2011年7月22日

ルアンパバーン国立博物館

ルアンパバーンの博物館はかっての王宮。ただ、この建物を建てたのはフランスなんだよね。植民地経営に乗り出したものの、王家を(翻ってラオス国民を)尊重してますよ、というのを世界(とラオス国民)に示したかったんだね。まあ、ラオスって国名自体がフランスが勝手につけたものですけど。革命までは王家の人々が生活してたみたいだけど、その後接収されて博物館になりました。ちなみに、首都ビエンチャンにも王宮が残っていますが、こちらは迎賓館として現役で使われているので一般人は参観不可です。
この人がラオス王国の独立を宣言したシーサワンウォン王。平気でこんなものが立ってるんだけど、ラオスの社会主義革命ってなんだったんでしょう?

大砲
王宮から見たプーシーの丘。

さて、博物館内部は撮影禁止なので写真はありません。まあ、建物も調度も普通に立派。王制時代にもらった各国からの贈り物が並べられているコーナーがある んだけど、インドが頑張ってたのが印象的。日本はもうひとつ。ただ、王宮だけでなくお寺の装飾に使われている色ガラスはほとんどが日本製なんだとか。
本館の裏手には王家が所有していたクラシックカーの展示館があるんだけど、こちらも撮影禁止。もっとも、建物の外にも貴重な車が無造作に置かれています。ここは整備場だったみたいね。

さらに奥では、仏教(僧侶、の方が近いかな)を扱った写真展が開かれていて、これもなかなか面白うございました。しかし、ラオスまで来て何を見てるんだか。
入り口近くのお堂。完成したら王宮に飾られている品を移す、と言ってたからまだ未完成なんだろうけど、
どう見ても完成してます。別にどっちでもいいんだけどね。

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