2010年6月4日

上海日記(4)

それじゃあ万博で何を見ていたのかという話になるんですが、中に入ったパビリオンはアフリカ総合館、アルジェリア館、中南米総合館、ケース総合館4、万国博博物館。並んだのは全部あわせても30分以内。わかりやすい。実は一番面白かったのは万博博物館だったりします。パリ万博絵巻とか。



このラインナップだと巷の話題に上るようなものなどないのだが、例外がこれ。アファール猿人「ルーシー」の骨格標本。ホンモノはエチオピア国立博物館の収蔵庫にあるのだが、同館で普段展示している複製品が上海にきています。万博協会の説明では「the only copy」となっているので、日本にもいくつかある他のコピーは孫コピーなんでしょうかね。よくわかりませんわ。とりあえず由緒正しいニセモノってことで。


中には値札のついた品が並んでいるパビリオンもあって、真ん中のおっさんが気に入ったので連れて帰ろうと思ったのだが、日が暮れて会計責任者が帰っちゃったとかで売ってくれなかった。上海美術館のショップでももう閉店とか言って売ってくれなかったし、うちの守護霊さまは中国には外貨を落とさなくてもいいと思っていたようです。

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