2008年3月4日

自転車の3人乗り

少子化対策に逆行するなどのクレームが相次ぎ、警察庁が3人乗り容認に舵を切ったようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080304-00000042-mai-soci

ここでキモになるのが「3人乗りでも安定走行できる自転車が開発されれば」というくだり。3人乗りでも安定走行できるのはどんな自転車だろうか?とりあえず、前かごの上に子供が乗る形は、重心が高くなる上に前方視界が確保できないのでNGだ。後ろに2人乗せるにしても、縦に積んだのでは重心が高くなりすぎ。荷台の左右に振り分けるとしたら一人だけのときにバランス悪いし(砂袋を積めば解決するけどさ)、転倒したときにちょっと怖い。

しかし、よく考えてみると、別に新たに開発しないでも日本にも昔から3人乗りで安定走行できる自転車があったのだ。そう、「輪タク」である。個人的には、改めて日本で作るのではなく南アジアから輸入し、街角を神様や濃い顔の俳優のプロマイドがべたべた張られたサイクルリキシャが跋扈するようになると楽しい。ほんとはシクロ(前輪側に客席がついた東南アジアの輪タク)の方が乗客の視界がよくて楽しいんだけど、子供の怪我のリスクは増えるかも。あと、自転車は車道を走るもの、というルールが再確認できるのも輪タク普及のメリットかな。これで歩道を走るのはさすがにまずいでしょ。

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