2014年3月1日

てんこもり

日曜日が詰まってるので、雨の中頑張って歩きました。さすがに疲れた。
まずは今年の折田先生像から。
キョロちゃんです。
工作物の出来はもう一つかと思うのですが、看板は秀逸。試験当日は他にエビフライ像とにせ折田先生(着ぐるみ)もいたらしい。残念は残念だが、さすがに試験の日には来れないからなあ。

さて、この後は京都造形芸術大学の卒業展へ。階段だらけで回るだけで疲れるのだが、さすがに今年も力作ぞろいです(まあ、ジャンルが多彩だから、ピンとこないものも多いんだけど)。いくつか写真つきで紹介。

といいつつ、最初は写真のない作品(映画なので)の話から。アナ・ガシェゴの「Cake Man」。こういうところで映像作品をきちんと見ることはまずなく、そもそも近づかないことが多いし、十数秒見て納得して次に向かうのがパターンなのだが、なぜか引っかかってあらかた見てしまった。めちゃおもろいわけでもないのだが、、、ツボなのかなあ。
志垣涼花「流」。全然違うんだけど、極彩色の曼荼羅が壁面いっぱいに描かれたチベット寺院を連想してしまった。
空本安由美「生きる個性」。ウミウシ。
鬼頭祈「桃花源記」。作品単体もだけど、見せ方がうまいよねえ。
坂本圭「自堕落大行進」
これはまあ、好きなだけです。ちゃんと自覚できているパターン。
これはちょっと説明が必要。川端花恵「room1」という、プライベートな部屋を模した空間に他の作家の作品を並べて展示する作品(というか展覧会だな)があって、中でつながっている平松美紗の部屋ともあわせて結構居心地のいいスペースだったのだが、そこに展示してあったおおにしめいのペインティング。実は今回一番気に入ったのがこの絵で正直欲しかったのだが、スタッフに聞きに行くのが面倒だし、そもそも作品中の他人の作品に値段がついているような気がしなかったのであきらめました。でも、後からパンフと記憶を照合すると、おおにしめいさんってコタツでパン食べてた人のどっちかだよなあ(あの部屋はあんまり居心地良くなかったけど)。なんとかなったのかもなあ。まあ、終わったことだからもういいけど。
福田将士「廃棄都市」。廃物で組み上げた小屋、なんだけど、写真じゃ仕方ないけど、この車輪とかが動くんだよね。楽しい。
椎葉梓「Crowd 人はなぜ群れるのか」
船見香菜「ひとかけら」
これは楽しいよねえ。
井上亜美「いのちの在り処」。虫の死骸を分解し型を取り、寒天を流し込み接着剤を垂らして抜け殻を作り並べるのだが、トンボとかはともかく、こいつは元が抜け殻なのでなかなかメタな構造。
伊坂美友「レースシンフォニー」。屋上まで行ってスカタンな作品だと悲しくなるのだが、今年はラッキーでした。でも、とりあえず馬の名前は文字数の制限を守ろうね。
古畑明日香「Painting」。作家さんにずらっと並んでる写真も見せてもらったけど、卒展という場では隅っこに1点だけ架かってる方がカッコいいと思う。これで正解。

以下、いつものパターンで。

浜地憲章展 @ギャラリーすずき
佐竹誠展 @アートスペース虹
品川美香展 ママみたいにかわいいね @ギャラリーモーニング
大多和靜佳 型染展 落ちてきた夜
シャボン玉研究所の展覧会 巨大シャボン玉 @ギャラリーはねうさぎ
しまだそう個展 脳腐乱 @KUNST ARZT
京都教職員美術展
京都芸術高等学校卒業制作展
独立美術 京都春季展
新芸術展 @京都市美術館
ウイリアム・ケントリッジ 時間の抵抗 @元・立誠小学校
月がきれいですね @ART ZONE
本咲あづさ展 往く処 来る処 @アートギャラリー北野
大山一行×ラジオ展 @同時代ギャラリー
高屋佳乃子作品展 Lucky Indonesia @ギャラリーh2O
暮らしと美術と高島屋展
京-華 日本画三人展 @高島屋京都店

この中ではやはり高屋さん。先週の精華の卒展でフライヤーに引っかかったのだが、実際の展示の方もどツボ。バティックを使った表装もグッド。一番お気に入りの作品にポチがついていて助かったパターン。 行った時はちょうどパーティーが始まったところで、おいしそうなインドネシア料理が並んでてお腹もすいてたしだいぶ惹かれたのだが、次の予定もあるので断念しました。卒業後はインドネシアに留学するそうで、どんなになって戻ってくるか楽しみです。

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