2010年11月27日

二万八千歩(ほんまか?)

紅葉

今年は8年ぶりのきれいな紅葉らしいので、見物に出かける。ルートは天龍寺から亀山公園。それなりの人出だが、庭園の開門直後(本堂はまだクローズ)の時間帯なのでうるさくはない。







さすがにここまで来ると桜がすっかり散っているのが痛い。1週間前に来るべきだなあ。あの時点ではヘリでの空撮も見事だったし。

四条ストリートギャラリー

一旦家に戻って競馬会に献金してから町中へ移動。まずは四条通を歩く、のだが、作品が置いてあるのが金融機関が大半。まあ、普通のお店はこの季節はクリスマスの飾り付けをするわね。で、週末は閉まっていて中が見られないのであった。それってどうなのよ。作品の方も会場に遠慮したのかぶっ飛んだものはなかった。まあ、当然ですけどね。

FLAVOR RIVER・中川幸典

通りを歩いていると面白そうな告知が出ていたので入ってみる。で、作品もだけど、ここはギャラリー本体が面白い。おされなファッションビル(SHIPS京都店)の奥に古い蔵があって、2階がギャラリーになってるのだ。京都だなあ。

「日本×台湾 古代×現代 動物×アート」

ショップを持ってたりする作家さんが多くて、出来もいいしお値段も全体的に安め。台湾の作家さんも思ったよりがんばってました。守亜さんのトカゲがなかなかよくて迷ったけど、来月中旬までは資金難だし、まだ先があるのでパス。

京都学生芸術作品展2010ArtsBar@Rissei

もっと面白い作家さんがたくさんいると思うんだけどなあ。どうも学内の展示のほうがパワーがあるような気がする。やっぱりいろいろと気を遣いながらやってるのかねえ。

萬福寺芸術祭―EN―

チケット8百円だが、よく考えたら萬福寺の通常の拝観料が5百円だから正味3百円ってことだな。なかなかお得。お約束のスタンプラリーや縁日、アート小物のマーケット、ちょっとした作品のマーケット、ギャラリー、ライブステージ、フードコートといった内容。
東方丈。手前は森太三さんの作品。見た目より軽いらしく風で動いたりする。
西方丈。奥は先日京都のイムラで見た三瀬さんの作品。やっぱりギャラリーよりこういう空間の方がしっくり来る。座っているのは池田精堂の彫刻。考えてる振りをしてるらしいが、どう見ても何も考えてない。大好き。
法堂でのたゆたうのライブ。これは素晴らしかった。本日の一押し。バイオリンとおもちゃって、どう見ても楽器じゃんと思ってたら、後半には本物のおもちゃ(東南アジアの鶏がえさをつつくやつとか)が登場し、パーカッションとして活躍。で、音楽もだけど感心したのが舞台設定。開演時にはごらんのように舞台?全体が明るく照らされていたのだが、だんだん陽が傾いて足元から暗くなっていき、
最後は顔が浮かび上がるという趣向。ちゃんと計算してやってるんだろうけど、晴れてよかったですね。ただ、陽が傾くとさすがに冷えてくるし、こんなに楽しいのにお客さんが少なくて空席の方が目立つのはなあ。たぶんマーケットの売れ行きもイマイチだっただろうし、主催者がめげないで来年もやってくれるのかちょっと心配。

もっとも、冷えてきたから森林食堂のカレーでも食べようかと思ったら、直前で売り切れ。そりゃ仕込みが弱気にすぎまっせ。もっとも、代わりに食べたtorchのミネストローネがめちゃうまだったので実害はないのだが。そうそう、torchってのが矢津さんの店だってのは注文するまで気がつきませんでした。そういえばきれいな幌がかかってるだけで、中身はいつもの屋台だな。
最後に塗り絵にも参加。帰りの電車から見た夕日がめちゃくちゃきれいで、今日も楽しい一日でした。で、終わればいいのだが、実はまだある。あんたも好きねえ。

wassyoi #

いっぺん行かねばと思っていた0000に出向く。この日は若手作家さん32人の作品(と料理)が並ぶワンナイトパーティー。この「若手」ってのがほんまに若くて、親子でいいくらいの世代差。さすがに作品を見ても正直ついていけない面もありました。ちょっと悲しい。で、0000がそれなりに広いとはいっても、1軒のギャラリー内にこの数の作家さんとお客さん、ギャラリースタッフがひしめきすごい熱気。ただ、こちらが早々に引き上げたせいもあるんだろうけど、あまり作品論とかを交わす人はいなくて、みなさん飲み食いと世間話に専念。この辺も世代なのかねえ。
ずっと立ってるとしんどいので、とっかかりのライブ見て帰りました。ついったー見てると、このあと焼きそばとかでてたみたいだけど、ケーキで腹も十分ふくれたしね。このライブもなかなか良かったよん。

ヨメの歩数計によると、この日は二万八千歩歩いたらしいのだが、さすがに眉唾かな。

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