2016年4月30日

森村泰昌:自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき

午後からの始動になったし、長尺の映像作品があったりしたので、本日は1カ所のみ。国立国際の森村さんの展覧会。

映像作品を途中から見るのも嫌だったので、時間調整をして(遅らせたのではなく、急いで無理やり間に合わせた)B2Fの≪「私」と「わたし」が出会うとき―自画像のシンポシオン―≫を見てからB3Fの展示を見て回る。ちなみに、見る順番はお好みですが、上映時間に合うようにB3Fをサクッと見て映像見てもう一度B3Fに戻ってじっくり答え合わせ?をするのが正しいと思います。

今回、最初期のゴッホから展示されているのですが、これが今からみると面白いけど小汚いし(別にそれでいいんだけどさ) グループ展の他の作家さんの写真の方が好きだったりするのだが、やってるうちに本人もその気になって肉体から造るし動きもよくなるし、周りにも優秀なお手伝いさんが集まってきてどんどん洗練されていくのが、いかにもありがちなパターンで面白いし、こういうことが評価される時代だってのもうれしい。あと、ほとんどの作家を(実物を見てるかはともかく絵柄として)知ってるってのは、喜ぶとこなのかぼやくとこなのか。

時間がかかって大変な展覧会だけど、常設のお値段で入れるB2Fだけでも見ておくとよいかと。


展示室内撮影可で、どんどんSNSにあげて宣伝してね、というスタンスでしたので、写真も少し載せておきます。お客さん写ってるけどこれくらいならいいよね。

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