないだろうけど、この光景はいったいどうなっていることやら。

2009年3月2日

おまかせ1日ツアー(1)

今回のメインイベントは知床のネイチャーツアー。流氷ウォークとスノーシューによるフレペの滝ツアーを組み合わせた1日ツアーを各社取り扱っているが、ざっと見たところ唯一昼食付だった知床アウトドアガイドセンターのツアーに参加。

通常は午前がフレペの滝、気温が上がる午後が流氷ウォークだが、この日は好天に恵まれ最高気温はプラスの予報が出ていたため、順番を入れ替え気温の低い朝のうちに海に出ることになった。

ちなみに、宿泊先は地域を代表するホテルだったのだが、ピックアップトラックでお出迎え。ピーク時には(ほろ付ではあるが)荷台も使って客を輸送。なんか、舞鶴の乗馬クラブを思い出しちゃいました。


流氷ウォークには(防水機構の無い)カメラは持ち込めないので、これはホテルの部屋から撮ったウトロ港での他社主催の流氷ウォークの画。こっちはしれとこ自然村の近くの岩場での開催で、スーツもこんなにカラフルじゃないし、やってることももう少しワイルドだけど、雰囲気は大体同じです。服の上からドライスーツを着込み、防水の手袋をして、自前の帽子をかぶって準備完了。ガイドの後について流氷の上を歩いたり匍匐前進したり、そのうちに薄い氷が割れて海中にドボン。まあ、そこから先は各自氷の上を歩いたり飛んだり、流氷を破壊してプールを作って泳いだりで流氷ワンダーランドを1時間半堪能しました。最初はスーツを着ての身のこなしがつかめず、氷の上に這い上がるのも一苦労。最後は疲れてきてやっぱり氷の上に這い上がるのに一苦労。陸に上がってスーツを脱ぐのにまた一苦労(もう握力がないんだもん)。クリオネがいなかったのは残念ですが、その他は満足。例年のような荒々しい流氷はないものの、気温が高めで体力の消耗も少ないし、氷が適度に割れるのでプールも作りやすいし、流氷の間に足を挟まれるリスクも少ないし、快適でした。

ちなみに、オホーツク海の水はそんなにしょっぱくありません。周囲の氷が解けているから、もあるんだろうけど、そもそも塩分濃度が低いために低緯度でも海氷が育つんだとか。

さて、昼食は雪原でのチーズフォンデュ。いつもは天候の関係で横に見えている小屋でやるそうで、屋外での開催は1シーズンに数回だとか。確かに気温は低いんだけど、上からも下からも存分の陽射し。風もほとんどなく(といってもカセットコンロには過酷でチーズの温度が上がるまで一苦労)手袋なしでも平気。まことにありがたい。
北海道は素材がいいのでたいていのものはうまい。チーズフォンデュといえばやっぱりパンだが、たまねぎとジャガイモがgood。

2009年3月1日

速報3

無事帰宅しました。

本日は北方民族博物館のみ。実はもう少し考古学よりの内容(オホーツク文化の紹介とか)を想像していたのですが、完璧に民族学の博物館でした。文句があるわけじゃなくって、それはそれで楽しいし、わかってても足は運ぶだろうからいいんですけどね。
楽器。馬頭琴のような「馬・牛・羊放牧文化」を「北方民族」にいれちゃうのは違和感があるんですけど。
サミ族のシャーマンの太鼓。
浮袋。といっても人が泳ぐために使うものではなく、銛綱の先に結んでおいて目印に使う。獲物に比べ相対的に小さな船で狩猟を行うため、銛綱を船にくくりつけたのでは船が転覆してしまう。そこで浮袋を追いかけながら獲物が弱るのを待つんだそうな。それにしても、この造形はすごいよなあ。

けん玉。皿はついてないので、穴に突き刺すだけ。

2009年2月28日

速報2

網走に移動しました。
昨夜は結構雪が降りましたが、今日も気温は低いものの晴れてました。
こういう旅は実は珍しい。

博物館網走監獄にて、浴槽から生えてきた囚人たち
おーろら号からみた知床連山、昨日だったらもう少しよく見えたんだろうけど。
残念ながらアザラシはいませんでした(実は到着日に網走川で見たけどね)。

2009年2月27日

速報

年に数回とかいう好条件で冬の知床を堪能してきました。
書くことたくさんあるような気がするけど、とりあえずさわりの写真だけ紹介。

ウトロ港
オオワシ
エゾシカのうんち

羅臼岳

2009年2月26日

到着

特にトラブルもなく(まあ、いつになく余裕だらけのプランニングなんですけどね)ウトロまで来ました。
事前の読み通り、網走近辺では防波堤の内側には流氷が残っているものの、流氷自体は沖に後退(と言っても岸から目視可能)。
知床では接岸しているものの少々貧弱で隙間も目立つ状態です。
明日のネイチャーガイドからの連絡では、午後からは予定通り流氷ウォークを行うそうなので、場所を選べば氷も厚いんでしょう。たぶん。
あさっての砕氷船はただのクルーズになるかも。その分も明日堪能しますわ。

ウトロへの道すがら、えさを求めたエゾシカが大量に斜面に降りてきていて、目が合ってしまった。なんか、奈良公園みたい。危ないから道路までは降りてこないでほしいけどなあ。

夜はオーロラファンタジーに行ってきました。企画はおもしろいんだけど、もう少しゆっくり入って徐々に盛り上げてほしいなあ。最初から打楽器がフルにがんばってたんではさすがに飽きがきます。あと、やっぱりクリオネは余計。あの路線で行くのならもっといろんな動物を出してくれ。

2009年2月24日

今週の予定

木曜日から北海道に行ってきます。目的は、、、流氷。

なんか今年は条件すごく悪いみたいなんですよね。ただ、来年ならマシかというとどうせ温暖化は進むんだし、休みも取れるのかわからんし。定年まで待ってたらロシアまで行かないと流氷なんて無いかもしれないからなあ。

予想天気図を見ると、とりあえず今夜の南風で一旦沖に流された後、明日の日中に北風が吹いて戻ってくる、ところまでは確定として、その後は弱い西風が濃厚。果たして流されずに残ってくれるかどうか。網走はダメでも知床まで行けば、とは思ってるんだけどなあ。

とりあえず、先週のように荒天で飛行機が欠航になる可能性が低いのはありがたい。後は諸般の事情で去年の台湾同様にセントレア発着なので、新幹線が遅れたりしませんように。

2009年2月20日

今日の話題

スウェーデンのサーブ、事実上の経営破綻

しばらく前にスウェーデン政府がボルボ、サーブの支援に動くという報道もありましたが、結局サーブは法的整理ということになったようです。労組(あのUAWではなく欧州GM労組)はサーブとオペルのスピンオフを求めていましたが、オペルについてはチューリンゲン州が(スピンオフを前提に)株式購入を検討中とかで、今のところGMから離れて生き残りを模索することになりそう。

欧州での部品供給は大丈夫そうですが、問題は日本でのサービスがどうなるか、、、しかし、サーブが先につぶれるんだなあ。

2009年2月15日

京都オープンスタジオ「4つのアトリエ」

京都を拠点とする若手作家さんのアトリエ公開展。アトリエ村展の広域版みたいなものだが、世代がだいぶ違うのでノリは学園祭。アトリエによってはちゃんと模擬店でたこ焼きを焼いてたりする。店の内装に凝るもののたこ焼きを売る気がまるで無いのも、芸術系の学祭ではたまにあるパターン。ただ、住宅地の真ん中に突如アトリエが現れるだけに、地図を持っていても訪問にはてこずる。特にAntenna AASでは周囲を2周する破目に。もう少し案内表示を充実させてくれるといいんだけど、周囲の住民の目もあるから難しいんでしょうね。その点、西山高原は楽でいいなあ。スタジオ自体は町屋を改装した侘里が面白かったけど、作品としては穴の人(東明)と電飾の人(矢津吉隆)が面白かった。途中で中村軒のおやつ食べたし満足じゃ。

2009年2月2日

「考えるキノコ」

タイトルを見て、あれこれ策を弄する賢いキノコの展覧会を想像していたのだが、キノコを見ていろんなことを考えて見ましょう、というコンセプトなのだった。日本語は難しいねえ。まあ、それはそれとして面白い。冬虫夏草はいつ見てもギョッとする。秋には長居公園の自然史博物館でキノコの特別展をやるらしいので、ちょっと楽しみ。

INAXに行くといつも思うのだが、住生活グループが大赤字になって文化事業を止めたりしませんように。たいしたことは出来ませんが、応援はしてます。とりあえず、株を買ってみました、、、うーん、やっぱり下がるわな。図録だけにしとこかな。

2009年2月1日

パラモデリック・グラフィティatなにわ橋駅

最初に、撮影可とは思ってなかったので写真はケータイで撮ってます。出来栄えには注文つけないように。

あ、でもブログに載せてもいいかは聞かなかったな。まあ、いいか。
昔はメインのキャリアだったけど、阪急沿線に生活拠点が移ってからは京阪に乗る機会は激減した。話題の中之島線も入り口を眺めるだけ。今回はせっかくだから国際美術館(渡辺橋)から2駅だけ乗ってみた(新規路線だから割高なんだけどなあ)。駅はサラッピンで電車も新型が導入されたが、たまたまやってきた車両は昔ながらのもの。でもまあ、テツではないので次の電車を待ったりはしません(それするくらいなら、まず中之島駅まで行かなきゃね)。なにわ橋駅の改札を抜けると上のフロアにガラス張りのアートエリア・ビーワンが見える。おおお、プラレールプラレール。
レールは階段スペースまで侵略してきている。なかなか生命力が強いようだ。ちなみに中之島線の階段の手すりはごらんのような波型。デザイン的には面白いけど、手すり本来の機能からしたら大問題。怪我人が出なきゃいいけどねえ。
この辺から表情筋ゆるみっぱなしですね。
360度全天プラレールですね。


動物や各種車両もいいアクセントになってます。
パイプの下を潜っているものがあったりして芸が細かい。
事務所のドア、ちゃんと使用可能。
夜はシャッターを閉める構造だから、このあたりは係の人が毎日設置するみたい。ご苦労様です。

3月29日までやってます。無料なのでお近くの方はぜひお立ち寄りください。