2008年3月3日

台北戯棚

台北戯棚(TAIPEI EYE)は台湾の伝統芸能ショーです。といっても、もちろん原住民のものではなく漢民族の伝統芸能ですけどね。

ランタン関係は別にして、今回下調べをしていて一番気になったのがこれなんですが、当初のアナウンスではわれわれが行く週(金土曜の2日開催)まで正月休みとのことだったんですね。じゃあ仕方ないなあと思ってたところ、春節の前に元宵節の週末から再開との情報が入って、これ幸いと予約を入れて台湾へ渡りました。

プログラムは月単位で変わるようですが、22日は1部がお正月の獅子舞で2部は京劇のハイライトショーでした。2部は演目はともかくたいがい京劇をやるようです。また、台北ナビのレポートhttp://www.taipeinavi.com/daynews/daily_photo.html?id=1306を見ると、翌日の1部は人形劇だったようです。たぶん獅子舞のほうが正解。



獅子舞。この前にも神様が縁起物(あめ玉)を撒いたり、道化が出てきたり白い獅子が踊ったりするんですが、黄色い獅子が愛想をふり撒きながら谷を渡って、やはり縁起物を撒いてくれます。正直、2部の京劇よりずっと楽しめました。



で、京劇。日本語の字幕も出るんですが、ダイジェストショーであら筋にはほとんど意味がなくひたすらチャンバラを見せてくれます(字幕なんか見なくてよい)。まあ、楽しいんだけどね、多少ぼろも出るし、飽きも来る。もう少しスローダウンする場面があってもいいのでは。まあ、演目が変われば印象も違うのかもね。


さて、普段から開演前にロビーで役者さんのメークを見せたりするようですが、今回は元宵節特別バージョン。ロビーにはランタンや飴細工の職人、元宵節の団子(湯圓というらしい)を丸めるおじさんなどが屋台を出していて、入場券と引き換えでランタンなどのお土産がもらえる。幕間には元宵節のお約束(だそうな)のなぞなぞ大会(当然賞品つき)や、先ほどの湯圓の試食会もある。普段は90分の公演らしいが、ロビーのアトラクション込みでたっぷり2時間やってお土産も付いて料金はそのまま。皆様、台北戯棚に行くのは元宵節がお得ですわよ。

0 件のコメント: