2016年2月6日

春画展始まりました

京都嵯峨芸術大学 卒業・修了制作展 @京都市美術館
例によって映像と漫画イラスト系をサクッと流したので、思ったより時間がかからずに済みました。それでいて別につまらないわけでもないので良かったかと。
 「のぞく」許華偉。これでは何なのかさっぱりわからないが、ネタバレになるからなあ。
 「選択」竹内孝之。こういう参加型の立体物はおおむね好き。階段が狭いので結構怖い。
 ちなみに中はこんな感じです。屋根とかもなかなかよくできてました。
 「月の入れ歯(仮)」より、平塚紗也子。お賽銭が何なのか不明。
 「Dawn」江口綾音。サンショウウオは他にも見かけたけど、みんなで水族館にでも行ったのか?
 「入り口が存在・β」レ・ターン グェン・フーン。
「Swing collection」倉井菜。楽器や楽譜のモチーフはよく見かけるけど、譜面台は珍しいし(これがまた結構かっこいい)リードになるとマニアックすぎて笑える。
 
春画展 @細見美術館
東京展では常の年間入場者が2万人の永青文庫に20万人を動員した春画展。細見美術館の動線や周辺環境を考えるといろいろ心配もあって、とりあえず下見だけのつもりで行ってみたら特に行列もなかったのでそのまま入場。警備員がいっぱいいてチケットブースも増設されててそれなりに配慮はされてるのにちょっと拍子抜け。だったのですが地下の2フロアは人があふれていて、要は朝一の熱心なお客さんが入場した後のエアポケットのような時間帯だったようです。で、展示は楽しいし、実はお客さんもいつもの美術展とは少し違って、そちらを見ていても楽しめます。とりあえず、いろんな趣向の二次創作が揃ってるし、「エロさえ入れておけば後は自由」というロマンポルノのような世界もあるし、絵だけじゃなく描き文字に執念を燃やしたり、日本人って昔から同じことやってるんだなあということを痛感。ただ、陰部にはこだわるんだけど乳房にはあまり関心はなかったようで、日本人が巨根から巨乳にスイッチしたのがなぜかというのがちと気になりました。進駐軍の横流し品からかなあ。

八木翔子 個展 Boundary of Watercolor @KUNST ARZT
福島菜菜 個展 歩く花 @ギャラリーモーニング
市美にも作品出てましたが、水彩のシリーズの方が好き。
 
沖見かれん個展 dislocation @アートスペース虹
アガミズム
ラジオのように @同時代ギャラリー
stereotypical 西山美なコ・川内理香子 @ギャラリーパルク
坂田源平 木彫展 @蔵丘洞画廊
一番気に入った作品がすでに売約済みだったので散財しないで済んだけど、やっぱり危険だわ。
 
琳派400年記念 新鋭選抜展
山本太郎 日月の庵
京都橘大学書道コース卒業制作展
秋風庵泥舟 作陶展 @京都文化博物館
常設展 @アートンアートギャラリー
第3回 続京都日本画新展 @美術館「えき」KYOTO

昼間は比較的天気も良く温かい一日でした。明日は寒いみたいだけど、来週後半から春めいてきそうです。

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