2011年11月3日

文化の日

11月になったのだが、食事を取ると暑いくらいの陽気。

秋の府庁旧本館彫刻展 @京都府庁旧本館
メイキングビデオがよくできていた。こちとら素人だから、彫刻に限らずどうやって作ってるかとかまったく気にしてないもんなあ。

石本正 京への想い @中信美術館
鳥の眼が大迫力。年寄りは元気だ。わしらとてもじゃないけどそんな長生きは無理だな。

高瀬川彫刻展 @高瀬川
ランドスケープ 7大学展
京都アートカウンシル作品展 @元立誠小学校
祈りの箱展もよかったけど、きのこ学級に嵌る。妖怪絵巻が欲しい。

大山里奈 ことの余韻 @ART ZONE
京都造形芸術大学大学院 日本画六人展 Re
寺地菜緒子ジュエリー展 Prolifico @同時代ギャラリー
国谷隆志展 MARS @ギャラリーパルク
井上康子 去来の途中 @ギャラリーすずき
松岡悠展 @アートスペース虹
河崎ひろみ展 あらゆるものと小さなひとつのために @ギャラリーモーニング
鶴田憲次展 niwa @アートスペース東山
村上愛展 @ギャラリーはねうさぎ
これは楽しかった。のだが、あちこちで見ているはずなのに、いまひとつ印象に残ってなかったのはなぜなんだろう。

BOX美術館展10 @京都国立近代美術館野外
箱そのものより、箱を覗いている人を眺めている方が楽しいのはなぜなんでしょうね。

富山プロダクツ @Gallery Ort Project
堀香子展 指は聴く 光のあわい
風 明日への軌跡 @ギャラリー恵風
主張てん @ギャラリー・アーティスロング
写真は府庁と高瀬川の彫刻展から。今日も疲れた。

2011年10月30日

大阪マラソン

とりあえずプティマルシェで大阪へ行く。ルクアに入ったのは初めてでちょっと面白かったが、マルシェの方はさすがにプチだけあってどうにもならんので早々に撤退。天気がよければ「見っけ!このはな」のつもりだったが、雨模様なので近場をうろうろしただけ。

吉田翔展 -White Lake 白い湖-
薔薇宇宙 塩崎敬子油彩画展
古希記念 備前 佐藤苔助展
symbolon個展 シスターズ・イン・ブルー @JR大阪三越伊勢丹
ヘンゼルとグレーテルが気に入ったけど、我が家には不向き。

「横山裕一 トラベル」展 @ 中之島バンクス
展示はともかく、中之島バンクスって空き店舗ばっかで大丈夫なのかなあ。

中之島コレクションズ
アンリ・サラ展
世界制作の方法 @国立国際美術館
それぞれ面白かったけど、やっぱり世界制作の方法。じっくり見ちゃって、次に行く気がなくなっちゃいました。この850円はお得(会員証使って入るんだけど)。

第一回の大阪マラソンで街が盛り上がったのかどうかわからないが、とにかく大阪までは行ったけど人の多いところには首を突っ込まず帰ってきました。今日も平和だ。

2011年10月29日

国民文化祭

国民文化祭といってもほとんど関係なく市内を回るのだが、それでもパレードに出る小学生とか、民族衣装を着た外人さんとかが闊歩していて、なんとなくウキウキする。夕方から仕事だったので今日は短めのコース。

ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展 @美術館「えき」KYOTO
予想通り油彩はもう一つなのだが、最初のコーナーの白と黒の世界が素晴らしい。眼窩だけが目立つのっぺりした顔立ちが20世紀後半の宇宙人の写真に繋がってるのは間違いないな。

俺の園 服部しほりの日本画展 @ギャラリーi
噂どおりの盛況でした。小品にはあらかたポチがついていて、これでまた画材のクオリティが上がるの間違いなし、、、いや、画のクオリティも上がると思ってるけどね。絵はがきを大人買い(しょうもない大人だこと)。

藤本絢子 油彩画展 @大丸京都店アートサロン
今回は金魚はちょっとだけで大半は植物の絵。新鮮だけど、やっぱり金魚の方が好みだなあ。

京の暮らしの文化展-折々のいろどり @京都芸術センター
これは国民文化祭ネタ。やはり高橋治希がよいのだが、今回は白い空間に白い磁器が浮かんでいるので、気をつけててもぶつかっちゃう人がでてくるのは必至。会期終了まで壊れないでいてくれるかな?

烏丸 michikusa ART @ラクエ四条烏丸/COCON KARASUMA
芸術センターに行くのにいつも横を通るくせに、ラクエの中に入ったのは初めて。それなりに客寄せの意味はあるって事か。ビルの商売に繋がってないのがなんだけど。商業空間に一番はまってたのは、、、奥田耕司の壁から生えてた作品かな。

六甲ミーツ・アート大賞

グランプリがクワクボリョウタの「LOST♯3(組織観察)」なのは予想通りだが、得票率が5割を超えたってのはどうなのかなあ。世の中にはもっとひねくれ者がいてもいいのではないか?

TPP

こちとら既得権に守られて仕事をしているので基本反対なのだが、それでもあえて言うけど、反対の人たちの主張はおかしい。例えば、食料品が自由化されれば多くの人が安い外国米を購入するので国内農業が破綻する、と言うのだが、ここでのポイントは「多くの人が」ってとこ。多くの人が食料自給率がどうとか日本の農業がどうとかより目先の安い米を買うことを優先するのなら、そのための方策を行うのが民主国家の正しいあり方じゃないのかな。自分たちが少数派であることを自覚していながらこっち向いて仕事してくれって言ってもそりゃ話は通らないよ。まず多数派工作をしなきゃ。「タバコは地元のお店で買いましょう」みたいなところから攻めるべき。安いカリフォルニア米が入ってきても日本人は日本の米しか買わないし、一方でアメリカ人は日本の工業製品が安く輸入されればこぞって日本製品を買う、という状態なら、アメリカさんもTPPに参加しろとか言ってこないと思うよ。

2011年10月28日

だめさま

先日のアートストリームで購入した片岡健助の「だめにんげん」2体が到着。この脱力感がよいなあ。

2011年10月24日

桂離宮

参観許可がとれたので、午前半休にして出かける。雨上がりの晴天で、木々もみずみずしいし空気も澄んでるし絶好の日和。予定を超過する大サービスのガイドツアーでした。
コンデジで撮ってるので空のコントラストが飛んじゃってます。水面に写ってるからわかるんだけど、ちょっと残念。
松琴亭。桂離宮は月見のための施設なので、ここに限らず開放的なつくり。市松模様はパンフの写真と比べだいぶ色あせてます。ついでに言うと、ベストの月夜の公開はないから、東から光が入る午前中が狙い目(のはず)。
ツアコンの宮内庁職員。他の施設も含めて濃いキャラの人が多いような気がするのは気のせいかな?


コケはだいぶ剥がれています。踏み石はびみょーな大きさで、しっかり下を見てないと躓くけど、それではせっかくの庭園が見えない。ゆっくり歩けということだろうけど、なかなかそんな優雅な気分にはなれないよね。

書院。高床になっているのは洪水の際に建物が流出しないための工夫とされてます。かっては桂川の水位は桂離宮の池と同じ高さだったそうだから、洪水への備えは切実だったようです。川に面する外周の桂垣(生きた竹を外へ折り曲げそのまま垣とするもの)も同じ目的の構造物。
紅葉の見ごろはまだ先ですが、これで十分な気がしました。というか、ここはいつ来ても見ごろなんだろうなあ。職員の方のお勧めは(雪はめったにないから)雨の桂離宮だとか。修学院離宮の時が雨だったけど、確かに水面の状態はぜんぜん違うよね。

2011年10月23日

秋のえんそく

秋のえんそくもだんだんらくちんに変わってきて、今年は天王山。ここは小学生が遠足で登るところで高低差や所要時間はたいしたことない。それでいて眺望も結構楽しめる。ただ、傾斜はきついので脚にはきますね。

山上で早めに昼食にしてさっさと下山。大山崎山荘美術館「大山崎山荘のおもてなし」展で時間調整してサントリーの山崎醸造所へ。通常の工場見学ではなく参加費千円のセミナーに参加。とはいえ、普通に見学して試飲大会があるだけなんですが、ウィスキー4種(山崎10年、山崎12年、バランタインファイネスト、ジャックダニエル)におつまみ、おみやげのミニボトル付だから十分お徳。問題は時間が限られていて十分楽しめないことだけど、宴会やってるんじゃないから仕方ないな。売店で散在するのはこっちの勝手だし。しかし、気温湿度ともに高いせいだけど貯蔵庫の香りは強烈。あそこで働くのは結構過酷な気がします。

そんなこんなで今日も1万7千歩。

2011年10月22日

天気はそれなりに持ちこたえてたんだけど

朝は3週続きの万博公園へ。ヤノベケンジ「太陽の子」の記者発表。
ヤノベさん、サービス精神満点でようしゃべります。ただ、運営側はもう一つだなあ。お金はかけずに場所を提供してアーティストに勝手にやらせる、のが橋下流みたいなので仕方ないけど、夕方これで痛い目にあうことになります。

太陽の子は岡本太郎記念館でのヤノベケンジ展で展示されるのは知ってたけど、閉幕後は南茨木の駅前に設置されるそうです。ちゃんと管理してくれることを祈ろう。
 太陽の子は全長6.2mとそれなりの大きさですが、青山の記念館の庭に置ける大きさ。この写真だとスケール感がわかりにくいですが、
モノレールから見るとごらんの通り。やっぱ太陽の塔はばかでかいわ。

さて、その後は中之島公園へ。
 ことしもアヒルちゃんが大阪の町に登場。手前のフィギュアは他の人が撮影用に設置したものに便乗しました。さすがにあの行列に並ぶのはちょっとね。
公園内には他にも作品が並んでいます。雨予報なので設置を見合わせている作品もありましたが、一番人気だったのは「テレ金」。電話ボックスの中を千匹の金魚が泳いでいます。受話器がぷかぷか浮かんでるのがステキ。
地下のアートエリアB1へ。「西野トラベラーズ─行き先はどこだ?─」。11時からだと思ってたら12時開場で、しばし設営の様子を眺める。もっとも、開場してからも設営は続いてましたけどね。アップルマンやネットカフェも楽しいけど、やっぱりホームドアが秀逸。

このあと市役所で金氏徹平の「Tower」を見たりコンサートを楽しんだりして心斎橋へ、別件の用事を済ませてから大阪城へ移動。ここに西野進の巨大作品があるはずなのだが、城内をかなりウロウロしたもののどこにあるのかさっぱりわからない。表示もないし、係員に聞いてもわからない。で、結論としては、
(確認できないので推測ですが)これが現物。悪天候の予報が出ていたため展示中止になったらしい。しかしこの作品の情報は万博公園やB1 で仕入れたんだよなあ。万博で頂いた資料では中止の判断は朝7時の天気予報で行うことになっているのに、主催している大阪府の職員(当然ながら文化行政を担当されている方です)や西野の個展を開催しているギャラリーのスタッフに中止の情報が伝わっておらず、見に行くよう勧めるってのはどうなのよ。まあ、事前の広報ができてないくらいだから当日の連絡ができないのは仕方ないとしても、現場のスタッフさんもブルーシート掛けるだけじゃなく看板の一つくらい出しておいてくれればいいのになあ。
気を取り直して京都に戻りゼスト御池のSQUAT2011の地下街展示へ。やはり駅構内の方が気合の入った作品が揃ってるけど、やっぱり立体は楽しいねえ。

で、そんなこんなで今日も2万歩オーバー。明日はえんそくなんだけどなあ。

2011年10月16日

今日は秋晴れ

昨夜の雨も上がって絶好の行楽日和、なんだけど皆さん出足鈍かったね。

田上真也 陶展
日本の美とこころ Luminous展 @JR大阪三越伊勢丹
「観○光」参加作家さんの別バージョン。デパートの美術画廊の入り口にしりあがり寿のオヤジたちが山になって寝ているのはなかなか壮観。

GROOVISIONS キタ 2011 @梅田ロフト、JR大阪三越伊勢丹
帰ってきてからスタンプラリーやってたのに気付く。疲れてるなあ。

アイヌ音楽ライブ トンコリ×ウポポ @国立民族学博物館
みんぱくの研究公演にしては解説の類がほとんどなく、普通のライブに近い状態での公演。そこまではよかったのだが、今度は演奏者がしゃべりすぎで予定を大幅に超過。音楽は面白かったんだけど、難しいなあ。

2011年10月15日

1日乗車券は体に悪い

朝から時折雨の降る薄暗い1日。地下鉄構内でのイベントもあって、京都観光1日乗車券で移動。あちこち空いててよかったけど、自然光の展示品はよく見えない。仕方ないな。

観○光 ART EXPO 2011 @二条城・台所、清水寺・経堂、泉涌寺
今年はスタンプラリーもあってオトク。二条城は去年の方が面白かったけど、他は今年の方が好みでした。エトリケンジのワイヤーの少女とアンティエ・グメルスの壁紙?がお気に入り。

第43回京都野外彫刻展 @京都府立植物園・京都府立陶板名画の庭
それぞれいいんだけど、抜けて「これだ」みたいのは無かったな。雨上がりもあって家は面白かったけど。

SQUAT2011 @京都市営地下鉄烏丸御池駅、京都市役所前駅、三条京阪駅
当然ながら、普通に平らな壁面に平らな作品を貼ってる人より、わざわざヘンなスペースを使う人の方が楽しい。藤井MARYはやっぱりいいよなあ。

ULTRA AWARD 2011 EXHIBITION @ARTZONE
作品もだけど、やっぱりトロフィーのビーズとらやんが強烈。とらやんの眼が怖い。

グルッポ・ルーチェ 第3回合同展
selected works vol.4 @同時代ギャラリー
妙音 vol.2 @ギャラリー佐野、ハロー画廊

めっちゃしんどい。帰宅してまず風呂を入れることから始める。体力無いなあ。

2011年10月10日

連休最終日

おもちゃ絵の軌跡~郷土玩具とおもちゃ絵~ @京都嵯峨芸術大学
どれがと言われると困るけど、予想以上に面白い。おすすめ。

チャリティ 日本酒の会 in 松尾大社
おちょこと引換券5枚を手に日本酒を飲むイベント。酒肴は別会計。お酒の神様だけに当然だけど、酒はうまいし(ねえちゃんはいないけど)酒肴もうまいし、長野さん他のライブもあって最高でした。オークションも含めるとヨメと2人でかなりの散財(浴衣を買ってどうする?)だけど、これもまあ、被災地支援だから、、、