2016年8月19日

ティンプー(ブータン今昔)

いろいろあるにしても、ブータンはのんびりした国です。日本にいるときから「ティンプーは変わった」「ブータンはもうだめ」「ブータンらしい風景を見たければハに行かないと」みたいな話を聞いてたけど、今回の感想は「そうはいってもブータンはブータンだよ」でした。でも、日本に帰ってから昔の写真を引っ張り出してくると、やっぱりなかなか違うわけで、
こちらが今のティンプーの中心部なんだけど、
これが17年前のほぼ同じ場所。バイクは停まってるけど、クルマなんかいませんがな。
でも、20年近く違うと京都だって風景は全然違うわけで、今の京都駅ビルができて地下鉄東西線が(二条~醍醐で)開業し京阪京津線が路上から消えたのは1997年。変わってて当たり前という気も。
ちなみに、ティンプーではホテル前の駐車場も有料でした。リンチェンさんは「有料になってちゃんと停められるようになった」と言ってたので、その前はさぞ大変だったんでしょうな。
クルマは増えたし、横断歩道も増えたんだけど、ブータンでは交通信号はいまだにここ1ヶ所、しかも人力です。交差点はたいていラウンドアバウトで、それでうまくいってるみたい。それにしても、イギリスの影響で車が左側通行でよかったよねえ。交差点の真ん中にはよく仏塔が建ってるんだけど、右側通行だと逆回りになっちゃうよ。
街並み規制があるので街の雰囲気は保たれていますが、それでも今のティンプーの印象は工事用の足場とパラボラアンテナ。次はないような気がするけど、20年後にはどうなってるんでしょうね。

0 件のコメント: