2010年6月2日

上海日記(2)

入場門のセキュリティチェックの様子。ほぼ空港と同レベルのチェックが行われます。国内だけでも複数のテロ組織を抱えてるから仕方ないけど、時間かかるはずだわ。ちなみに、我々が利用したゲートは団体客が主に使うため、この日最も入場者が多かったところ。ちゃんと調べてから行けばいいんだけど、団体客が増え始めたのは前の週末からだったので情報を見落としてました。まあ、中国人と一緒に長時間並んだのはここだけだから、いい経験にはなったけど。参考までに申し上げておきますが、現時点では浦西側のゲートから入って会場内で渡河するのがお勧めです(馬当路がよさそう)。まあ、夏休みの頃にはどこも混んでるかもしれないけどね。
大阪の頃もそうだったらしいけど、(国際都市上海の人はともかく)一般の中国人は外国人が珍しいらしく、空いているパビリオンでもスタンプブースだけは大賑わい。スタンプを求め、サインをねだり、一緒に記念撮影をします。小さな国のスタッフはたいてい外務省の役人で、国の宣伝をするミッションを帯びて滞在しているわけですが、ひたすらスタンプ押しの日々。おじさんの足元に気持ちが現れてますね(素足だしなあ)。スタンプは押すから説明を聞いてくれ、というボードを掲げたブースもありました。それでもスタンプもらうとみんな次のブースに急ぐんだけどね。まあ、こっちも地元なら近いことをするかもしれないから微妙なんだけど。あと、(不人気館の)スタンプを一定数集めると人気館に優先入場できるというシステムもあるみたいです。参加国からクレームは出ないのかねえ。スタンプ目当ての客が多数来るより、ちゃんと話を聞いてくれる客が少数来る方がうれしいと思うんだけど。
まだこんなところも残っていました。最後まで残っていたイラク館がオープンしたのは6月1日だったとか。
突発的にいろんなイベント(?)に出会えるのも万博の醍醐味です。ベストシティ実践区のバルセロナ館を見ていると急に報道陣が集まってきて、次いでお偉いさんがゾロゾロ。ご近所の北京館(オリンピック選手村を紹介)との間で、それぞれのオリンピックの聖火トーチの交換式典が始まりました。特に面白くもありませんでしたけどね。

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