2008年8月25日

DAICON7

SF大会に行くのはずいぶん久しぶりだ。きちんと開催地の記憶があるのはDAICON4からURACON '87までの5年間。その後DAICON6にも行っている筈だが、まや丸に乗った記憶がおぼろげにあるだけで、どこで何をやっていたのかまったく覚えていない。年のせいなのか関心がなくなったのかはおいといて、そこから数えても15年だから、たいがいのものだ。まあ、今回はこうやって外部記憶装置にも入力してるから、将来少しは助け(ボケ防止)になるかも。

年齢層があがったという話は聞いていて、確かにその通りなのだが、印象に残ったのはむしろ子供が多いこと。彼らがSFの未来を拓いてくれることを祈ろう(コミケの方に流れそうだけど)。

結構雨にたたられた大会(新幹線も止まった)で、大阪南部では10分に10mmを超える雨が降ったんだけど、ほとんど電車の移動中や宿に入った後で日中は8月の割に涼しかっただけ、雨にもあたったが傘を広げる機会もなく終了した。こんなとこで運を使ってるから馬が走らない、、、

以下、順番に個別の企画(当然見に行ったもののみ)の印象。

オープニング。いろいろ事情があるのは知っているが、やはりオープニングムービーは単独で完結したものであって欲しい。予告編だけ流して後はDVDでってのは少々悲しい。しかしまあ、赤字がかさんでスタッフが首をつるのを見るのも悲しいし、、、とりあえず、有料参加者数が意外に伸びたこと。および、人気のある企画の大半が無料エリアで行われることを知っても騒ぎを起こす人間がほとんどいなかったこと(みんな大人だね)はよかったですね。ただでさえSF大会をやろうっていう人間が絶滅しつつあるのに、膨大な借金まで背負わされてはねえ。

JAXAタウンミーティング。これをSF大会にもってきたのは、JAXA側にとってもヒットでしたね。これだけ宇宙開発に肯定的な人が集まる場もそうそうないでしょうから。このご時勢だし、普通はロケットより年金でしょ(せめて粉ミルクにまわしてくれるといいのだが)。来年はがんばって施設見学に行かねば。

テルミン・ワークショップ&ライブ。大きなテルミンに触れた(いや、触っては音が鳴らないけど)のはよかった。とてもじゃないが音楽にはならないけどね。アシスタントの着ぐるみなっちゃんも、訳がわからないけど素敵。奏者が白衣を着るととたんに科学者っぽく見えてしまうのも(自分の思い込みに対して)笑っちゃいました。ただ、やっぱりちゃんとした小屋で聞きたいなあ。

音のSF SFの音。見に行った中で唯一制限エリア内(有料)の企画。久しぶりにSF大会に来て、内容の変化を感じたのはこれが代表的。昔からこういったものはあったんだけど、メンバーがあまり変わらず年齢を重ねていくうえ、ネットが一般的になって情報の伝達速度が上がって、議論の内容がどんどん深くなり、企画の完成度があがっていってます。まあ、それで素人にはわからなくなっているわけでもないから(そのあたりも上手い)、いいことなんでしょう。とりあえず、ウクレレ・フォースは買わねば。

手作りプラネタリウム。先ほどのなっちゃんと共に暗黒星雲賞を受賞。これは感動した。チープでありながら、というかチープであることを逆手にとって大手の立体映像屋さんを上回る面白さ。アイディアもいいし、工作面もよくできているし、なにより操演がすばらしい。こういう人がちゃんとメシが食える国でありたい。みんなヒゲキタさんを呼んであげてね。

"ニ"はニセ科学の"ニ"。この手の話はわらけて楽しい、のだが、現実にトンデモさんたちとどう付き合うのかは難しい。たまたまフロアからも学校現場や医療現場でちょっと困ってるんだという問題提起(本人曰く「愚痴」)があったが、こういうシチュエーションで「科学的、論理的にこうなんだからこう」とか言っても疲れるだけだと思う。北京で女子テニスの李娜が語ったように「自分のことは変えられるけど、他人を変えることはできない」のだ。必要なのは科学的な思考ではなく文化人類学的な思考では?

0 件のコメント: