2021年2月7日

山歩き

京都芸術大学卒業展・大学院修了展 @京都・瓜生山キャンパス
16人の木版画展 @ギャラリー恵風
中比良真子個展 The world turns over @Kumagusuku SAS
かってにBOOK @ギャラリーえがく

例年はよそが終わるころにスタートしていた瓜芸の卒展も今週からスタート。来週は京芸と精華があるので今のうちにと山歩きにチャレンジ。例によってお昼を食べそびれて途中でダウン。ほんとに学習しないなあ。で、いくつか紹介。

アニメーション作品のマハズーン・マリヤム「マイ・ランド」。
(よそもそうだけど)学校側の思惑もあって留学生は多いのだが、多くは中華系。そこに中東からやってきてエスニックなジャパニメーションをぶつけてくるもんだから目立つのなんの。
いいなあ。毎年来ないかなあ。求むインド系。
REMAさんは未来館の一等地で展示してましたが、わしら的にはC棟の習作の方が好み。続けて手を出したりはしなかったけど。
今年ポチったのは2点。まず天野結以花の木版画。これは同シリーズの別作品「埋めるⅠ」なんだけど、ポチった「埋まるⅢ」は白い紙に白いインクで刷ってあって会場で写真に撮るのは無理でした。というか、たぶん手元に届いても紹介できないと思います。どうやって展示するかを思案中だけど、シートのままファイリングして終わりかなあ。
園田雪乃「Cosmic mountain」、こんなでかいものに手が出せるわけわけなく、ポチったのは
「Life is so beautiful」。「シルクスクリーンで刷ったあとにちくちく」らしいです。
江藤菜津美「スパム缶、ゴミ袋」。前にワコールで見て衝撃だったが、これも刺繡作品。
堀田千咲野「ほったのゆかた」の下絵。他の絵も面白かったが、これが抜けて良い(浴衣として良いとは思わんけど)。
藤村花眺人「悠々、途次」。実は屋外展示があってそっちの方が面白いのだが、写真に納まらないので代用。
高田美乃莉「No.38~」。映像。こういうの大好きだけど、説明してもちっとも面白くないと思うので、これは見てもらうしか、、、
鈴木愛未「向き合う枯山水ベンチ 行」。最近よくあるホームレスを排除するベンチだが、これは寝たら叩かれる?から筋も通ってるな。当然ながら作者の意図はそこじゃないし(コロナ禍からの発想のようです)。
鈴木日奈恵「秘密」。銭湯の下足箱を模したケースに源氏物語をイメージした作品が入っているのだが、下足箱のカギが
これ。その発想はなかったわ。
山本友梨香「薄山の上の」。見た目よりずっと軽やかに動く。冬の嵐が来ないといいけどねえ。
さて、ここからが今年のメインイベント。例年は使用されない山の上の有終館を丸ごと作品化してしまった猛者がいました。未来館からしつこく案内表示があるし行ってみるといきなりこいつがお出迎え。




小西葵「ある建物」。アクセスは最悪だが、ぜひ山の上まで行ってみてほしい。感動します。飴ちゃんももらえるよ。

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