2011年5月5日

低線量被曝をどう考えるか

低線量被曝の人体への影響は確定していないので、低線量被曝は健康によいという説から低線量は高線量より体に悪いという説まで、お好みの立ち位置で議論をすることができる。しかし、今の状況で言っていい事と悪いことがあるんじゃないかな。(有事であるのに)平時の基準と比べてものを語る人や、ECRRモデルを絶対視する人は困るなあと思うけど、今の時期に(東電顧問という肩書きで)ホルミシスを持ち出して健康被害を少なく見せようとするのは(事実そうなのかもしれないが政治的に)問題。腰の据わった対策をするには障害にしかならない。自己造血幹細胞採取関連のごたごたもそうだけど、もう少し相手の立場にも配慮し、着地点が得られるような議論をしていただきたい。

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