2009年10月16日

「日蓮と法華の名宝−華ひらく京都町衆文化−」

6年前に「立教開宗750年記念大日蓮展」というのが東京であったのだが、今度は「立正安国論奏進750年記念」というふれこみ。まあ、なんだっていいんですが。例によって信者の方がたくさんお見えです。中世の京都を考える上で日蓮宗はすごく大事な位置を占めるはず(天文法華の乱の当事者だからね)なんですが、現存するメジャーな寺院が少ない(本能寺くらい?これも引っ越してるし)ので、あまりピンと来ないんですよね。宗教的遺物は当然として一般的な美術品にしてもたいしたもので、「これがみんな信徒の作なんだよ」と言われれば「へぇー」ですが、そこからあまり話が広がってこない。まだまだ修行が足らないねえ。

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